ラベル No-19=2011-08- 塩川 ・本谷川 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル No-19=2011-08- 塩川 ・本谷川 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2011年8月31日水曜日

* * * 塩 川 支 流 ・本 谷 川 釣 行 記 * * *

 
  
目 次
 Ⅰ.本 谷 川
     1.富士川水系の在来渓魚
     2.経 路
     3.本谷川入渓
 Ⅱ.宿泊施設・温泉
     1.民宿 五郎舎
     2.民宿 有井館
     3.増富ラジウム温泉
     4.明野ナトリウム温泉
     5.ミサワイナリー
     6.甲州牛・和こう
Ⅲ.渓魚の種と自然分布
     1.アマゴ・ヤマメの自然分布圏
       ① アマゴ
       ② ヤマメ
     2 屋久島のヤマメ
     3.イワナの自然分布圏 
 Ⅳ.日本のイワナの分類


  ====================================

  Ⅰ.本  谷  川  

=====================================

山梨県牧丘町と長野県川上村
に跨る 奥秩父山塊主峰 ” の一山
” 金 峰 山 ”
( 2599m )
東斜面を主水源とし
” 八 幡 平 ・ 八 幡 山 ”
 ( 2333m )   ( 2088m )
等々諸山の沢水を集め南流し
” 観音峠大野山林道 ”
に架かる ” 木賊橋 ” 下流300m
先で流路を西に変え
” 増富温泉街 ”
を抜け通り
塩川ダム建設で造られた
” 瑞 牆 湖 ”
に流れ入る迄の凡そ11kmで

塩 川 ”
の支流になります。
過っては ダ ム ” 辺りで
黒森方面から流れ来る
  釜瀬川 ”
との合流地点以降が
  塩 川 ”
と称されてましたが
現在は "塩川ダム" より流れ出
須玉町を南流し
韮崎市内に入ると南東に方向を変え
国道20号線
双葉バイパスに架かる
塩川大橋付近で
 ” 
 に流入する約23kmが
 ” 塩 川 ” 
 と名称されています。
==================================================

1.富 士 川 水 系 の 在 来 渓 魚

=====================================================

アマゴ ヤマトイワナ
の自然棲息圏でありましたが
現在は ヤマメ 及び ” ニッコウイワナ
アメマス の陸封型 エゾイワナ
も放流され、残念ながら
ヤ マ ト イ ワ ナ
にお目に掛かれるのは
源流域の支流・小沢
でも極めて稀であるようです。

=============================

2. 経    路

===============================

中央道下り線をご利用の場合は
韮崎ICで降り
” 増 富 ラ ジ ュ ウ ム 温 泉 ”
を目指します。
因みに ” 須 玉 ” よりも ” 韮 崎 ” で降りた方が
距離・時間、共に少々勝っております。
右折して、すぐ左側には
” 7-11 ”
もあり都合が良いかと思います。
昇仙峡 ・ 明野 ”
方面に右折します。

右折後、600m程の右側に
” 甲州牛専門店・ 和こう ”
がございます。
帰りには、是非、ご賞味ください

韮崎ICから約1分
三つ目の信号
 ” 宮久保交差点 ”
須玉・明野方面へ左折し
茅 ヶ 岳 広 域 農 道 ”
を一直線に走ります。

韮崎ICより9分
茅 ヶ 岳 広 域 農 道 ”
沿いに、明野で唯一のワイナリー
ミサワワイナリー
が右折した300メートル先にあります。

この建物は
 レストラン
奥にはワインショップ館があります。

ミサワワイナリーの看板から500m進むと
” 日照時間日本一 ”
を誇る明野町に
南アルプス・八ヶ岳・富士山
を望む大パノラマが展開する
源泉温度45.1度、ナトリウム含有
の町営温泉があります。
帰路には
明野 ナ ト リ ウ ム 温 泉
で心身を癒し レ ス ト ラ ン でお腹を満たし
ワインショップ館で にお土産を買って
帰宅なさっては如何でしょうか。




韮崎ICより約15分
塩川に架かる
” 孫 女 橋 ”
を渡り終えた所で右折します。

韮崎ICより25分
塩川ダムの瑞牆湖前
 ” Y字交差路 ”
右折 ” 増富温泉方面 ” へ向い
” 落合の駐車場 ”
を目指します。

韮崎ICより、およそ40分
増富温泉街を通り抜け
” 落合の駐車場 ”
に到着です。

 ==================================

3.本 谷 川 入 渓

==================================

                釣  行 日・・・・・・・・・・8月30日午前8時50分
                天   気・・・・・・・・・・ 快 晴
                気     温・・・・・・・・・・ 20度 水温=14度
                R O D・・・・・・・・・・・7.00 Foot Power = Slow
                L  I N  E・・・・・・・・・・・Phoenix Silk 3Weight
                LEADER ・・・・・・・・・・Phoenix Braided Silk Tappered 1.50m
                TIPPET・・・・・・・・・・・8 X
                標   高・・・・・・・・・・・1200m                    

落合の駐車場の真下で
” 本谷川 ”右岸に ” 金山沢 ”
が流れ落ち込みます。

” 落合の駐車場 ”
の真下で支流 ” 金山沢 ” が合流する様子。

入渓直後の渓観
水量が多いようです。

巨 石 ・ 大 石 ・ 小 石
そ し て
大木の倒木と、渓趣に富んでいます。 

川面に木々の枝々が覆い伸びており
” キャスティング ”
には注意しましょう。

9時45分・標高1280m
腹部が膨らんで見えます。
卵でも持っておるのでしょうか?

左岸の小さな落ち込みからの流れ出し
石際でのライズです。

古くて太い倒木です。
途中で折れており、折れ跡は新しいです。
こんな大きな倒木の下を潜り抜けるのは危険です。
何時、折れるか分かりません。
出合った場合には、避けて通りましょう。

10時45分、腹部は膨らみ、色つきも鮮やかです。
2年魚で、もう婚姻色ですかね?

右岸の石際からのライズです。

10時57分、小さいですが太っています。

中央の浮き石裏からのお出ましです。
大きな倒木の下は虫が落ちてきそうで
” ナイス・スポット ”
かも知れません。

12時05分昼食です。
クリームシチュー と トースト・パンです。

食後は、川の水を沸かし
ダージリン・リーフティーにクッキー。

倒木が目立ちますが、雰囲気はいいですね。
こんな朽ちた大木の下を通るのは危険です。
何時、折れるか分かりません。

根元を洗われ倒れた大木
! 13時30分、小さな恋人!

右岸の瀬頭から流れる
 ” フ ラ イ
追いかけ、追いかけての捕食です。
ゴ ク ロ ウ さん。

13時40分 ・ 標高1310m
相変わらず ” チ  ビ ” です。

左岸の倒木際から ” チョロ・チョロ ” とのお出ましです。
13時50分
腹部には、はっきりとした
レモン色より濃い、斑点があります。
こんなに鮮明なのは久しぶりです。

右岸の飛び出した大石の下あたりから
勢い良くのライズです。

14時10分
小さいのは、合わせるのが
結構、難しいですよ。

没した石と石の間からです。

14時30分
” みんな ・ みんな ”
小さいけど太っています。

中央の水没した石裏からです。

” 観音峠大野山林道 ”
に架かる
” 木 賊 橋 ” 
ここまでは、林道沿いに流れています。

この時期、橋の下に
 ” ス ズ メ 蜂 ” 
が巣を構えている
ことが多いので充分注意しましょう。
橋を潜りぬけると ” 本谷林道 ” が沿い続きます。

14時56分・標高1350m
本日、一番の型です。
右岸側、大石に向う反転流
スポット ” から
豪快に ” バッシャ ”” フッキング ” です。

15時10分
巨大石の所で退渓です。
丁度、この脇が林道ゲートとなっております。

 =================================================

** 約6時間20分の釣行雑感 **
================================================
                 R I S E ・・・・・・・・・・・・ 9 回
                 合せ切れ ・・・・・・・・・・・・ 0    
                 合せ仕損 ・・・・・・・・・・・・ 0
                 バ ラ シ ・・・・・・・・・・・・ 0
                 LANDING-NET ・・・・・・・・・9 匹    
                 LANDING-NET % ・・・・・・100.0%

 ===================================================

Ⅱ.宿  泊  施  設  と  温  泉

=====================================================

 1.  五   郎   舎   
( ご ろ う や )
  電     話 ・・・・・ 0551-45-0319
宿 泊 日 ・・・ 8月29日

===============================================

山梨県と長野県の県境
信州峠の麓
住人50余人・28世帯
の黒森地区に佇み
百名山・瑞牆山
(みずがきやま・ 2230m )
を目指す人も利用しています。
太い柱、分厚い幅広の梁
と原木を贅沢に使った
” モ ダ ン ”
な古民家造りの建物です。
食事は四季折々の
 
地元産 OR 自家栽培
の甘味ある新鮮な野菜類が
色々と工夫されて
 ” ボリュウム ”
満点の料理がでてきます。
” 釜瀬川 ・ 天鳥川 ・ 金山沢 ・ 本谷川 ・小森川 ”
と周辺は源流域の渓観を漂わせます。
帰り時間を気にせずに
  ユックリ・ノンビリ ”
渓趣と渓魚釣り
を一日充分堪能しては如何ですか。


玄 関 で す。

玄関内側です。
梁や柱が剝きだしの民家風造りです。

2階が宿泊室になります。

食堂は窓が大きく、明るく、
遠く、南アルプスの山々の景色が綺麗に見えます。

2階です。
重厚な木々が贅沢に使われています。

30日=7時・朝食です。
イワナの塩焼きは、気が引ける。 

==========================================

 2.  井  館  

==========================================

落合の駐車場
から黒森方面へ3分ほどの
金山平で民宿と手打ち蕎麦
を営んでおります。
二・八蕎麦と季節の地物
のお茶請けは絶品 !!
昼食に是非お試しください。
また、釣りだけでなく秋の紅葉期の
” ク リ ス タ ル ・ ラ イ ン ”
は隠れた穴場です。
5月~10月頃まで
毎日営業しておりますので
近くに来た時にもお寄りください。

入り口にある で飼われている
見事な ” 岩 魚 ” です。
ご主人は50有余年
この周辺の渓流で
川虫を餌に釣りをしておられる
 ” 大ベテラン ”
お蕎麦を食される時は
いろいろお尋ねください。


奥の古民家は江戸末期の建築だそうです。

お茶請けに出された山菜類。
ビールのおつまみに最高です。
食べ終わり、飲み干してから気がつきました。
写真撮るのを忘れました。

薬味は
” ねずみ大根 ・ 朝つき ・ 昨日のキノコ ”

=====================================================

 3.増 富 ラ ジ ウ ム 温 泉 

======================================================

 帰り際には温泉街にある増富町営の
" 増 富 の 湯 "
で疲れを癒しては、いかがですか。
世界一の ” ラジウム ” 含有量を誇る
薬効の高い湯治場として知られており
茶褐色の ” 源泉温度25度 ” の湯船と
30度・35度・37度
流れ出る湯船があります。
もちろん源泉掛け流しです。
! 元 気 溌 溂!
安全運転でご帰宅ください。

========================================================

 4. 明 野 温 泉 ・ 太 陽 館  

=========================================================

日照時間日本一
の明野町の
茅ヶ岳広域農道沿いに建ち
南アルプス・八ヶ岳・富士山
を望む大パノラマが展開する
源泉温度45.1度、ナトリウム含有
の町営温泉です。
敷地内には
”そば工房と明野薬膳料理店”
も擁しております。

詳細は下記にアクセスください。

==========================================
 5. ミ サ ワ ワ イ ナ リ ー  

=========================================
明野温泉・太陽館前
の道を挟んだ反対側
韮崎方面へ、およそ500m先の
文字看板を左折し
1分ほど進むと
明野で唯一の
ワ イ ナ リ ー
帰りには是非
増 富 ラ ジ ウ ム 温 泉
OR
明 野 ナ ト リ ウ ム 温 泉
で心身を癒し レ ス ト ラ ン でお腹を満たし
ワインショップ館で にお土産を買って
帰宅なさっては如何でしょうか。

アクセスください。
http://www.grace-wine.com/our_winery/akeno/index.html


ミサワ・ワイナリーの入り口です。
この建物は
” レ ス ト ラ ン 彩 ”
奥にはワインショップ館があります。

ア プ ロ ー チ

フ ロ ン ト

メ イ ン ル ー ム

サ ブ ル ー ム

 ============================================

6. 甲 州 牛 ・ 和 こ う

====================================

韮崎ICから右折後600m先に
構える ” 甲州牛専門店 ” です。
オーナーは
この店の裏手で甲州牛を飼育し
有機野菜も育て
お店で提供しております。
詳細は下記にアクセスください。
この冷奴は格別です。
薬味もタップリで
お豆腐の味が絶品です。

メニューは
ステーキ・焼肉・しゃぶしゃぶ・すき焼き
の4種が基本です。
特に タ 
他店では味わえない生肉です。
是非、帰りにはご賞味ください。


================================================

Ⅲ.渓魚の自然分布と種

================================================

1.アマゴ・ヤマメの自然分布圏

=================================================

① ” ア マ ゴ ”
学  名 = Oncarhynchus masou ishikawae
陸封型をアマゴ
降海型はサツキマス、と命名されています。
神奈川県・酒匂川以西
太平洋側、瀬戸内海に流れ出る河川
及び豊後水道に流入する
大分県と福岡県の県境の岩岳川以南
大分県・別府湾に注ぐ大野川までの間
そして、四国全域です。

② ” ヤ マ メ ”
学  名 = Oncarhynchus masou masou
陸封型をヤマメ
降海型はサクラマス、と命名されています。
神奈川県・酒匂川以北
北海道全域、日本海側全域
九州は鹿児島県と
" アマゴ自然生息圏 "
を除く全域です。
因みに
鹿児島県の110年に渡る
内水面漁業協同組合史の記述には
” ヤ マ メ ”
の文字は、見当たりません

==========================================

2. 屋久島の ” ヤマメ ”  

===========================================

” 屋久島安房川・小杉谷 ”
に棲息する山女は
鹿児島県水産試験場
旧大口養魚場
(1961年・昭和36年開設)
が1968,1969(昭43,44)年に
旧東京都水産試験場奥多摩分場
からヤマメ発眼卵を移入し
ふ化仔魚から養成した
親魚が元の稚魚を
1971年
(昭和46年)
『 財団法人・淡水魚保護協会 』
( 理事長・木村英造・1994年2月解散
会員だった文化勲章受章者
今西 錦司 博士
の働きかけにより
放流したとの石碑が
小杉谷集落
” 旧小杉小・中学校門跡 ”
の門柱前に
設置されております。


===============================================

3.イワナの種と自然分布圏

==============================================

 ① ” ヤ マ ト イ ワ ナ
学  名 = Salvelinus leucomaenis japonicus
陸封型のみの種で
降海型は、おりません。
静岡県・富士川から天竜川の間
主に中部山岳帯の太平洋側の最上流域
及び滋賀県・琵琶湖東岸に注ぐ諸河川です。
形態的特徴は
背部の白色斑点が
” 無 ” or ” 不鮮明 ”
並びに
腹部に オレンジの斑点があります。
命名は 大島 正満 理学博士です。

② ” ニッコウイワナ ”
学  名 = Salvelinus leucomaenis pluvius
陸封型のみの種で
降海型は、おりません。
神奈川県・相模川から利根川まで
新潟県・胎内川、三面川
ニッコウイワナアメマスの混棲境界線から
鳥取県までの間
及び滋賀県・琵琶湖西岸に注ぐ諸河川です。
形態的特徴は
背部に白色斑点
腹部に レモン の斑点があります。
命名は 大島 正満 理学博士です。

③ ” ゴ  ギ ”
学  名 = Salvelinus leucomaenis imbrius
陸封型のみの種で
降海型は、おりません。
山陰では島根県の斐伊川から高津川まで
山陽では岡山県の吉井川から
広島県の太田川を経て、山口県の錦川まで
形態的特徴は
頭頂部から背部にかけて
淡色斑の ” 虫喰い模様、鯖模様 ” が存在し
腹部に レモン の斑点があります。
尚、大 島 正 満 博士 ” 種 ” と認めず
ニッコウイワナに偏しています。
因みに
広島県の天然記念物に指定されております。

④ ” キ リ ク チ ”
学  名 = Salvelinus japonicus Oshima
陸封型のみの種で
降海型は、おりません。
世界最南端に棲息し
過っては奈良県・十津川
和歌山県・日高川、熊野川に生息していましたが
現在は奈良県・十津川最上流部の1支流2谷となり
他河川においては絶滅したとのことです。
形態的特徴は
腹部に オレンジ の斑点があります。
因みに
奈良県の天然記念物に指定されております。
尚、大 島 正 満 博士
ヤマトイワナの1亜種と捉えております。

⑤ ” ア メ マ ス ”
学  名 = Salvelinus leucomaenis leucomaenis
降海型をアメマス、陸封型はエゾイワナ
と命名されています。
  茨城県・那珂川以北と新潟県・胎内川、三面川の
ニッコウイワナアメマスの混棲圏以北
及び北海道全域です。
形態的特徴は
全体に ” 白色斑点 ” があります。

⑥ ” オショロコマ ”
学  名 = Salvelinus malma malma
陸封型をオショロコマ
降海型はオショロコマスと命名。
北海道内に限られており
東部=知床半島、標津地方
中央部=石狩、日高山渓
西部=支笏、定山渓地方
及び渡島半島です。
形態的特徴は
体側に があります。

⑦ ” ミヤベイワナ ”
学 名 = Salvelinus malma miyabei
北海道、十勝管内の大雪山国立公園内にあり
道内最高所の湖、標高810mに位置し
カルデラ湖 OR 火山性堰止湖とも言われている
周囲13.8km、最大深度108m
冬季間は結氷する
この 然別湖 ” のみに生息しているイワナです。
形態的特徴は
体側に があります。
動物学者 大島 正満 博士
然別湖のみに生息するイワナを新種としましたが
他の多くの学者はオショロコマの亜種と捉えています。
命名は1938年新種として大島博士が恩師である
札幌農学校( 現在の北海道大学 )の
宮部 金吾 博士
の名を学名に冠し、贈呈した由来があります。
又、北海道の天然記念物に指定されております。

以上が、動物学者 ” 大島 正満 博士 ” の学説であります。
尚、九州には ” イワナ ” の自然分布圏は存在しません。

===============================================

Ⅳ.日本のイワナの分類

==============================================

1.” 一 種 説 =

=====================================

951年
魚類分類学の創始者
田中 茂穂 理学博士は
日本のイワナ
オショロコマ
一種とする説。

=========================================

2. ” 五 種 一 亜 種 説 ”

=============================================

1961年
動物学者 大島 正満 理学博士は
オショロコマ、ミヤベイワナ、アメマス
ニッコウイワナ、ヤマトイワナ
の五種とし
キリクチ ヤマトイワナ
の亜種と唱える。 
ゴ ギ は種と認めず
ニッコウイワナ に偏しました。

=======================================

3.” 二 種 一 亜 種 説 ”

==============================================

1967年
霊長類学の創始者及び棲み分け理論で
世界的に高名な
文化勲章受章者 今西 錦司 理学博士は
日本のイワナ
アメマス オショロコマ
斑紋点の無色と有色の二種
ゴ ギ
を一亜種とし
他の有色斑紋点
ミヤベ・ニッコ ウ・ヤ マト・キリクチ
 
アメマスノ
の地理的に連続的に変化する
” クライン ”
であると唱え
大島 正満 博士 の説を
激しく批判しました。

====================================================

最後迄ご覧いただき
ありがとうございます。
お気づきの点がございましたら
” コ メ ン ト ”
いただければ幸いです。
 ======================================================