2015年5月15日金曜日

* May-2015;多摩川支流・小 菅 川 源 流 域 釣 行 記 *

 
目 次
 Ⅰ.小菅川
                1.小菅村
                2.経 路
                3.入 渓
   Ⅱ.渓魚の種と自然分布
                1.アマゴ・ヤマメの自然分布圏
                       ① アマゴ
                       ② ヤマメ
                2.屋久島のヤマメ
                3.イワナの自然分布圏 
   Ⅲ.日本のイワナの分類
                1.一 種 説      
                2.五 種 一 亜 種 説
                3.二 種 一 亜 種 説

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Ⅰ.小  菅  川  

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奥秩父山塊の南端
山梨県甲府市内の大菩薩連山
” 大 菩 薩 峠 ”
(1897m )
の東斜面を主水源とし
” 小 菅 村 ”
中央を東に穏やかに流れ
東京都との境界線
奥多摩湖
の最西端に流入する
” 多摩川の支流 ”
およそ13kmであります。
  尚
” 多摩川水系 ”
の在来渓魚は
” ヤマメ  ・ イワナ ”
であり
” アマゴ ”
の自然分布ではありません。
 
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1. 小   菅   村  

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東京都奥多摩町 ・ 奥多摩湖最西端
を境界線とする
山梨県東端
人口800余名 ・ 標高700m ・ 95%森林
緩瀬な小菅川上流域に集落してい
秩父多摩国立公園
内の一画を占めている山村です。
主たる産業は
” 蒟 蒻 ”
” 県下1位のワサビ栽培 ”
” ヤマメ ・ イワナ養殖 ”
等の一次産業と
 『 自然と遊びの宝庫、多摩源流の村 』
と標榜し
ヤマメ・イワナ釣り
ハイキング・キャンプ
等々の
” アウト ・ ドア ・ スポーツ ・ フィールド ”
を整備し、更に村営
 ” 小菅の湯 ”
源泉温度30度以上の
” 世界的 ” にも極めて珍しい 高アルカリ性 ”
温泉等々と
都心からも2時間ほどのこともあり
” 観 光 事 業 ”
にも力を注いでおります。
尚、養殖事業は
1961年
( 昭和36年 )
都奥多摩さかな養殖センター
( 旧東京都水産試験場奥多摩分場 )
” 日本初のヤマメ人工養殖 ”
成功しことを受け
地の利もあり
いち早く ”ノウハウ ” を導入し
1963年
(昭和38年)
日本初の民間による
” ヤマメの人工養殖の事業化 ”
した村としても知れ渡っております。
因 み に
東京都は明治時代から
源流域周辺の森林の殆どを
国有林の払下要請で獲得したり
山梨県及び民間所有の森林を
積極的に購入し
そ し て
水利権の絶対的確保を達成した事により
都民及び国際都市
としての重要な
独自の上水道源の礎を築き
1938年
小河内ダム建設に至り
1957年
に完成し
現代に重要な都市機能の役割
果たしております。
尚、流域周辺は
山梨県内にも関わらず
東京都水道局の管理下にある
稀な河川です。
 
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2.経 路
 
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中央道 ” 上野原インター ” を降り
標識に従い
” 小 菅 村 ”
目指します。
 
上野原インターより数分で
” 甲州街道20号線 ”
に出合い、左折します。
 
上野原インターより5分弱
信号機のないY字路を
” 小菅 ・ あきる野 ”
方面に右折します。
 
33号線を一直線に走ります。
 
上野原インターより約15分
T字路交差路
” 小菅方面 ・ 18号線 ”
に進入します。
 
途中途中で
” 18号線 ”
を確認しながら走ります。 
 
 
 
上野原インターより凡そ45分
” 上野原市 ”  と ” 小菅村 ”
の境界線。
 
 
 
 ” 道 の 駅 こ す げ  ”
敷地内には ” 小菅の湯 ” があります。
帰り際に寄ってみては如何でしょうか。
 
 
上野原インターより約60分
信号機のある 
” 小 菅 村 役 場 前 ”
T字路交差点に到着
正面二棟の建屋が村役場です。
役場隣の酒屋
” 入 漁 券 ”
購入しましす。 
!! ナナ  !  ナント !!
女性は半額です。
 !! 女性にに優しい小菅川 !!
 
” 県 道 5 0 8 号 線 ”
を直進し
” 白糸の滝駐車場 ”
を目指します。
 
未舗装の508号線
( 林道ではない )
時速20Km程で車の底を
擦らぬように慎重に進みます。
 
未舗装県道
を約15分程徐行します。
 
上野原インターより約80分
小菅村役場から凡そ20分
” 白糸の滝駐車場 ”
に到着
お疲れ様でした。
 
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3. 入  渓
        
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                      釣 行 日 ・・・・・5月14日
                      入 渓 時 ・・・・・8時50分
                      標      高 ・・・・・820m
                      天      気 ・・・・・快 晴
                      気      温 ・・・・・18度
                      水      温 ・・・・・12度
                      R  O   D ・・・・・6.00 Foot Power = Slow
                      L  I  N E ・・・・・ Au Ver A Soie Silk 3-Weight
                      LEADER ・・・・・Phoenix Silk Leader 150cm
                         TIPPET・・・・9 X

駐車場より直ぐのゲート
 
ゲートから2~3分
” 白糸の滝 ”
入口から ” 5分 ” と表示されてます。
帰りに寄って見てください。
 
ゲートから5分強
此処から下りられますが・・・・・
 
下りた目の前は、越すに越されぬ
天然石を積み上げ
コンクリートで固めた堰堤
遠目では凸凹感が
自然の滝と見間違えるほどです。

ゲートから約10分弱
崩落個所の法面補強の手前
車寄せの上流側
ガードロープを跨いだ所が
” 入 渓 口 ”
になります。
 
 下りると直ぐに
この看板が目に入ります。
 
カナリの急勾配で足元は
 ” ジ メ ジ メ  ”
滑りやすいので

短い距離ですが
信頼して
綱を握り締め下ります。
 
下り終わった直後の
崩落した法面の補強個所の眺め。
 
” 2011年7月 ”
の川からの様子
山崩れによる緩斜面は
 ” ガ  レ ”
場を形成し
時 折
大きな砕石がコレゲ落ちてました。

細流で、勾配が緩やかな流れが続きます。
 
 
  
 
 
北側斜面際を流れており
陽が入り難く
苔が多く生し
快晴にも関わらず肌寒いです。
 
 
両岸は小さく切り立った岩壁で
淵は深く遡行は無理です。
不安げに見回すと
左岸側に細木に結ぶ付けられた
3本の綱が垂れ下がっています。
 
左手にロッド
右手にロープを握り締め
僅か10cmほどの引っ掛かり足場
マッ、落ちても水の中
低いから命に別状なし
気楽に ” ヘツリ ” ましょう。
 
 
10時20分、標高850m
腹部に薄い黄色の
” ニッコウイワナ ”
 
中央の浮き石
の裏周りからのライズです。
 
白い底石と陽射しと苔の緑
が川面に反映し
神秘的な流れを醸し出しています。
   
11時20分、標高880m
腹部に微かな黄色
 
左岸側の小さな窪みの
反転流からのライズです。
 
入渓後、2時間40分
最初に出合う
自然の両岩壁を利用して
自然石を積み上げ
セメントで固めた
威圧感のない堰堤。
前面コンクリートに比べると
ほっとする。
容易に右岸を巻きます。
 
11時50分昼食です。
 
レトルトスープを温め
パンを焼き
タップリのグースのパテとサラダ菜
 
食後のリーフティーと洋菓子
 
 
12時50分、標高900m
苔の色が反映し綺麗ですね~
 
左岸側の浮石周りからのライズ
ティペット ” 9 X ” はスリリング
 


丸太の上を通ります。
 
入渓後、5時間20分
!! 崩れてしまえ !!
と思った瞬間です。
 
急斜面の根を確認しながら
四つん這いで掴み
右岸側を上巻きします。
 
少し突出した所から
5m先に堰堤が見えます。
此処から角度のない3mの壁を
細木に掴まり下ります。
 
苔むした丸太橋
 
入渓後、5時間50分、3番目堰堤
右岸側堰堤の壁際から容易に越えます。 
 
 
14時50分、標高960m
4匹、全てが
全身に細かい白班点を散りばめ
パーマークが極めて不鮮明
更 に
日本初の小菅人工養殖場を備え
他川の渓魚を養殖・放流したとは考え難く
恐らく ” 多摩川在来  ” の岩魚
と思われます。
 
低い落ち込みから
左岸側岩際
” 瀬 頭 周 辺 ”
からのライズです。
  
 
 
 
浅い滑落ち込み
左岸側の大石下にライズ発見
四つ這いになって
” ストーキング ”
” Presentation ” で ” Hooking ”
! OH  !!  NICE  !!
LANDING NET 
を水中に差し入れた時・・・・?
 
15時10分、標高980m
魚止めの滝といわれている
落差12~3m
 ” 雄  滝 ”
全国に ” 雄 滝 ・ 雌 滝 ” の名称は
数多くありますが
形、由来は似たようなものです。
此処で、出渓です。
 
滝見台の案内板
 
滝見台の向かいにも
雄滝の倍の落差
帯のような小滝。
 
滝見台で一休み後
遊歩道を辿ります。
 
 
 
滝見台より約10分
雄滝入口に到着
未舗装県道 ” 508号線 ” を下ります。
 
雄滝遊歩道入口より5分
” 雄滝駐車場 ”
周辺だけが舗装されています。
 
雄滝より25~6分
 崩落場所工事後個所
 
2011年7月、通行不能でした。
 
雄滝より32~3分 
”  白 糸 の 滝 ”
入 口。
 
” 白 糸 沢 ”
から流れ落ちる 落差36m
 
雄滝より35分
白糸の滝に寄って45分
無事、白糸の滝駐車場に到着です。 
 
駐車場のトイレ
黒い棒を付けた長方形の
” 白 い 箱 ”
判ります?
そう、用を足し終えたら
黒い棒を上下に動かし
井戸の水を汲み上げるがごとく
” 人力水洗トイレ ”
なのです。
 
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** 6時間30分の釣行雑感 **
 
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県道沿いを流れる
急斜面の深い
” ゴルジュ態の渓 ”
で入出渓地点が限られ
水量は多くはなく
勾配がナダラカな細流で
所々で ” 巨岩 ・ 巨石 ” を散らばせ
落ち込み ・ 棚 ・ 淵 ・ 瀬 ・ ゴーロ
と規模は小さいが
渓趣に富んだ
遡行し易い渓です。
 
       入渓時刻・・・・・・・・・ 8時40分
       入渓高度・・・・・・・・・ 830m
       退渓時刻・・・・・・・・・ 15時10分
       退渓高度・・・・・・・・・ 980m
       R  I  S E・・・・・・・・・6 回
       合せ切れ・・・・・・・・・ 0 回   
       合せ仕損・・・・・・・・・ 0 回         
       バ ラ シ・・・・・・・・ 2 匹
        LANDING-NET・・・・・・ 4 匹    
        LANDING-NET%・・・・・ 75%
 
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帰り際には
 ” 白糸の滝 ”
駐車場から20数分
道の駅 ” こすげ ” 敷地内の
” 小菅の湯 ”
立ち寄っては如何ですか。
 
 
 
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幸いです。

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Ⅱ.渓魚の自然分布と種

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1.アマゴ・ヤマメの自然分布圏

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① ” ア マ ゴ ”
学 名 = Oncarhynchus masou ishikawae
陸封型をアマゴ
降海型はサツキマス
と命名されています。
神奈川県・酒匂川以西の太平洋側
瀬戸内海に流れ出る河川
及 び
豊後水道に流入する
大分県と福岡県の県境の岩岳川以南
大分県・別府湾に注ぐ大野川までの間
そして、四国全域です。

② ” ヤ マ メ ”
学 名 = Oncarhynchus masou masou
陸封型をヤマメ
降海型はサクラマス
と命名されています。
神奈川県・酒匂川以北
北海道全域
日本海側全域
九州は鹿児島県と
" アマゴ自然生息圏 "
を除く全域です。
因みに
鹿児島県の110年に渡る
内水面漁業協同組合史の記述には
” ヤ マ メ ”
の文字は、見当たりません。
  
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2. 屋久島の ” ヤマメ ”

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” 屋久島安房川 ・ 小杉谷 ”
に棲息する山女は
鹿児島県水産試験場
旧大口養魚場
(1961年・昭和36年開設)
が1968 ・ 1969年に
( 昭43年 )  ( 昭和44年)
旧東京都水産試験場奥多摩分場
からヤマメ発眼卵を移入し
ふ化仔魚から養成した親魚が元の稚魚を
1971年
( 昭和46年 )
『 財団法人・淡水魚保護協会 』
( 理事長・木村英造 ・ 1994年2月解散
会員だった文化勲章受章者
今西 錦司 博士
の働きかけにより
放流したとの石碑が
小杉谷集落
” 旧小杉小 ・ 中学校校門跡 ”
の門柱前に
設置されております。
 
  
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3.イワナの種と自然分布圏

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① ” ヤ マ ト イ ワ ナ
学 名 = Salvelinus leucomaenis japonicus
陸封型のみの種で
降海型は、おりません。
静岡県 ・ 富士川から天竜川の間
主 に
中部山岳帯の太平洋側最上流域
及 び
滋賀県 ・ 琵琶湖東岸
に注ぐ諸河川です。
形態的特徴は
背部の白色斑点が
” 無  or  不鮮明 ”
並びに腹部に
 オレンジ
の斑点があります。
命名は 大島 正満 理学博士です。
 
② ” ニッコウイワナ ”
学 名 = Salvelinus leucomaenis pluvius
陸封型のみの種で
降海型は、おりません。
神奈川県 ・ 相模川から利根川まで
新潟県 ・ 胎内川、三面川
の  ニッコウイワナ ” アメマス ”
混棲境界線から鳥取県までの間
及 び
滋賀県・琵琶湖西岸に注ぐ諸河川です。
形態的特徴は
背部に白色斑点
腹部に レモン 斑点があります。
命名は 大島 正満 理学博士です。
 
③ ” ゴ  ギ ”
学 名 = Salvelinus leucomaenis imbrius
陸封型のみの種で
降海型は、おりません。
島根県の斐伊川から高津川まで
岡山県の吉井川から
広島県の太田川を経て
山口県の錦川まで
形態的特徴は
頭頂部から背部にかけて
淡色斑の ” 虫喰い模様、鯖模様 ” が存在し
腹部に レモン の斑点があります。
尚、大 島 正 満 博士 ” 種 ” と認めず
ニッコウイワナ
に偏しています。
因みに広島県の
天 然 記 念 物
に指定されております。

④ ” キ リ ク チ ”
学 名 = Salvelinus japonicus Oshima
陸封型のみの種で
降海型は、おりません。
世界最南端に棲息し
過っては
奈良県 ・ 十津川
和歌山県 ・ 日高川、熊野川
に生息していましたが
現在は
奈良県 ・ 十津川最上流部
の1支流2谷となり
他河川においては絶滅したとのことです。
形態的特徴は
腹部に
オレンジ
の斑点があります。
因みに奈良県の
天 然 記 念 物
に指定されております。
尚、大 島 正 満 博士
ヤマトイワナ
の1亜種と捉えております。
 
⑤ ” ア メ マ ス ”
学 名 = Salvelinus leucomaenis leucomaenis
降海型をアメマス
陸封型はエゾイワナ
と命名されています。
  茨城県・那珂川以北
新潟県・胎内川、三面川の
ニッコウイワナアメマス
の混棲圏以北
及 び
北海道全域です。
形態的特徴は
全体に ” 白色斑点 ” があります。

⑥ ” オショロコマ ”
学 名 = Salvelinus malma malma
陸封型をオショロコマ
降海型はオショロコマスと命名。
北海道内
に限られており
東部 = 知床半島、標津地方
中央部 = 石狩、日高山渓
西部 = 支笏、定山渓地方
及び渡島半島です。
形態的特徴は
体側に があります。

⑦ ” ミヤベイワナ ”
学 名 = Salvelinus malma miyabei
北海道
十勝管内の大雪山国立公園内
道内最高所の湖
標高810mに位置し
カルデラ湖 OR 火山性堰止湖
とも言われている
周囲13.8km、最大深度108m
冬季間は結氷する
 然 別 湖 ”
のみに生息している
イ ワ ナ
形態的特徴は
体側に があります。
動物学者
大島 正満 博士
新種としましたが
他の多くの学者は
” オショロコマ ”
の亜種と捉えています。
命名は1938年
大島博士が恩師である
札 幌 農 学 校 
( 現在の北海道大学 ) 
宮部 金吾 博士
の名を学名に冠し
贈呈した由来があります。
又、北海道の
天 然 記 念 物
に指定されております。
以 上 が
” 動物学者 ・ 大島 正満 博士 ”
の学説であります。
尚、九州には
 ” イ ワ ナ ”
の自然分布圏は存在しません。
 
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Ⅲ.日本のイワナの分類

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1. 一   種   説
 
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1951年
魚類分類学の創始者
田中 茂穂
理学博士は日本の
イワナ
オショロコマ
一種とする説
 
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2. 五  種  一  亜  種  説

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1961年、動物学者
大島 正満
理学博士は
オショロコマ、ミヤベイワナ、アメマス
ニッコウイワナ、ヤマトイワナ
の五種とし
キリクチ ヤマトイワナ
亜種と唱え
  ゴ ギ ”
は種と認めず
ニッコウイワナ ”
に偏しました。
  
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3. 二  種  一  亜  種  説

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1967年
霊長類学の創始者
及び
棲み分け理論
で世界的に高名な
文化勲章受章者
今西 錦司
理学博士日本の
イワナ
アメマス オショロコマ
斑紋点の無色と有色の二種
 ゴ  ギ
 を一亜種とし
他の有色斑紋点
ミヤベ・ニッコ ウ・ヤ マト・キリクチ
アメマス
地理的に連続的に変化する
” ク ラ イ ン ”
であると唱え
大島 正満 博士
の説を激しく批判しました。
 
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最後迄ご覧いただき
ありがとうございます。
お気づきの点がございましたら
” コ メ ン ト ”
いただければ幸いです。
 
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