目 次
Ⅰ.千 曲 川
1.川 上 村
2.毛木場駐車場
3. 経 路
2.毛木場駐車場
3. 経 路
4. 入 渓
① 下 流 編
② 中 流 編
Ⅱ.宿 泊 施 設
① 下 流 編
② 中 流 編
Ⅱ.宿 泊 施 設
1.金 峰 山 荘
2.川 上 山 荘
3.町 田 市 自 然 休 暇 村
4.白 木 屋 旅 館
Ⅲ.渓 魚 の 種 と 自 然 分 布 圏
2.川 上 山 荘
3.町 田 市 自 然 休 暇 村
4.白 木 屋 旅 館
Ⅲ.渓 魚 の 種 と 自 然 分 布 圏
1.ア マ ゴ
2. ヤ マ メ2.屋 久 島 ヤ マ メ
3.イ ワ ナ
Ⅳ.日 本 の イ ワ ナ の 分 類
1.一 種 説
2.五種一亜種説
3.二種一亜種説
========================================================
Ⅰ.千 曲 川
=========================================================
長野県川上村 ・ 埼玉県秩父市
( 甲 州 ) ( 武 州 )
山梨県山梨市
( 信 州 )
三県境の奥秩父連峰主脈中央に位置する
” 甲 武 信 ヶ 岳 ”
( こぶしがたけ ・ 2475m )
の長野県川上村側北斜面の
湧水を主水源とし
” 八 ヶ 岳 ・ 蓼 科 ”
を源頭とする諸支流を集め
松本辺りで ” 飛騨山脈 ” を水源とする
北流してきた ” 犀 川 ” と合流した後
( 上高地・梓川 )
北西に流れ
” 新潟県 ” に入り ” 信濃川 ”
と名称を変え
越後平野を潤し日本海に流れ入る
全長367km ” 日 本 最 長 ” の河川です。
因 み に
信濃川と呼ばれている部分が
” 153km ”
なのに対し
千曲川の方は
” 214km ”
と長いのですが
河川法上では
千曲川を含めた信濃川の本流を
” 信 濃 川 ”
と規定しています。
尚、信濃川の渓魚の自然分布は
” ヤ マ メ ” と ” ニ ッ コ ウ イ ワ ナ ”
でしたが、今では
” アメマス ” の陸封型 ” エゾイワナ ”
が放流されているようです。
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1. 川 上 村
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長野県の最東南端
に位置し
全国市町村の役所所在地
” 日 本 一 最 高 度 ”
( 標高1185m )
地点にあり
最高気温30.1度 ・ 最低気温-18.9度
甲 武 信 ヶ 岳
( こぶしがたけ ・ 2475m )
国 師 ヶ 岳
( こくしがたけ ・ 2592m )
朝 日 岳
( 2579m )
金 峰 山
( きんぷさん ・ 2599m )
と連なる奥秩父連峰主脈の北斜面を擁し
甲武信ヶ岳の北側斜面
標高 ” 2200m ” には
” 千 曲 川 信 濃 川 水 源 地 標 ”
が設置されている
人口約4500余名の千曲川最上流
秩父多摩甲斐国立公園
の一角を占めている村です。
特に ” 野菜産業 ” は
( レ タ ス )
昼夜の大なる温度差
豊潤な大地、豊かな水
に恵まれると共に
農家の方々の努力で
レタスの生産高が
日本一の ” レ タ ス 王 国 ” であり
レタス農家約600軒の
年平均収入は ” 2500万円 ” にもなるそうです。
因 み に
彼らを支えているのは
” 中 国 ・ フィリッピン ・ タ イ ”
各国の識別色の野球帽を被った
農業研修生で
最盛期の夏季には
” 1 0 0 0 余 名 ”
にも至るとのことです。
” 1 0 0 0 余 名 ”
にも至るとのことです。
ま た
古くは猟犬としての勇敢さを保つために
古くは猟犬としての勇敢さを保つために
雌犬を山中の木に留めて
” ニホンオオカミ ”
と交配させたという伝承がある
『 川 上 犬 』
は長野県の ” 天 然 記 念 物 ” に指定されてます。
は長野県の ” 天 然 記 念 物 ” に指定されてます。
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2.毛 木 場 駐 車 場
======================================================
川上村の68号線沿い
川上村の68号線沿い
地元スーパー
” ナ ナ ー ズ ”
から約25分
毛木場駐車場~1:40ー>千曲川滑滝
1:20->千曲川信濃川水源地標~1:00
<ーー> 甲 武 信 ヶ 岳 <ー->
~0:40ー> 三宝山~2:20ー>大山
~0:40->十文字峠~1:40->毛木平駐車場
と
” 甲武信ヶ岳 ” を目指す ” 奥秩父連山 ”
への ” 登山愛好者の登山拠点 ” であり
この周回コースを
” 健 脚 の 猛 者 ”
は日帰り9時間程で廻って来るそうです。
=====================================
3.経 路
======================================
” 甲州牛専門店 ・ 和こう ”
がございます。
がございます。
帰路には ” 是 非 ” ご賞味ください。
薬味もタップリで
お豆腐の味が絶品です。
韮崎ICから約3分、三つ目の信号
メニューは
ステーキ ・ 焼肉 ・ すき焼き
しゃぶしゃぶ
の4種が基本で
特に ” タ ン ” は
この冷奴は格別です。しゃぶしゃぶ
の4種が基本で
特に ” タ ン ” は
薬味もタップリで
お豆腐の味が絶品です。
韮崎ICから約3分、三つ目の信号
” 宮久保交差点 ”
を須玉・明野方面へ左折し
を須玉・明野方面へ左折し
” 茅 ヶ 岳 広 域 農 道 ”
沿いに明野で唯一のワイナリー
” ミ サ ワ ワ イ ナ リ ー ”
奥には ” ワインショップ館 ” があります。
詳細は下記にアクセスください。
” ミサワワイナリー ”
の看板から500m進むと
” 日照時間日本一 ”
を誇る明野町に
を誇る明野町に
” 富士山 ・ 南アルプス ・ 八ヶ岳 ”
を望む大パノラマが展開する
源泉温度45.1度、ナトリウム含有
の町営 ” 明野温泉太陽館 ” があります。
” ナ ト リ ウ ム 温 泉 ”
で心身を癒し
ワインショップ館で
”大事な人”
にお土産を買い
” 甲州牛専門店 ・ 和こう ”
でお腹を満たし
帰宅なさっては如何でしょうか。
7月下旬~8月中旬まで開催され
太陽館を中心に
” ひ ま わ り 6 0 万 本 ”
が今まさに真っ盛りです。
御気に留めておいてください。
韮崎ICより約15分
ワインショップ館で
”大事な人”
にお土産を買い
” 甲州牛専門店 ・ 和こう ”
でお腹を満たし
帰宅なさっては如何でしょうか。
” 北杜市明野サンフラワーフェス ”
が毎年7月下旬~8月中旬まで開催され
太陽館を中心に
” ひ ま わ り 6 0 万 本 ”
が今まさに真っ盛りです。
御気に留めておいてください。
韮崎ICより約15分
” 孫 女 橋 ”
( まごめはし )
を渡り終えた所で右折します。
韮崎ICより25分ほどで
塩川ダムの建設により造られた
人造湖・瑞牆湖前
” Y 字交差路 ”
を右に5分ほど進みますと
増富村営 ” 増富の湯 ” 日帰りの
” 含有量世界一のラジュウム温泉 ”
に着きます。
帰路には是非お寄りください。
山梨県側の信州峠の麓
” T 字交差路 ”
周辺が住人50余人 ・ 28世帯
” 塩 川 最 上 流 ”
の山村、黒森地区です。
” T 字交差路 ”
周辺が住人50余人 ・ 28世帯
” 塩 川 最 上 流 ”
の山村、黒森地区です。
百名山・瑞牆山
( みずがきやま ・ 2230m )
の登山拠点として、周辺には
山荘 ・ 民宿 ・ キャンプ場
が点在しており
夏季には、林間学校の生徒で
大変、賑わいます。
右折すると本谷釜瀬林道
直進し ” 信 州 峠 ” を越えます。
黒森の麓から6分余
” 信州峠の頂上 ”
( 1467m )
山梨県との県境を越え
長野県側に下り入ると
切り替わっております。
韮崎ICから約45分
( みずがきやま ・ 2230m )
の登山拠点として、周辺には
山荘 ・ 民宿 ・ キャンプ場
が点在しており
夏季には、林間学校の生徒で
大変、賑わいます。
右折すると本谷釜瀬林道
直進し ” 信 州 峠 ” を越えます。
黒森の麓から6分余
” 信州峠の頂上 ”
( 1467m )
山梨県との県境を越え
長野県側に下り入ると
信州峠麓の川上村には
” レタス生産日本一 ”
のレタス畑が一面に広がっています。
既にレタス収穫シーズンは終わり
” 白 菜 ”
に切り替わっております。
信州峠麓を下った先の
” T 字 交 差 路 ”
を右折し ” 秩父方面 ” に向います。
右折後、2分程に
自家栽培のそば粉で
お母さんが ” 十割手打ち蕎麦 ” を提供している
” 善 慶 庵 ”
” 木曜日が定休日 ”
是非、お試食ください。
お茶うけにだされた
レタスとモロッコインゲン
それにそば粉の寒天よせ。
メニューは ” 手打ち10割モリそば ” のみです。
韮崎ICから50分程で
68号線に出合い
” 川上村役場 ”
方向に右折します。
右側角地は地元スーパー
” ナ ナ ー ズ ”
帰り際には地元特産品を
お土産に探しては、いかがですか。
ナナーズから2分程
川上村役場敷地内の
” 森の駅 ・ マルシェかわかみ ”
及 び
” 川 上 犬 ”
を是非、訪問・見学ください。
入り口から50m
右側が ” 日本一高所 ” に構える
( 1185m )
” 川上村役場 ”
左側の建物が
” 森 の 交 流 館 ”
2015年8月8日
” 森 の 交 流 館 内 ”
に川上村の農産物を販売する
” 森 の 駅 ・ マ ル シ ェ か わ か み ”
が新規開設されました。
営業日は年中無休
午前10時~午後5時
” 森の交流館正面入り口 ”
2階は食堂
” 樹 木 里 荘 ”
誰でも自由に飲食が出来ます。
1階裏側に
” 川 上 犬 舎 ”
都内に比べ
” 特産品レタスが格安 ”
半額以下で販売されていました。
1階裏側の別棟に
” 川 上 犬 舎 ”
誰でも自由に見学が出来ます
犬舎入り口前の解説板
現在、5頭飼育されています。
” 多機能農耕トラクター ”
多数が畑に出入し
幅広い大タイヤに大量の土を着け
我が物顔で公道に振るい落とし撒き散らし
” スプリンクラー ”
は公道を走る車にも降り注ぎ
” 土埃を付着させ ”
川上村に来ると車は泥埃だらけ
” 無料洗車場を設置しろ~ ”
と村役場に ” 怒鳴り込み ” たくなります。
川上村・居倉地区
” 小 坂 橋 ”
からの ” 千曲川本流 ” の光景
村内の本流は
上流の諸支流で取水され
水量は少なく、平坦地を流れる故
緩やかな浅瀬を形成しています。
” 韮 崎 I C よ り 約 6 5 分 ”
ナナーズから15分程
” Y 字 交 差 路 ”
を右方向に進みます。
左に向いますと
三国峠を越えて秩父市に至る
夜間通行止め
” ライダーに人気 ”
の悪路で名高い
” 中 津 川 林 道 ”
” 川上村側入口・日本基橋 ”
に着きます。
この周辺が ” 毛 木 平 ” らしい
” 一 面 白 菜 畑 ”
” 白 菜 の 収 穫 ”
が一部、始まっております。
” 野 菜 畑 ”
の切れ目が
” 舗 装 道 路 ”
の終わり
!! 川上村役場の意地悪~ !!
凹みの多い砂利道を
右に左に
と避けて3分ほど進みます。
” 韮崎ICより75分弱 ”
標高1460m
整備された
トイレ・屋根付き休憩所
を備えた ” 毛木場駐車場 ” に到着です。
お疲れ様でした。
” 新 緑 or 紅 葉 ”
の時季には満車になり
未舗装道路にも連なるそうです。
=============================================
4. 入 渓
===========================================
① 下 流 編
=============================================
釣 行 日 ・・・・・9月15日
入 渓 時 ・・・・・8時50分
標 高 ・・・・・1460m
天 気 ・・・・・晴れたり曇ったり
気 温 ・・・・・18度
水 温 ・・・・・12度
水 温 ・・・・・12度
R O D ・・・・・6.00 Foot Power = Slow
L I N E ・・・・・ Au Ver A Soie Silk 3-Weight
LEADER ・・・・・Phoenix Silk Leader 150cm
L I N E ・・・・・ Au Ver A Soie Silk 3-Weight
LEADER ・・・・・Phoenix Silk Leader 150cm
TIPPET・・・・9 X
8時45分
駐車場隅のゲートを通り過ごします。
ゲートから2~3分
” 赤 字 看 板 ”
を無視し工事用道路跡を進みます。
ゲートより5~6分
堰堤の上に到着です。
千曲川最上流、最後の石積み堰堤。
堰堤から100m上流
堆積土砂の切れ目からが
” キャスティング・コース ”
の始まりです。
大小の石が重なり合う
” ゴ ー ロ 沢 ”
標高1490m
入渓後35分での早い挨拶です。
左岸側の倒木下からのライズ。
しばらく続く
” スポットの少ない ”
ゴーロ落ち込み帯。
入渓後55分
右へ毛木場駐車場
左は ” 十文字峠 ” に向かう
違和感の無い自然に溶け込んだ
” 総 木 製 デ ザ イ ン橋 ”
行く手を塞ぐ
” 深 淵 ” と両岸の ” 大 岩 ”
唯一の難所
ロッドを巨岩の上に放り投げ
岩肌の凸凹を頼りに2m強
! ミ ニ ・ ボ ル ダ リ ン グ !
! 一難去ってまた一難 ?
此処は右岸側の巨大石を迂回です。
相変わらず
白泡と飛沫が踊る
” 落 ち 込 み ・ 流 れ 出 し ”
ゴーロ帯の連続です。
” ナ イ ス ・ ポ ッ ト ”
留守のようです。
入渓後2時間55分
4年前には無かった
” 2m 程 の 取 水 堰 ”
直ぐ上流で二股に分かれており
右岸側の ” 中 州 ” を簡単に
上り通り越します。
11時50分、標高1550m
入渓後3時間
” ニ ッ コ ウ ・ イ ワ ナ ”
右岸側、沈み大石沿いの泡切れ
瀬頭からの勢いよくのライズ。
食後のリーフ・ティーとクッキー
13時20分、標高1570m
” ティペット 9X ” は ” スリリング ”
左岸側、沈み大石への反転流
徐に大口を開けて
! パ ク リ ・ 尺 か?
と思った瞬間でした。
右岸側の巨石周りを迂回です。
13時50分、標高1590m
中央、瀬頭からのライズ。
中州の上で分流し
再び合流
水量の多い右岸側を進みます。
14時00分
入渓後5時間10分
右岸側に
” 三 宝 山 ”
( 2483m )
方面から凡そ1.6Kmを下り
” 東 沢 ”
が流れ込みます。
朽ちた木こり小屋?
14時35分、標高1600m
10cm弱のニッコウイワナ
左岸側、沈み石の主流脇からのライズ。
14時45分、入渓後5時間55分
” 標 高1600m・滑 滝 ”
左岸側から容易に上り出た
登山路からの眺め
15時50分、駐車場に向います。
15時15分
登山路に出てから歩くこと
” 約 2 5 分 ”
無事、駐車場に到着
お疲れ様でした。
===============================================
5時間55分の雑感
===================================================
入渓時刻 ・・・・・・・・・・08時50分
退渓時刻 ・・・・・・・・・・14時45分
退渓時刻 ・・・・・・・・・・14時45分
入渓高度 ・・・・・・・・・・1460m
退渓高度 ・・・・・・・・・・1600m
R I S E・・・・・・・・・・・5 回
合せ切れ・・・・・・・・・・ 0 回
合せ仕損・・・・・・・・・・ 0 回
バ ラ シ・・・・・・・・・ 0 匹
LANDING-NET・・・・・・・ 5 匹
LANDING-NET %・・・・・・100%
===========================================
② 中 流 編
=============================================
②-1 アプローチ
================================
昨夜は ” 川上山荘 ” に宿泊
5時50分
毛木場駐車場に到着です。
!!! 既に、6車両と1単車が !!!
6時15分
昨日、出渓した
” 滑 滝 ”
を目指します。
ゲートから2~3分
昨日の入渓口。
林道脇のキノコ
ゲートから10分余
左へは ” 総木製橋 ” を渡り
” 十 文 字 峠 ”
直進し
” 甲 武 信 ヶ 岳 ”
方面に向かいます。
暫くは、平坦地が続きます。
ゲートから約20分
” 取 水 堰 ”
ゲートより30分余
林道分岐点
” 甲 武 信 ヶ 岳 ”
への登山路に直進します。
分岐地点から2分程
本格的な登山路の始まりです。
6時50分、ゲートより凡そ35分
昨日出渓した
” 滑 滝 到 着 ”
気温は15℃と肌寒く
汗はかかず火照った程度で一休み。
=============================================
②-2 入 渓
================================
7時00分、標高1600m
朝一番のご挨拶
律儀な ” ニッコウイワナ ” です。
昨日の ” フッキング ” と同一場所
入渓して半信半疑で
” ワン ・ キャスト ”
で沈み石周りからのライズです。
右岸側に流れ込むのは
中州を挟んでの分流です。
!! ナ イ ス ・ ポ ッ ト !!
右 岸 側
主流脇から沈み石への反転流
留守のようです。
② 中 流 編
=============================================
②-1 アプローチ
================================
昨夜は ” 川上山荘 ” に宿泊
5時50分
毛木場駐車場に到着です。
!!! 既に、6車両と1単車が !!!
6時15分
昨日、出渓した
” 滑 滝 ”
を目指します。
ゲートから2~3分
昨日の入渓口。
林道脇のキノコ
ゲートから10分余
左へは ” 総木製橋 ” を渡り
” 十 文 字 峠 ”
直進し
” 甲 武 信 ヶ 岳 ”
方面に向かいます。
暫くは、平坦地が続きます。
ゲートから約20分
” 取 水 堰 ”
この辺りから
林道は荒れた緩やかな坂道となります。
ゲートより30分余
林道分岐点
” 甲 武 信 ヶ 岳 ”
への登山路に直進します。
分岐地点から2分程
本格的な登山路の始まりです。
6時50分、ゲートより凡そ35分
昨日出渓した
” 滑 滝 到 着 ”
気温は15℃と肌寒く
汗はかかず火照った程度で一休み。
=============================================
②-2 入 渓
================================
釣 行 日 ・・・・・9月16日
入 渓 時 ・・・・・7時00分
標 高 ・・・・・1600m
天 気 ・・・・・晴れたり曇ったり
気 温 ・・・・・15度
水 温 ・・・・・12度
水 温 ・・・・・12度
R O D ・・・・・6.00 Foot Power = Slow
L I N E ・・・・・ Au Ver A Soie Silk 3-Weight
LEADER ・・・・・Phoenix Silk Leader 150cm
L I N E ・・・・・ Au Ver A Soie Silk 3-Weight
LEADER ・・・・・Phoenix Silk Leader 150cm
TIPPET・・・・9 X
朝一番のご挨拶
律儀な ” ニッコウイワナ ” です。
昨日の ” フッキング ” と同一場所
入渓して半信半疑で
” ワン ・ キャスト ”
で沈み石周りからのライズです。
” 滑 滝 越 え ”
に右岸側の短緩斜面を上ると
朽ち果てようしている
!! 樵 小 屋 ??
右岸側に流れ込むのは
中州を挟んでの分流です。
!! ナ イ ス ・ ポ ッ ト !!
右 岸 側
主流脇から沈み石への反転流
留守のようです。
9時35分、標高1720m
入渓後2時間35分
右岸側、小さな棚状の
沈み石裏から瀬尻にかけての
お出ましです。
ゴーロ落ち込み
川床もゴーロで
派手に白泡を上げ流れだす連続帯
スポットは少なく
まるで ” 沢 登 ” の態です。
入渓後4時間、標高1820m
沈み石沿いの反転流から
12時10分、昼食です。
寒いです ” 気温12℃ ” 震えます。
” 熱いスープ ”
が身に沁みる。
倒木の密集個所を避けて
左岸側に上ると
分厚い5㎝程の ” フ ワ フ ワ ” な苔生し帯
倒木や石には密着してないので
足を乗せると ” ツ ル ッ ト ” 滑り剥がれます。
” 大事に至らぬ ”
よう注意が必要です。
沢登は、まだまだ続きます。
13時35分、入渓後5時間35分
標高1900m
僅か1m程のゴーロ落ち込みに躊躇
左岸側を見ると ” 赤いテープ ” を木の幹に発見
出渓です。
いつの日か
” 源 頭 ・ 水 源 地 標 ”
まで目指したいと思っております。
甲武信ヶ岳方面への登山路
13時40分
駐車場に向いナダラカナ下り登山路を進みます。
退渓後、25分
腐食が進んでいる
登坂の ” 丸太梯子橋 ” を渡ると
荒れた登り路
朽ち果てそうな丸太橋
退渓後、40分
灌木の密集地帯を通ります。
14時35分 退渓後55分
入渓場所の ” 滑 滝 ” に到着です。
此処まで一か所のみの登り路で
渓流沿いの緩やかな下り登山路を
軽快に歩んで来た。
駐車場までも下りのみ
” 安 堵 し て 一 服 ”
15時20分、退渓後1時間20分
” 無 事、到 着 ”
お粗末でした。
===============================================
5時間35分の雑感
===================================================
入渓時刻 ・・・・・・・・・・07時00分
退渓時刻 ・・・・・・・・・・13時35分
退渓時刻 ・・・・・・・・・・13時35分
入渓高度 ・・・・・・・・・・1600m
退渓高度 ・・・・・・・・・・1900m
R I S E・・・・・・・・・・・3 回
合せ切れ・・・・・・・・・・ 0 回
合せ仕損・・・・・・・・・・ 0 回
バ ラ シ・・・・・・・・・ 0 匹
LANDING-NET・・・・・・・ 3 匹
LANDING-NET %・・・・・・100%
===========================================
傾斜角度が小さく直線的で
先が見通せ
全体的にゴーロ
が階段状を連続的に形成しており
” ゴーロ落ち込み ”
は1m前後と低いのですが
川床もゴーロ状態で
” 落ち込み・流れ出し・落ち込み・流れ出し ”
と白泡が消える間が少ない渓です。
それ故に多くはない緩瀬の
” ス ポ ッ ト ”
を丹念に見極める必要があります。
先が見通せ
全体的にゴーロ
が階段状を連続的に形成しており
” ゴーロ落ち込み ”
は1m前後と低いのですが
川床もゴーロ状態で
” 落ち込み・流れ出し・落ち込み・流れ出し ”
と白泡が消える間が少ない渓です。
それ故に多くはない緩瀬の
” ス ポ ッ ト ”
を丹念に見極める必要があります。
ど う ぞ
安全に心がけ無理をせずに
お楽しみください。
==================================================
お役に立ちましたならば
是 非
画面、最上部
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” ク リ ッ ク ”
広告をご覧いただければ
画面、最上部
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広告をご覧いただければ
幸いです。
な お
8月はブログのアクセス数が
” 4 0 94 回 ”
その内 ” 4 2 人 ” の方が
役に立ったと
” 広 告 を ク リ ッ ク ”
されました。
42人の皆様
ありがとうございました。
==========================================================
Ⅱ. 宿 泊 施 設
=========================================================
1.金 峰 山 荘
=====================================================
川上村村営の
キャンプ場を兼ね備えた宿泊施設です。
金峰山への登山
O R
ロック・クライミング
&
ボルダリング
の ”メ ッ カ ” として
全国的に知られ
各々の方が利用しているようです。
特に、夏休みは
林間学校のキャンプする児童で
大変賑やかになります。
開設は4月下旬からです。
詳細は下記に
キャンプ場を兼ね備えた宿泊施設です。
金峰山への登山
O R
ロック・クライミング
&
ボルダリング
の ”メ ッ カ ” として
全国的に知られ
各々の方が利用しているようです。
特に、夏休みは
林間学校のキャンプする児童で
大変賑やかになります。
開設は4月下旬からです。
詳細は下記に
正面玄関です。
こちらで ” 入漁券 ” をお買い求めください。
2.川 上 山 荘
Tel 0267-77-7645
==================================================
” 2015年5月 ”
に新規開館した
68号線から金峰山荘に向う
1本道の中間辺りに
環境に溶け合うように佇んでおり
元サラリーマンの
ご主人と奥さんで営んでいます。
食事は料理好きな奥さんの工夫した
” 洋食料理、家庭料理 ”
を ” セルフサービス ” で
夕・朝食、全てが
” お替わり自由 ”
となっております。
料金は近辺では1番リーズナブルな
” 1泊2食付6700円 ・ 年中無休 ”
電話にてお申込みください。
3.町 田 市 自 然 休 暇 村
=========================================================
宿泊客が少ないと
素泊まりにさせられます。
夕食 ・ 朝食
は地元スーパー
” ナナーズ ”
で調達を。
” ナナーズ ”
で調達を。
詳細は下記に
==============================================
4.白 木 屋 旅 館
電話 : 0267-99-2405
4.白 木 屋 旅 館
電話 : 0267-99-2405
===============================================
” スーパー ・ ナナーズ ”
から ” 68号線 ” を約15分
梓川に掛かる梓橋の袂に建ち
” 田舎料理の宿 ”
と謳っております。
” 一泊7,780円 ”
田舎料理と言うよりも
田舎夕食
納豆が市販のままの
” 紙 パ ッ ク ”
器に入れ替えて出して欲しいものである。
=======================================================
Ⅲ.渓魚の種と自然分布圏
===============================================================
1.ア マ ゴ
==================================
学 名 = Oncarhynchus masou ishikawae
陸封型をアマゴ
降海型はサツキマス
と命名されている
” 単 独 種 ”
です。
神奈川県・酒匂川以西の太平洋側
瀬戸内海に流れ出る河川
及 び
豊後水道に流入する
大分県と福岡県の県境の岩岳川以南
大分県・別府湾に注ぐ大野川までの間
そして、四国全域です。
===========================================
2. ヤ マ メ
==========================================
学 名 = Oncarhynchus masou masou
陸封型をヤマメ
降海型はサクラマス
と命名されている
” 単 独 種 ”
です。
神奈川県・酒匂川以北
北海道全域
日本海側全域
九州は鹿児島県と
" アマゴ自然生息圏 "
を除く全域です。
因みに
鹿児島県の110年に渡る
内水面漁業協同組合史の記述には
” ヤ マ メ ”
の文字は、見当たりません。
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① 屋 久 島 ヤ マ メ
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” 屋久島安房川 ・ 小杉谷 ”
に棲息する山女は
鹿児島県水産試験場
旧大口養魚場
(1961年・昭和36年開設)
が1968 ・ 1969年に
( 昭43年 ) ( 昭和44年)
旧東京都水産試験場奥多摩分場
からヤマメ発眼卵を移入し
ふ化仔魚から養成した親魚が元の稚魚を
1971年
( 昭和46年 )
『 財団法人・淡水魚保護協会 』
( 理事長・木村英造 ・ 1994年2月解散 )
会員だった文化勲章受章者
今西 錦司 博士
の働きかけにより
放流したとの石碑が
小杉谷集落
” 旧小杉小 ・ 中学校校門跡 ”
の門柱前に
設置されております。
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3.イ ワ ナ
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① ヤ マ ト イ ワ ナ
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学 名 = Salvelinus leucomaenis japonicus
陸封型のみの種で
降海型は、おりません。
静岡県 ・ 富士川から天竜川の間
主 に
中部山岳帯の太平洋側最上流域
及 び
滋賀県 ・ 琵琶湖東岸
に注ぐ諸河川です。
形態的特徴は
背部の白色斑点が
” 無 or 不鮮明 ”
並びに腹部に
” オレンジ色 ”
の斑点があります。
命名は 大島 正満 理学博士です。
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② ニッコウイワナ
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学 名 = Salvelinus leucomaenis pluvius
陸封型のみの種で
降海型は、おりません。
神奈川県 ・ 相模川から利根川まで
新潟県 ・ 胎内川、三面川
の ” ニッコウイワナ ” と ” アメマス ” の
混棲境界線から鳥取県までの間
及 び
滋賀県・琵琶湖西岸に注ぐ諸河川です。
形態的特徴は
背部に白色斑点
腹部に ” レモン色 ” 斑点を有し
命名は 大島 正満 理学博士です。
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③ ゴ ギ
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学 名 = Salvelinus leucomaenis imbrius
陸封型のみの種で
降海型は、おりません。
島根県の斐伊川から高津川まで
岡山県の吉井川から
広島県の太田川を経て
山口県の錦川まで
形態的特徴は
頭頂部から背部にかけて
淡色斑の ” 虫喰い模様、鯖模様 ” が存在し
腹部に ” レモン色 ” の斑点があります。
尚、大 島 正 満 博士 は ” 種 ” と認めず
ニッコウイワナ
に偏しています。
因みに広島県の
天 然 記 念 物
に指定されております。
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④ キ リ ク チ
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学 名 = Salvelinus japonicus Oshima
陸封型のみの種で
降海型は、おりません。
世界最南端に棲息し
過っては
奈良県 ・ 十津川
和歌山県 ・ 日高川、熊野川
に生息していましたが
現在は
奈良県 ・ 十津川最上流部
の1支流2谷となり
他河川においては絶滅したとのことです。
形態的特徴は
腹部に
” オレンジ色 ”
の斑点があります。
因みに奈良県の
天 然 記 念 物
に指定されております。
尚、大 島 正 満 博士 は
ヤマトイワナ
の1亜種と捉えております。
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⑤ ア メ マ ス
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学 名 = Salvelinus leucomaenis leucomaenis
降海型をアメマス
陸封型はエゾイワナ
と命名されています。
茨城県・那珂川以北
と
新潟県・胎内川、三面川の
ニッコウイワナとアメマス
の混棲圏以北
及 び
及 び
北海道全域です。
形態的特徴は
全体に ” 白色斑点 ” があります。
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⑥ オショロコマ
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学 名 = Salvelinus malma malma
陸封型をオショロコマ
降海型はオショロコマスと命名。
北海道内
に限られており
東部 = 知床半島、標津地方
中央部 = 石狩、日高山渓
西部 = 支笏、定山渓地方
及び渡島半島です。
形態的特徴は
体側に ” 赤色斑点 ” があります。
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⑦ ミヤベイワナ
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学 名 = Salvelinus malma miyabei
北海道
十勝管内の大雪山国立公園内
道内最高所の湖
標高810mに位置し
カルデラ湖 OR 火山性堰止湖
とも言われている
周囲13.8km、最大深度108m
冬季間は結氷する
” 然 別 湖 ”
のみに生息している
イ ワ ナ
形態的特徴は
体側に ” 赤色斑点 ” があります。
動物学者
大島 正満 博士
は新種としましたが
他の多くの学者は
” オショロコマ ”
の亜種と捉えています。
命名は1938年
大島博士が恩師である
札 幌 農 学 校
( 現在の北海道大学 )
宮部 金吾 博士
の名を学名に冠し
贈呈した由来があります。
又、北海道の
天 然 記 念 物
に指定されております。
以 上 が
” 動物学者 ・ 大島 正満 博士 ”
の学説であります。
尚、九州には
” イ ワ ナ ”
の自然分布圏は存在しません。
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Ⅳ日本のイワナの分類
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1. 一 種 説
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1951年
魚類分類学の創始者
田中 茂穂
理学博士は日本の
イ ワ ナ
は
オショロコマ
一種とする説。
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2. 五 種 一 亜 種 説
=
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1961年、動物学者
大島 正満
理学博士は
オショロコマ ・ ミヤベイワナ ・ アメマス
オショロコマ ・ ミヤベイワナ ・ アメマス
ニッコウイワナ ・ ヤマトイワナ
の五種とし
”キ リ ク チ ”
”キ リ ク チ ”
は
” ヤ マ ト イ ワ ナ ”
の亜種と唱え
” ゴ ギ ”
は種と認めず
” ニッコウイワナ ”
に偏しました。
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3. 二 種 一 亜 種 説
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1967年
霊長類学の創始者
及び
棲み分け理論
で世界的に高名な
文化勲章受章者
今西 錦司
理学博士は日本の
イ ワ ナ
は
アメマス と オショロコマ
斑紋点の無色と有色の二種
ゴ ギ
を一亜種とし
他の有色斑紋点
他の有色斑紋点
ミヤベ ・ ニッコ ウ ・ ヤ マト ・ キリクチ
は アメマス の
地理的に連続的に変化する
” ク ラ イ ン ”
であると唱え
大島 正満 博士
の説を激しく批判しました。
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最後迄ご覧いただき
ありがとうございました。
お気づきの点がございましたら
” コ メ ン ト ”
いただければ幸いです。
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