2011年4月21日木曜日

* * * Apr - 2011 ; 丹 沢 湖 に 注 ぐ 渓 流 釣 行 記 * * * .

 
目 次
 Ⅰ.丹沢湖
                1.酒匂川水系の在来渓魚
                2.経 路
 Ⅱ.丹沢湖に流入する河川
                1.中 川 川
                       ① 白 石 沢
                       ② 西 沢
                       ③ 用 木沢
                2.世 附 川
                3.玄 倉 川
 Ⅲ.渓魚の種と自然分布
                 1.アマゴ・ヤマメの自然分布圏
                        ① アマゴ
                        ② ヤマメ
                 2.屋久島のヤマメ
                 3.イワナの自然分布圏 
 Ⅳ.日本のイワナの分類
 Ⅴ.宿泊施設・温泉
                 1.ぶなの湯
 
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Ⅰ. 丹 沢 湖

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1969年
事業者の神奈川県は酒匂川流域の
洪水調節、県全域の上水道、水力発電
等々の多目的ダムの建設計画を実施し
1978年
水没する三保村住民の要望を受け入れ
” 三 保 ダ ム ”
と命名し10年を経て完成に至りました。
この三保ダムは
丹沢山塊を水源とする
東の玄倉川、西の世附川、北の中川川
の各方面から流入する上記
” 三 河 川 ”
水量で貯水せられることを鑑み
神奈川県は
この人造湖を 丹 沢 湖 と命名しました。
過っては ” 永歳橋 ” 辺りで
上述の三河川が合流した地点から
” 河 内 川 ”
と呼称しておりましたが
現在は三保ダムから流れ出
” 県道76号線 ”
に沿うように流れ
” 国道246号線 ”
と交わる
” 清 水 橋 交 差 点 ”
の上り車線30m先の清水橋下で
” 鮎 沢 川 ”
と合流する地点までの
5.5kmを ” 河 内 川 ” と称し
以降は ” 酒 匂 川 ” と名称され
約25kmを経て 相 模 湾 ” に流れ入ります。
 
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1.酒匂川水系の在来渓魚

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 ” ア マ ゴ ”
自然分布の北限と言われ
その生息圏に
” ヤ マ メ ”
生存は皆無が定説ですが
唯一在来種
ヤ マ メ ”
が混棲する特異な元来河川です。
しかし ” イ ワ ナ ” 在来種
記録に無いにも関わらず
過っては
 ” ニッコウイワナ ”
が放流されていましたが
” 最 近 は ”
元来の自然形態に戻すべく
放流を控えているようです。
神奈川県内は
” 3月1日~10月14日 ”
迄が渓魚の遊漁期間です。
  
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2. 経  路 

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東名高速・大井松田ICで降り
直ぐの三叉路の右端
” 山北 ・ 秦野方面 ”
を通り、接続する ” 255号線 ” に進入します。
 
255号線に進入後、直ぐの
” Y 字 路 ”
” 沼津 ・ 御殿場方面 ”
進みます。

大井松田ICより25分余
左側 ” 丹沢湖 ・ 中川温看板
が設置されている
” 清水橋 交差点 ”
を右折し一路、丹沢湖を目指します。
 
丹沢湖に架かる
” 永 歳 橋 ”
 
大井松田ICより、およそ35分
永歳橋を渡り終え
左に進むと、5分ほどで
” 浅 瀬 ゲ ー ト ”
直進すると約10分で
” 白 石 林 道 ゲ ー ト ”
に突き当たり
中川川の本流筋 白 石 沢 ” 入渓地点に着きます。

 
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Ⅱ.丹沢湖に流入する河川

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” 丹 沢 湖 ”
を形成している
丹沢山塊を水源とする
東の 玄倉川 ” 西の世附川 ” 南の中川川 ” 
の3河川を紹介いたします。

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1.中 川 川

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永歳橋を渡り終えた直後に
左側のトンネルを潜ると世附川
直進すると ” 中 川 川 ” が76号線
沿うように流れています。
 
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①  白 石 沢
・・4月1日釣行 ・・

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大井松田から、およそ45分
76号線の突き当たり
” 白 石 林 道 と 犬 越 峠 ”
との出合い地点です。
中川川の支流 用 木 沢 ” 合流地点から
本流筋が
” 白 石 沢 ”
と呼び名が変わります。
左前方は林道のゲートですが
年間車両通行止めです。
右の未舗装の道を進むと用木沢
左の柵を超えると白石沢に入渓できます。
用木沢と白石沢の合流地点は 30m 程下った所です。

入渓直後の白石沢の渓観です。
                気    温・・・・・・・22度 水温=12度
                入渓時間・・・・・・・ 9時~16時
                標   高・・・・・・ 500m
                R   O    D・・・・・・・ 6.6 Foot
                LEADER・・・・・・・150cm
                TIPPET・・・・・・・・8X

落ち込みは低く、淵は浅く、瀬も緩やかで
巨石もそこそこに散在し
遡行し易い、誰にでも楽しめる
渓趣を漂わせています。

ナダラカナな流れが多く出現し
” 石化け ・ ストーキング ”
には苦労します。

早くもオヤツです。
チョット変ですね。
” ガス ・ ボンベ ”
を忘れました。

木々にも新芽が出始めており
” 墨 一 色 ”
とは違う色を感じます。

水量は少く、川幅も狭まり、瀬も浅く緩やかで
それ故に ” STALKING   は苦労します。

!!! 愛しき小さな恋人 !!!

右岸側、滑落ち込みからの
反転流での出会い
左岸の大石に隠れての
” キャスト ”

木々の枝々が
川に覆い被さるように全域で伸びている。
此処までで、久しぶりに3フライも失う。
Rod は 6Foot  の方がよかったかな?

崖際の白い
 ” 山 桜 ”
と紫の
 ”  ミ ツ バ ツ ツ ジ  ”
束の間の逢瀬でしょうか?
高木の山桜、低木のミツバツツジ
数年後には
悲しいかな離れ離れになる事でしょう。

林道が見えたので時間的にも
此処で出渓です。
  
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②  西 沢
・・ 4月7日釣行 ・・

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中川川の支流
1日の白石沢より1分程手前
” 県 営 西 丹 沢 自 然 教 室 ”
の駐車場に駐車します。
” 畦 ヶ 丸 1292m ”
への登山者の拠点になっており
満車になることが多いようです。
 
駐車場直前のつり橋を
” ユ~ラ ・ ユラ ・ ユ~ラ ”
と渡って行きます。

つり橋を渡り終え
杉林の中を
5分ほど進みますと

渓魚にも、人にも嫌われ者の砂防堰堤です。

親切にも階段が設けられています。
? 釣 り 人?
 登山者のために設けられたものでしょう。
右端に ”  畦ヶ丸 ” の標識。

砂防堰堤の上は何処もこんな雰囲気です。
完成当事は水が落ちる側と同じ位の
高さ・深さがあったはずですが
長い間に土砂で埋まってしまったのです。
もう、殆どの砂防堰堤は役目を果たしておりません。
本来は、この土砂を取り除かねばならないのです。

入渓直後の西沢の渓観です。
早くも前方に堰堤です。
               気   温・・・・・・・ 22度 水温=12度 
               入渓時間・・・・・・・・ 10時~16時30分
               標   高・・・・・・・ 550m
               R  O  D・・・・・・・ 6.0 Foot 
               LEADER・・・・・・・・ 150cm 
               T I PPET・・・・・・・・ 8X

丸木橋が度々現れます。
ハッキリした登山路がないので
標識が多く立ってます。

お昼です。
今回はガスは忘れませんでした。

巨石 ・ 巨岩が多く、ソノ間を抜け流れる
落差の小さい ” 落ち込みと淵と平瀬 ” が目立ちます。

登山路は渓流沿いを
右岸に左岸にと
いくつもの ” 丸 木 橋 ” を行き来し
およそ標高1300mの畦ヶ丸の峰に
3時間程で登る
余裕の1日コースになっているようです。

白石沢に比べ、変化に富んでいる分
少々ですが、遡行に注意します。

巨岩・巨石・小石
” 花 崗 岩 ”
ある故に
砂は白く、水は透み、明るい渓です。

およそ3m 程の小滝ですが
この程度の滝は渓魚は登るとか。
一気ではないようで、水心を避けながら
途中の窪みなどで一休みし
何回かに分けて遡上するそうです。

鎖を張った ” ヘ ツ リ ” 30cmの隘路
下を見ると 30m 程度の断崖絶壁で
ヒャー ” キモッタマ ”  が~

断崖を超えると
こんなにも優しく穏やかな顔をみせます。

水勢も水量も貧しくなってきました。
しかし、この淵にナント
!!! 悠々とユラユラと愛しき恋人が!!!

幅 30cm 程の
” ちょろチョロ ”
果たしてこの先は、水源口か?

!! オー圧巻 !!
沢登の本によると 45m  あるそうです。
此処を彼らはロープ等の用具を使い登るのです。
行き止まりですので、出渓です
  
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③  用 木 沢
・・ 4月18日釣行 ・・

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中川川の支流・用木沢
1日の白石沢と同じ所に駐車
            気   温・・・・・・・ 16度 水温=12度 
            入渓時間・・・・・・・・ 10時~14時
            標   高・・・・・・・ 500m
            R  O  D・・・・・・・ 6.0 Foot 
            LEADER・・・・・・・・ 150cm 
            T I PPET・・・・・・・・ 8X
 
 この登山路は丹沢の主峰
 ” 大室山 1581m ”
に通じ、津久井湖方面に下りられます。

入渓直後の用木沢の渓観です。
水量は少ないが
彼女らは住んでいるのです。

北側斜面を流れているので
陽は余り射しませが
石が白色なので、幾らかは明るいです。

岩の割れ目、木の根の間で控えめに
清楚でヒッソリと咲いていた
? この花の名は ?

誰にでも、優しい渓です。

ここにも丸木橋。

短い距離ですので、丁寧に探って
行くことが肝心です。
この先の堰堤で退渓です。

帰り際の上流からの橋の眺めです。
神奈川県は西丹沢の登山路を
良く整備している気がします。
丸木橋・堰堤の階段・チェーン・標識
そして、この橋と。
 
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2.世 附 川
 ・・ 4月18日釣行 ・・
 
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永歳橋を渡り終えた直後に
左側のトンネルを潜ります。
 
              気   温・・・・・・・ 16度 水温=12度 
              偵察時間・・・・・・・・ 08時~09時40分
              標   高・・・・・・・ 400m
              R  O  D ・・・・・・・ 7.60 Foot 
              LEADER・・・・・・・・ 150cm 
              T I PPET・・・・・・・・ 8X
 
大井松田ICから、40分余
行き止まりの林道のゲート付近です。
昨年の台風で壊滅的と聞いてはいたが?

ゲート付近の様子です。
『 関係者以外通行禁止 』
の立て看板があるが、無視して強行突破!!

右のコンテナはゲート入り口近くの
” 管理釣り場の事務所 ”
前の流れには
巨石が20m置き位に流れを
止める様に並べられた
管理釣り場だったんですが・・・。

色々な看板が立ち並んでいます。
右に進むと
 ” 大 又 沢 ”
左が ” 世附川 ” です。

分岐点から僅か 30m歩いた所で
この有様です。

見るも無残なこの姿!!!

護岸の下をえぐり取られ、ずり落ちています。
左上方が林道の位置です。
 
 

深さ 3m程の大穴
底の穴から土砂が浚われたのです。
 
山肌が崩壊し林道を塞いでいます。



淵も巨石も土砂で埋められてしまい
瀬が急いで流れているだけです。
 




重機が川底を浚い
左右の川原に積み上げています。

その下流は泥水です。
彼女らの住まいは一体何処に

ほんの300m足らずの間の光景です。
林道は、いたる所で激流に侵食されたり
多量の雨で山肌が崩れ落ち
寸断され
渓流はその土砂で埋められ
早瀬を作り出しているだけです。
落ち込み・淵・瀬・等が
一つの蛇行区間に幾つも現れるのが
本来の渓流の姿なのですが・・・。
開けた渓なので 7.6 Foot を用意しましたが
一度も ” キャスティング ” をすることはあいませんでした。


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* * * 3. 玄  倉  川 * * *

2012年4月
玄倉川源流域釣行記
下記にアクセスください。
http://pluvius1998.blogspot.jp/2012/04/blog-post_11.html
 

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①  地 理 的 特 徴

玄倉川は、標高1672m の丹沢山塊の最高峰
蛭ヶ岳・檜洞丸・塔ノ岳など急峻な山を水源とし
特に玄倉ダム付近から上流は ” V字形 ” をなす
両岸が険しい崖状の地形が連続しており
難しい沢登りのコースが多数あることで知られています。
このことは即ち、玄倉川はひとたび豪雨となれば
急激に水位を増す危険な谷なのです。

②  玄 倉 川 水 難 事 故

1999年8月13日、中洲でキャンプをしていた
廃棄物処理業者の社員及びその家族
さらに社員の婚約者・女友達を含む18人が
13日午後から翌14日午前中まで続いた豪雨による増水と
11時ごろの玄倉ダムの放水が重なり
中州は水没し、13名の命を奪った水難事故です。

③  現          況

水難事故以後は近ずいておりません。
入漁券を購入した際に渡される
『 渓 流 釣 り 場 案 内 図 』
にはゲートより上流への入渓に警告を発しています。
 
 
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現在は
 ” 中川川水系 ”
しか渓流釣りはできません。
『 西丹沢自然教室 』
より上流には
” ゴルジュ ” 水力発電ダム ”
もありませんが
突然の豪雨や膝上の急流の渡渉には
足を取られる事を
常に承知し
安全で楽しい釣行を心がけましょう。
 
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幸いです
 
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Ⅲ.渓魚の自然分布と種
 
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1.アマゴ・ヤマメの自然分布圏

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①  ” ア マ ゴ ”
学 名 = Oncarhynchus masou ishikawae
神奈川県・酒匂川以西
太平洋側、瀬戸内海に流れ出る河川
及び豊後水道に流入する
大分県と福岡県の県境の岩岳川以南
大分県・別府湾に注ぐ大野川までの間
そして、四国全域です。

②  ” ヤ マ メ ”
学 名 = Oncarhynchus masou masou
神奈川県・酒匂川以北
北海道全域、日本海側全域
九州は鹿児島と"アマゴ自然生息圏"を除く全域です。

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2. 屋久島の ” ヤマメ ”

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屋久島の安房川・小杉谷に棲息する山女は
鹿児島県水産試験場
旧大口養魚場
(1961年・昭和36年開設)
が1968,1969(昭43,44)年に
旧東京都水産試験場奥多摩分場
からヤマメ発眼卵を移入し
ふ化仔魚から養成した親魚が元の稚魚を
1971年(昭和46年)に
(理事長・木村英造・1994年2月解散
『 財団法人・淡水魚保護協会 』
の会員だった
文化勲章受章者
今西 錦司 博士
の働きかけにより
放流したとの石碑が小杉谷集落
旧小杉小・中学校跡の校門の門柱前に
設置されております。
 

 
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3.イワナの自然分布圏

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① ” ヤ マ ト イ ワ ナ ”
学 名 = Salvelinus leucomaenis japonicus
静岡県・富士川から天竜川の間
主に中部山岳帯の太平洋側の最上流域
及び滋賀県・琵琶湖東岸に注ぐ諸河川です。
命名は 大島 正満 理学博士です。
  
② ” ニッコウイワナ ”
学 名 = Salvelinus leucomaenis pluvius
神奈川県・相模川から利根川まで
新潟県・胎内川、三面川
ニッコウイワナアメマスの混棲境界線から
鳥取県までの間
及び滋賀県・琵琶湖西岸に注ぐ諸河川です。
命名は 大島 正満 理学博士です。

③ ”ゴ ギ ”
学 名 = Salvelinus leucomaenis imbrius
山陰では島根県の斐伊川から高津川まで
山陽では岡山県の吉井川から広島県の太田川を経て
山口県の錦川まで
他の イワナ との著しい相違は
頭頂部から背部にかけて
淡色斑の虫喰い模様、鯖模様が存在することです。
尚、大 島 正 満 博士 ” 種 ”  と認めず
ニッコウイワナに偏しています。
因みに、広島県の天然記念物に指定されております。

④ ” キ リ ク チ ”
学 名 = Salvelinus  japonicus Oshima
過っては奈良県・十津川
和歌山県・日高川、熊野川に生息していましたが
現在は奈良県・十津川最上流部の1支流1谷となり
他河川においては絶滅したとのことです。
因みに、奈良県の天然記念物に指定されております。 
尚、大 島 正 満 博士
ヤマトイワナの1亜種と捉えております。
 
⑤ ” ア メ マ ス ”
学 名 = Salvelinus leucomaenis leucomaenis
  茨城県・那珂川以北と新潟県・胎内川、三面川の
ニッコウイワナアメマスの混棲圏以北
及び北海道全域です。

⑥ ” オショロコマ ”
学 名 = Salvelinus malma malma
北海道内に限られており
東部・知床半島、標津地方、中央部・石狩、日高山渓
西部・支笏、定山渓地方及び渡島半島です。

⑦ ” ミヤベイワナ ”
学 名 = Salvelinus malma miyabei
北海道、十勝管内の大雪山国立公園内にあり
道内最高所の湖、標高810mに位置し
カルデラ湖 OR 火山性堰止湖とも言われている
周囲13.8km、最大深度108m
冬季間は結氷する、この然別湖に生息しているイワナです。
動物学者 大島 正満 博士
然別湖のみに生息するイワナを新種としましたが
他の多くの学者はオショロコマの亜種と捉えています。
命名は1938年新種として大島博士が恩師である
札幌農学校( 現在の北海道大学 )の
宮部 金吾 博士 の名を学名に冠し
贈呈した由来があります。
又、北海道の天然記念物に指定されております。


以上が、動物学者 ” 大島 正満 博士 ” の学説であります。
尚、九州には ” イワナ ” の自然分布圏は存在しません
 
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Ⅳ.日本のイワナの分類

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1.一 種 説

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1951年
魚類分類学の創始者
田中 茂穂 理学博士
は 日本の イワナ オショロコマ 一種とする説。

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2. ” 五種一亜種説 ”

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1961年
動物学者 大島 正満 理学博士は
オショロコマ、ミヤベイワナ、アメマス
ニッコウイワナ、ヤマトイワナ
の五種とし
キリクチ ヤマトイワナ
 の亜種と唱える。 
ゴ ギ
は種と認めず
 ニッコウイワナ
に偏しました。

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 3. 二 種 一 亜 種 説
 
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1967年
霊長類学の創始者及び棲み分け理論で
世界的に高名な
文化勲章受章者 今西 錦司 理学博士は
日本のイワナ
アメマス オショロコマ
斑紋点の無色と有色の二種
ゴ ギ
を一亜種とし
他の有色斑紋点、
ミヤベ・ニッコ ウ・ヤ マト・キリクチ

アメマスノ
の地理的に連続的に変化する
” クライン ”
であると唱え
大島 正満 博士 の説を激しく批判しました。

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Ⅴ.宿 泊 施 設 ・ 温 泉

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帰り際に ” 武田信玄の隠し湯 ” と言われている
中川温泉街の端にある
山北町営の ” ぶなの湯 ” で疲れを癒そうと
訪れたら、臨時休業でした。


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最後までご覧いただき、ありがとうございました。
お気づきの点がございましたら
” コ メ ン ト ”
いただければ幸いです。
 
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2 件のコメント:

タニー さんのコメント...

はじめまして。
ブログを拝見し、参考にさせていただいています。
flyfishingを20年近くやっているものです。昨年9月に寄から雨山峠越えでユーシンに行きました。今年は玄倉林道が通行止め解除になった、とのことで、林道からの釣行を考えていますが、ブログを拝見すると、白石沢もよさそうですね。近日の平日釣行を考えていますが、西丹沢自然教室から用木沢出会と白石沢では、魚影の濃さはどうでしょうか?また開豁でflyfishing向きという点ではどうでしょうか?

Malma・Malma さんのコメント...

The Scenery Of Mountain Stream: *** 丹 沢 湖 に 注 ぐ 渓 流 釣 行 記 ***

ご覧いただき、ありがとうございます。
伏字で紹介される方々が少なくない中で
決して”釣果を求め得られる釣方”とは、思っておりませんので
渓流釣愛好者の多くに渓流と渓魚釣を楽しんでもらいたく、詳細に記するよう努めております。
ご質問の件ですが
今年度は、まだ出かけておりませんが
昨年度の光景を述べますと、自然教室から白石沢と用木沢の出会いの手前橋ほどまでは
ブルドーザーが入り、河原の砂利でキャンプ場の擁護壁を作っているかのように
砂利をうず高くし固め、川面は一面砂利化され、都合よく流路は変えられ
川遊びがしやすい長い浅瀬を作り出していました。
ひとたび増水すれば、小石をさらい流してしまうのにとの思いでした。
白石沢及び用木沢の魚影については、何とも言い難いです。
どうぞ、安全で楽しい渓魚釣をお楽しみください。
投稿者 Pluvius1998 時刻: 13:00 0 コメント メールで送信BlogThis!