Ⅰ.金 山 沢
1.在来渓魚
2.経 路
2.経 路
3.入 渓
Ⅱ.宿泊施設
1.民 宿 五 郎 舎
2.民 宿 有 井 館
Ⅲ.渓魚の種と自然分布圏
Ⅱ.宿泊施設
1.民 宿 五 郎 舎
2.民 宿 有 井 館
Ⅲ.渓魚の種と自然分布圏
1.ア マ ゴ
2.ヤ マ メ
① 屋久島のヤマメ
3.イ ワ ナ
Ⅳ.日本のイワナの分類
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Ⅰ.金 山 沢
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山梨県北杜市黒森地区
” 飯 森 山 ”
( 2116m )
の南斜面を主水源とし
およそ5kmを経て
本谷釜瀬林道 と 観音峠大野山林道
が出合う
増富温泉から約4km上流の
” 落 合 ” で ” 本谷川 ”
に流れ入る支流です。
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1.富士川水系の在来渓魚
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” アマゴ ” と ” ヤマトイワナ ”
の自然棲息圏でありましたが
現在は
” ヤマメ ・ ニッコウイワナ ”
” アメマス ” の陸封型 ” エゾイワナ ”
も放流され、残念ながら
” ヤ マ ト イ ワ ナ ”
にお目に掛かれるのは
源流域の支流 ・ 小沢
でも極めて稀であるようです。
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2. 経 路
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中央道下り線をご利用の場合は
韮崎インターで降り
” 昇仙峡・明野方向 ”に右折します。
因みに
” 須 玉 ” よりも ” 韮 崎 ”
で降りた方が距離・時間
共に少々勝っており
右折して直ぐには
” 7-11 ”
もあり都合が良いかと思います。
右折後、600m程の右側に
” 甲州牛専門店 ・ 和こう ” がございます。
帰りには、是非、ご賞味ください。
三つ目の信号
” 宮久保 交差点 ”
を須玉・明野方面へ左折し
韮崎ICより9分” 宮久保 交差点 ”
を須玉・明野方面へ左折し
” 茅 ヶ 岳 広 域 農 道 ”
沿いに明野で唯一のワイナリー
ミサワワイナリー
現在は昼食のみの営業です。
奥には ” ワインショップ館 ” があります。
ミサワワイナリーの看板から500m進むと
日照時間日本一の明野町に
南アルプス・八ヶ岳・富士山
を望む大パノラマが展開する
源泉温度45.1度、ナトリウム含有
の町営温泉があります。
帰路には
韮崎ICより約15分
塩川に架かる
” 孫 女 橋 ”
を渡り終えたところで右折します。
塩川ダムの瑞牆湖前で
” Y字交差路 ”
を右折 ” 増富温泉方面 ” へ進み
” 落合の駐車場 ”
を目指します。
瑞牆湖前 ” Y字路 ” より6分程
” 増富温泉街 ”にある
” 増 富 町 営日 帰 り 温 泉 ”
” 増 富 の 湯 ”
” ラ ジ ウ ム 含 有 量 世 界 一 ”
薬効の高い湯治の場として知られてる
褐色の ” 源泉温度25度 ” の湯船と
他 に
30度・35度・37度
と各々の温度の
流れ出る湯船に浸かり
疲れを癒し
! 元 気 溌 溂!
安全運転
でご帰宅なさってはいかがですか。
詳細は下記にアクセスください。
8軒の旅館が点在する
” ラ ジ ウ ム 温 泉 街 ”
を通り抜け
” 金 山 沢 と 本 谷 川 ”
合流地点間際の
” 落 合 駐 車 場 ”
韮崎ICより40分弱
” 観音峠大野山林道 ”
と
” 本谷釜瀬林道 ”
が落ち合う地点にある
” 落 合 駐 車 場 ”
に到着です。
お疲れ様でした。
尚、両林道は
” ク リ ス タ ル ラ イ ン ”
の一部になっております。
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3.金 山 沢 入 渓
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釣 行 日 ・・・・・・・ 8月29日午前8時40分
天 気 ・・・・・・・ 快 晴
気 温 ・・・・・・・ 22度 水温=16度
R O D・・・・・・・・ 6.00 Foot Power = Slow
L I N E・・・・・・・・Phoenix Silk 3Weight
LEADER・・・・・・・ Phoenix Braided Silk Tappered 1.50m
TIPPET・・・・・・・・ 8 X
標 高・・・・・・・・1250m
落合の駐車場真下で
” 金山沢 ” が ” 本谷川 ”
の右岸側に流れ入ります。
左上が 駐車場です。
入渓直後の渓観です。
前日の雨で水量が増していますが
落ち込み・流れ出し・荒瀬・緩瀬
水深は殆どが膝下で
水勢はさほど強くなく
流されることはありません。
スポットはカナリあります。
9時25分、最初の出会いです。
” ニッコウ ・ イワナ ”
右岸側、平瀬からのライズです。
9時35分、ニッコウイワナ。
左岸側、浮き石裏、緩瀬からのライズです。
川岸の木々が川面を覆い
太陽の日を和らげ
真に清々しく、汗も遠のきます。
10時45分、2年魚でしょうか。
頭頂部に
” 虫食い ・ 鯖模様 ”
?! ゴ ギ モドキ !?
右岸側の大岩周りの緩い反転流からのライズです。
11時45分、標高1280m
良く太っています。
左岸側の岩石沿いでのライズです。
本谷釜瀬林道に掛かる2つ目の橋です。
川に沿うように林道が附いていますから安心です。
橋から10mで堰堤です。
橋まで戻り、出渓、時計を見たら12時00分
昼食にすることにしました。
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有 井 館
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落合の駐車場から
本谷釜瀬林道を3分ほど走り
金山平の有井館
で2・8の手打ち蕎麦を
食することにしました。
5月から10月ごろまで毎日営業しております。
釣りだけでなく秋の紅葉期の
” ク リ ス タ ル ・ ラ イ ン ”
は隠れた穴場です。
入り口にある ” 水 槽 ” で飼われてる
見事な ” 岩 魚 ” です。
見事な ” 岩 魚 ” です。
ご主人は50有余年、この周辺の渓流で
川虫を餌に釣りをしておられる
” 大 ベ テ ラ ン ”
お蕎麦を食される時は、いろいろお尋ねください。
奥の古民家は江戸末期の建築だそうです。
お茶請けに出された山菜類。
ビールのおつまみに最高です。
食べ終わり、飲み干してから気がつきました。
写真撮るのを忘れました。
薬味は
” ねずみ大根 ・ 朝つき ・ 昨日のキノコ ”
花魁花に停まっている
” キ リ ギ リ ス ?
!! 菊の葉の上の得たいの知れぬ虫 !!
居合わせたお客さんが
” あ や め の 葉 ”
で創ったものです。
ビックリ~ですね!
13時45分、退渓した堰堤から
再入渓です。
スポットを探しているうちに堰堤です。
入渓後、僅か50m程です。
左岸側の緩斜面を上ります。
堰堤上です。
” 木化け・石化け・ストーキング ”
は困難です。
スポットはあります。
工夫して ” キャスティング ” しましょう。
14時05分、1年魚です。
中央の大石と左岸側小石の間
瀬尻からのライズです。
14時30分、又も小さな恋人!
小さいのも
結構 ” むずかしい ” ですぞ?
右岸側、大石際からのライズ。
14時50分・標高1320m
中央、大石裏の
流れ出し際からのライズです。
3番目堰堤です。
左手、木の裏は林道です。
容易に登れます。
堰堤上です。
遡行し易い、なだらかな流れです。
段々、細流になってきました。
15時40分、此処で退渓です。
” 五 里 山 ”
1673mへの林道です。
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** 約7時間00分の雑感 **
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R I S E ・・・・・・・・・・・12 回
合せ切れ ・・・・・・・・・・・ 0
合せ仕損 ・・・・・・・・・・・ 0
バ ラ シ ・・・・・・・・・・・ 0
LANDING-NET ・・・・・ 12匹
LANDING-NET % ・・・100.0%
7匹のスポットの紹介でしたが
似たような所から10センチ前後が5匹です。
木々が涼を造り、斜度も小さく、ゴーロも無く
非常に遡行しやすい快適な渓です。
水量が減れば
更に浅くなり、スポットも狭ばまり
大型魚が期待できるのではないでしょうか。
尚
お役に立ちましたならば
是非、画面、最上部
目次の横の広告を無差別に
” ク リ ッ ク ”
目次の横の広告を無差別に
” ク リ ッ ク ”
していただければ
幸いです。
幸いです。
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Ⅱ.宿 泊 施 設
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1. 五 郎 舎
( ご ろ う や )
電 話 ・・・・ 0551-45-0319
宿 泊 日 ・・・ 8月29日
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山梨県と長野県の県境
信州峠の麓
住人50余人・28世帯
の黒森地区に佇み
” 百名山・瑞 牆 山 ”
(みずがきやま・2230m)
を目指す人が多く利用しているようです。
太い柱、分厚い幅広の梁
と原木を贅沢に使った
” モ ダ ン ”
な民家造りの建物です。
食事は四季折々の
” 山の幸 ”
地元産 OR 自家栽培
の甘味ある新鮮な野菜類が
色々と工夫されて
” ボリュウム ”
満点の料理がでてきます。
” 釜瀬川 ・ 天鳥川 ・ 金山沢 ・ 本谷川 ・小森川 ”
と周辺は源流域の渓観が堪能でき
帰り時間を気にせずに
渓趣と渓魚の釣りを
終日 ” ユックリ・ノンビリ ” 満喫
しては如何ですか。
玄 関 で す。
玄関内側です。
梁や柱が剝きだしの民家風造りです。
2階が宿泊室になります。
食堂は窓が大きく、明るく、
遠く、南アルプスの山々の景色
が綺麗に見えます。
2階です。
重厚な木々が贅沢に使われています。
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Ⅲ.渓魚の種と自然分布圏
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1.ア マ ゴ
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学 名 = Oncarhynchus masou ishikawae
陸封型をアマゴ
降海型はサツキマス
と命名されている
” 単 独 種 ”
です。
神奈川県・酒匂川以西の太平洋側
瀬戸内海に流れ出る河川
及 び
豊後水道に流入する
大分県と福岡県の県境の岩岳川以南
大分県・別府湾に注ぐ大野川までの間
そして、四国全域です。
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2. ヤ マ メ
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学 名 = Oncarhynchus masou masou
陸封型をヤマメ
降海型はサクラマス
と命名されている
” 単 独 種 ”
です。
神奈川県・酒匂川以北
北海道全域
日本海側全域
九州は鹿児島県と
" アマゴ自然生息圏 "
を除く全域です。
因みに
鹿児島県の110年に渡る
内水面漁業協同組合史の記述には
” ヤ マ メ ”
の文字は、見当たりません。
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① 屋 久 島 ヤ マ メ
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” 屋久島安房川 ・ 小杉谷 ”
に棲息する山女は
鹿児島県水産試験場
旧大口養魚場
(1961年・昭和36年開設)
が1968 ・ 1969年に
( 昭43年 ) ( 昭和44年)
旧東京都水産試験場奥多摩分場
からヤマメ発眼卵を移入し
ふ化仔魚から養成した親魚が元の稚魚を
1971年
( 昭和46年 )
『 財団法人・淡水魚保護協会 』
( 理事長・木村英造 ・ 1994年2月解散 )
会員だった文化勲章受章者
今西 錦司 博士
の働きかけにより
放流したとの石碑が
小杉谷集落
” 旧小杉小 ・ 中学校校門跡 ”
の門柱前に
設置されております。
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3.イ ワ ナ
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① ヤ マ ト イ ワ ナ
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学 名 = Salvelinus leucomaenis japonicus
陸封型のみの種で
降海型は、おりません。
静岡県 ・ 富士川から天竜川の間
主 に
中部山岳帯の太平洋側最上流域
及 び
滋賀県 ・ 琵琶湖東岸
に注ぐ諸河川です。
形態的特徴は
背部の白色斑点が
” 無 or 不鮮明 ”
並びに腹部に
” オレンジ色 ”
の斑点があります。
命名は 大島 正満 理学博士です。
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② ニッコウイワナ
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学 名 = Salvelinus leucomaenis pluvius
陸封型のみの種で
降海型は、おりません。
神奈川県 ・ 相模川から利根川まで
新潟県 ・ 胎内川、三面川
の ” ニッコウイワナ ” と ” アメマス ” の
混棲境界線から鳥取県までの間
及 び
滋賀県・琵琶湖西岸に注ぐ諸河川です。
形態的特徴は
背部に白色斑点
腹部に ” レモン色 ” 斑点を有し
命名は 大島 正満 理学博士です。
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③ ゴ ギ
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学 名 = Salvelinus leucomaenis imbrius
陸封型のみの種で
降海型は、おりません。
島根県の斐伊川から高津川まで
岡山県の吉井川から
広島県の太田川を経て
山口県の錦川まで
形態的特徴は
頭頂部から背部にかけて
淡色斑の ” 虫喰い模様、鯖模様 ” が存在し
腹部に ” レモン色 ” の斑点があります。
尚、大 島 正 満 博士 は ” 種 ” と認めず
ニッコウイワナ
に偏しています。
因みに広島県の
天 然 記 念 物
に指定されております。
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④ キ リ ク チ
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学 名 = Salvelinus japonicus Oshima
陸封型のみの種で
降海型は、おりません。
世界最南端に棲息し
過っては
奈良県 ・ 十津川
和歌山県 ・ 日高川、熊野川
に生息していましたが
現在は
奈良県 ・ 十津川最上流部
の1支流2谷となり
他河川においては絶滅したとのことです。
形態的特徴は
腹部に
” オレンジ色 ”
の斑点があります。
因みに奈良県の
天 然 記 念 物
に指定されております。
尚、大 島 正 満 博士 は
ヤマトイワナ
の1亜種と捉えております。
===========================================
⑤ ア メ マ ス
===========================================
学 名 = Salvelinus leucomaenis leucomaenis
降海型をアメマス
陸封型はエゾイワナ
と命名されています。
茨城県・那珂川以北
と
新潟県・胎内川、三面川の
ニッコウイワナとアメマス
の混棲圏以北
及 び
及 び
北海道全域です。
形態的特徴は
全体に ” 白色斑点 ” があります。
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⑥ オショロコマ
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学 名 = Salvelinus malma malma
陸封型をオショロコマ
降海型はオショロコマスと命名。
北海道内
に限られており
東部 = 知床半島、標津地方
中央部 = 石狩、日高山渓
西部 = 支笏、定山渓地方
及び渡島半島です。
形態的特徴は
体側に ” 赤色斑点 ” があります。
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⑦ ミヤベイワナ
===============================================
学 名 = Salvelinus malma miyabei
北海道
十勝管内の大雪山国立公園内
道内最高所の湖
標高810mに位置し
カルデラ湖 OR 火山性堰止湖
とも言われている
周囲13.8km、最大深度108m
冬季間は結氷する
” 然 別 湖 ”
のみに生息している
イ ワ ナ
形態的特徴は
体側に ” 赤色斑点 ” があります。
動物学者
大島 正満 博士
は新種としましたが
他の多くの学者は
” オショロコマ ”
の亜種と捉えています。
命名は1938年
大島博士が恩師である
札 幌 農 学 校
( 現在の北海道大学 )
宮部 金吾 博士
の名を学名に冠し
贈呈した由来があります。
又、北海道の
天 然 記 念 物
に指定されております。
以 上 が
” 動物学者 ・ 大島 正満 博士 ”
の学説であります。
尚、九州には
” イ ワ ナ ”
の自然分布圏は存在しません。
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Ⅳ.日本のイワナの分類
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1. 一 種 説
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1951年
魚類分類学の創始者
田中 茂穂
理学博士は日本の
イ ワ ナ
は
オショロコマ
一種とする説。
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2. 五 種 一 亜 種 説
=
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1961年、動物学者
大島 正満
理学博士は
オショロコマ ・ ミヤベイワナ ・ アメマス
オショロコマ ・ ミヤベイワナ ・ アメマス
ニッコウイワナ ・ ヤマトイワナ
の五種とし
”キ リ ク チ ”
”キ リ ク チ ”
は
” ヤ マ ト イ ワ ナ ”
の亜種と唱え
” ゴ ギ ”
は種と認めず
” ニッコウイワナ ”
に偏しました。
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3. 二 種 一 亜 種 説
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1967年
霊長類学の創始者
及び
棲み分け理論
で世界的に高名な
文化勲章受章者
今西 錦司
理学博士は日本の
イ ワ ナ
は
アメマス と オショロコマ
斑紋点の無色と有色の二種
ゴ ギ
を一亜種とし
他の有色斑紋点
他の有色斑紋点
ミヤベ ・ ニッコ ウ ・ ヤ マト ・ キリクチ
は アメマス の
地理的に連続的に変化する
” ク ラ イ ン ”
であると唱え
大島 正満 博士
の説を激しく批判しました。
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最後迄ご覧いただき
ありがとうございました。
お気づきの点がございましたら
” コ メ ン ト ”
いただければ幸いです。
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