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2011年9月18日日曜日

* * * 塩 川 源 流 域 ・ 釜 瀬 川 釣 行 記 * * *




目 次
 Ⅰ.釜 瀬 川
     1.経路
     2.釜瀬川源流域
 Ⅱ.宿泊施設・温泉
     1.民宿 五郎舎
     2.民宿 有井館
     3.増富ラジウム温泉
     4.明野ナトリウム温泉
     5.ミサワワイナリー
 Ⅲ.渓魚の種と自然分布
     1.アマゴ・ヤマメの自然分布圏
           ① アマゴ
           ② ヤマメ
     2.屋久島のヤマメ
     3.イワナの自然分布圏
 Ⅳ.日本のイワナの分類
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  Ⅰ.釜  瀬  川

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山梨県北杜市黒森地区の
瑞牆(みずがきやま)2230mを主水源とし
塩川ダムの瑞牆湖までの、およそ13kmです。
過っては ” ダム ”辺りで 釜無川 ” の支流 塩川
二股に分かれ、東方面、増富温泉から
流れ来る 本谷 と合流していました。
現在は塩川ダムより流れ出す
およそ23kmが ” 塩 川 ” と称し
韮崎駅より3km程の東、20号線に架かる
塩川大橋辺りで 釜無川 ” に合流します。
釜無川水系の在来渓魚の自然分布は
アマゴ ヤマトイワナ
の自然棲息圏でありましたが
現在は ヤマメ 及び ” ニッコウイワナ
アメマス の陸封型 エゾイワナ
が放流され、残念ながら
  ヤ マ ト イ ワ ナ
にお目に掛かれるのは
源流域の支流、小沢でも極めて稀であるようです。


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 * * 1. 経  路 * *
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中央道下り線をご利用の場合は
韮崎ICで降り ” 塩川ダムの瑞牆湖 ” を目指し
” 昇 仙 峡 ・ 明 野 ”

方面に右折します。

因みに よりも 韮 崎 で降りた方が

距離・時間、共に少々勝っております。

右折して、直ぐ左側には

” 7-11 ”

もあり都合が良いかと思います。
韮崎ICより
右折後、500m程の右側に
甲州牛専門店の こう がございます。
帰りには、是非、ご賞味ください。




韮崎ICより
2分ほどの三つ目の信号
宮久保の交差点を 須玉・明野” 方面に左折
茅ヶ岳広域農道を一直線に通過します。

韮崎ICより9分
茅 ヶ 岳 広 域 農 道 ”
沿いに、明野で唯一のワイナリー
ミサワワイナリー
が右折した300メートル先にあります。

この建物は レストランです。
奥にはワインショップ館があります。

ミサワワイナリーの看板から500m進むと
日照時間日本一の明野町に
南アルプス・八ヶ岳・富士山
を望む大パノラマが展開する
源泉温度45.1度、ナトリウム含有
の町営温泉があります。
帰路には
明野 ナ ト リ ウ ム 温 泉
で心身を癒し レ ス ト ラ ン でお腹を満たし
ワインショップ館で にお土産を買って
帰宅なさっては如何でしょうか。


韮崎ICより約15分
” 孫 女 橋 ”
を渡り終えたところで
23号線に突き当たり、右折します。

韮崎ICより25分
塩川ダムの瑞牆湖で Y 字交差路を
右に行くと増富温泉方面へ
左に進み 黒  を目指します。


韮崎インターから凡そ35分
山梨県側の信州峠の麓
T字交差路の周辺が住人50余人・28世帯
百名山・瑞牆山(みずがきやま)2230m
の登山起点の黒森地区です。

右折し、1分ほど先の

釜瀬橋周辺の駐車場所に向かいます。




釜瀬橋から50m先の

” コ カ ・ コ ー ラ 自 販 機 ”
の向かいの空き地に駐車します。
入渓は自販機側の林道脇の
緩やかな坂を下り、容易に入渓出来ます。


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2..釜   瀬   川   源   流   域

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                                   釣   行  日・・・・・・・・・ 8月15日
                                         入渓時刻・・・・・・・・・・午前8時40分
                                   天         気・・・・・・・・・ 快 晴
                                   気         温・・・・・・・・・ 24度 水温=16度
                                   R  O  D・・・・・・・・・・ 6.00 Foot Power = Slow
                                          L  I  N  E・・・・・・・・・・ Phoenix Silk 3Weight
                                   LEADER ・・・・・・・・・ Phoenix Silk Tappered 1.50m
                                          T I P P E T・・・・・・・・ 8 X
                                   標     高・・・・・・・・・ 1150m
 
入渓直後の渓観です。


8時50分、標高1160m
ニッコウ・イワナです。




左岸の大石周りからでの出会いです。



明るい渓です。
木々の間から、陽が差し込みますが
汗ばむことは、ありません。




最初の大堰堤です。

しかし、右岸から緩やかな斜面を
簡単に登れます。

堰堤の上は、大体同じ様な光景です。
砂利と小石の緩瀬がしばらく続きます。
ここは、素通しです。


結構、大石がゴロ・ゴロしています。

スポットは沢山あるように見えるのですが
残念ながら ” ライズ がありません。

此処で左岸側から、細い流れの天鳥川が流入してきます。

11時、良い引きでした。

左岸の大石の下周りからの
勢い良くのライズでした。
この2番目の堰堤の、左岸側の真下に大石があり
難なく直登です。
が、マタ・マタすぐに低い堰堤が二つ見えます。

12時05分二つ目の堰堤で昼食です。
コーン・スープとグースのパテとクリーム・チーズ
それにトーストしたパンです。


食後は、川の水を沸かしての
リーフ・ダージリン・ティーです。

12時40分、標高1220m
昼食後のすぐの出会いです。
右岸側の突き出た大石周りからのライズです。


12時50分、同じようなサイズです。


中央の石裏の反転流からのお出ましです。


13時、標高1220m
非常に鮮やかな レモンを浮き出させた
ニッコウ・イワナです。
こんなにも、ハッキリしたのに
出会わせたのは久しぶりです。


ハッキリ、レモン色斑点が写し撮れず
嘆かわしい限りです。


レモン色斑点は、目玉と同じ位の大きさがありました。


右岸側に向かって来る中央の石の
低い落ち込みからの
流れだしの緩い瀬からのライズです。


この辺り巨石がゴロ・ゴロしています。


13時15分、何匹釣ったか覚えていません。
カメラ任せです。


中央の石の右岸側の落ち込みからの
流れ出しからです。


13時45分、側線下が、やに黄ばんでおり
黄色斑点が他より小さく見えます。

幅広で体高がありますね。
ずんぐり、むっくり。




低い落ち込みから、右岸側に流れだす緩瀬から
ゴユルリ、とのお出ましです。
見えていたので、大きいのが分かり
なにぶんにも、8Xが気がかりで
無理は禁物、ランディング・ネットに手間取りました。


14時00分、ナント軽く感じたことか!!


中央の大石と大石との間からです。


14時05分


低い落ち込みから、右岸側の大石に
巻きつくような流れからです。


14時30分


左岸側の突き出た大石周りからのお出ましです。


15時30分、この古びた鉄製の突き出た堰堤で退渓することにした。


左岸側の幅、おおよそ30m程を
  や ぶ こ ぎ
頭は出ますので、周囲が見渡せ
心配は、ご無用です。


ヤブコギの先には開けた森林地帯です。
雨水の流れ跡があります。
下りながら左側の斜面に向かっていくと
所々、ガードレールが見え、適当な所で斜面を上ります。


りきったところが、釜瀬川と約50m程の間隔で
平行に走っている です。
ですから、退渓口を心配することなく
安心して、遡行できます。



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** 約6時間50分の釣行雑感 **
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                             入渓時刻・・・・・・・・・・・・・・8時40分
                             退渓時刻・・・・・・・・・・・・・・15時30分
           R I S E ・・・・・・・・・・・・・15 回
           合せ切れ ・・・・・・・・・・・・・ 1    
           合せ仕損 ・・・・・・・・・・・・・ 0
           バ ラ シ ・・・・・・・・・・・・・ 1
           未 撮 影・・・・・・・・・・・・・ 3匹       
           LANDING-NET・・・・・・・・・13 匹    
           LANDING-NET % ・・・・・・ 86.6%
 

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Ⅱ.宿 泊 施 設 と 温 泉

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1. 五  郎  舎
電   話・・・・・ 0551-45-0319
宿 泊 日・・・・・・・・ 8月15日

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山梨県側、信州峠の麓
住人59名、28世帯の黒森地区に佇み
百名山・瑞牆山(みずがきやま)2230m
を目指す人も利用しております。
太い柱、分厚い幅広の梁、と原木を贅沢に使った
” モ ダ ン ” な民家造りの建物です。
食事は四季折々の
地元産 OR 自家栽培の甘味ある新鮮な野菜類が
色々と工夫されて ” ボリュウム ” 満点の料理がでてきます。
” 釜瀬川 ・ 天鳥川 ・ 金山沢 ・ 本谷川 ・小森川 ”
と周辺は源流域の渓観を漂わせます。
帰り時間を気にせずに、渓趣と渓魚の釣りを
終日 ユックリ・ノンビリ ” 堪能しては如何ですか。

玄 関 で す。

玄関内側です。
梁や柱が剝きだしの民家風造りです。

2階が宿泊室になります。

食堂は窓が大きく、明るく、
遠く、南アルプスの山々の景色が綺麗に見えます。

2階です。
重厚な木々が贅沢に使われています。

夕食です。
左より ①地元産天然マツタケの吸い物  ②野菜の煮物  ③とうもろこし
中段 ④食用ホオズキ ⑤漬物 ⑥ズッキーニーの酢物
⑤地元特産品"花豆"  ⑥キノコの名は? ⑦坊主ダケのご飯
 ⑧岩魚の塩焼きクレソン添え ⑨ミニトマト・オクラ・獅子唐・なす・冥加・坊主たけ
イワナと食用ホオズキを除いた全てが OR です。

朝食です。



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 2.  井  館  

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黒森の釜瀬橋あたりから約10分ほどの
金山平で民宿と手打ち蕎麦を営んでおります。
二・八蕎麦と季節の地物のお茶請けは絶品 !!
昼食に是非お試しください。
また、釣りだけでなく秋の紅葉期の
” ク リ ス タ ル ・ ラ イ ン ”
は隠れた穴場です。
5月~10月頃まで毎日営業しておりますので
近くに来た時にもお寄りください。

入り口にある で飼われている見事な ” 岩 魚 ” です。
ご主人は50有余年、この周辺の渓流で
川虫を餌に釣りをしておられる ” 大ベテラン ” です。
お蕎麦を食される時は、いろいろお尋ねください。



奥の古民家は江戸末期の建築だそうです。

お茶請けに出された山菜類。
ビールのおつまみに最高です。
食べ終わり、飲み干してから気がつきました。
写真撮るのを忘れました。



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3.増 富 ラ ジ ウ ム 温 泉

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帰り際には、有井館から10分ほど下った
増富温泉街の増富町営
” 増 富 の 湯 ”
で疲れを癒しては、いかがですか。
世界有数の ” ラジウム ” 含有量を誇る
薬効の高い湯治の場として知られており
褐色の ” 源泉温度25度 ” の湯船と
他に、30度・35度・37度と各々の温度の
流れ出る湯船があります。
! 元 気 溌 溂!
安全運転でご帰宅ください。

詳細は下記にアクセスください。



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 4. 明 野 温 泉 ・ 太 陽 館  

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日照時間日本一の明野町
茅ヶ岳広域農道沿いに建ち
南アルプス・八ヶ岳・富士山
を望む大パノラマが展開する
源泉温度45.1度、ナトリウム含有
の町営温泉です。
敷地内には
”そば工房と明野薬膳料理店”
も擁しております。

詳細は下記にアクセスください。
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5. ミ サ ワ ワ イ ナ リ ー  
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明野温泉・太陽館前の道を挟んだ反対側
韮崎方面へ、およそ500m先の
文字看板を左折し、1分ほど進むと
明野唯一の ワ イ ナ リ ー です。
帰りには是非
増 富 ラ ジ ウ ム 温 泉
OR
明 野 ナ ト リ ウ ム 温 泉
で心身を癒し レ ス ト ラ ン でお腹を満たし
ワインショップ館で にお土産を買って
帰宅なさっては如何でしょうか。

アクセスください。
http://www.grace-wine.com/our_winery/akeno/index.html


ミサワ・ワイナリーの入り口です。
この建物は”レストラン彩”
奥にはワインショップ館があります。

ア プ ロ ー チ

フ ロ ン ト

メ イ ン ル ー ム

サ ブ ル ー ム



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Ⅲ.渓魚の自然分布と種

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1.アマゴ・ヤマメの自然分布圏

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① ” ア マ ゴ ”
学  名 = Oncarhynchus masou ishikawae
陸封型をアマゴ、降海型はサツキマス、と命名されています。
神奈川県・酒匂川以西
太平洋側、瀬戸内海に流れ出る河川
及び豊後水道に流入する
大分県と福岡県の県境の岩岳川以南
大分県・別府湾に注ぐ大野川までの間
そして、四国全域です。

② ” ヤ マ メ ”
学  名 = Oncarhynchus masou masou
陸封型をヤマメ、降海型はサクラマス、と命名されています。
神奈川県・酒匂川以北
北海道全域、日本海側全域
九州は鹿児島県と
" アマゴ自然生息圏 "
を除く全域です。
因みに
鹿児島県の110年に渡る
内水面漁業協同組合史の記述には
” ヤ マ メ ”
の文字は、見当たりません。


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2. 屋久島の ” ヤマメ ” について

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屋久島の安房川・小杉谷に棲息する山女は
鹿児島県水産試験場
旧大口養魚場
(1961年・昭和36年開設)
が1968,1969(昭43,44)年に
旧東京都水産試験場奥多摩分場
からヤマメ発眼卵を移入し
ふ化仔魚から養成した親魚が元の稚魚を
1971年(昭和46年)
(理事長・木村英造・1994年2月解散
『 財団法人・淡水魚保護協会 』
の会員だった文化勲章受章者
今西 錦司 博士
の働きかけにより
放流したとの石碑が
小杉谷集落
旧小杉小・中学校跡の校門の門柱前に
設置されております。



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3.イワナの種と自然分布圏

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① ” ヤ マ ト イ ワ ナ
学  名 = Salvelinus leucomaenis japonicus
陸封型のみの種で
降海型は、おりません。
静岡県・富士川から天竜川の間
主に中部山岳帯の太平洋側の最上流域
及び滋賀県・琵琶湖東岸に注ぐ諸河川です。
形態的特徴は
背部の白色斑点が
” 無 ” or ” 不鮮明 ”
並びに
腹部に オレンジの斑点があります。
命名は 大島 正満 理学博士です。


② ” ニッコウイワナ ”
学  名 = Salvelinus leucomaenis pluvius
陸封型のみの種で
降海型は、おりません。
神奈川県・相模川から利根川まで
新潟県・胎内川、三面川
ニッコウイワナアメマスの混棲境界線から
鳥取県までの間
及び滋賀県・琵琶湖西岸に注ぐ諸河川です。
形態的特徴は
背部に白色斑点
腹部に レモン の斑点があります。
命名は 大島 正満 理学博士です。


③ ” ゴ  ギ ”
学  名 = Salvelinus leucomaenis imbrius
陸封型のみの種で
降海型は、おりません。
山陰では島根県の斐伊川から高津川まで
山陽では岡山県の吉井川から
広島県の太田川を経て、山口県の錦川まで
形態的特徴は
頭頂部から背部にかけて
淡色斑の ” 虫喰い模様、鯖模様 ” が存在し
腹部に レモン の斑点があります。
尚、大 島 正 満 博士 ” 種 ” と認めず
ニッコウイワナに偏しています。
因みに
広島県の天然記念物に指定されております。


④ ” キ リ ク チ ”
学  名 = Salvelinus japonicus Oshima
陸封型のみの種で
降海型は、おりません。
世界最南端に棲息し
過っては奈良県・十津川
和歌山県・日高川、熊野川に生息していましたが
現在は奈良県・十津川最上流部の1支流2谷となり
他河川においては絶滅したとのことです。
形態的特徴は
腹部に オレンジ の斑点があります。
因みに
奈良県の天然記念物に指定されております。
尚、大 島 正 満 博士
ヤマトイワナの1亜種と捉えております。


⑤ ” ア メ マ ス ”
学  名 = Salvelinus leucomaenis leucomaenis
降海型をアメマス、陸封型はエゾイワナ
と命名されています。
  茨城県・那珂川以北と新潟県・胎内川、三面川の
ニッコウイワナアメマスの混棲圏以北
及び北海道全域です。
形態的特徴は
全体に ” 白色斑点 ” があります。


⑥ ” オショロコマ ”
学  名 = Salvelinus malma malma
陸封型をオショロコマ
降海型はオショロコマスと命名。
北海道内に限られており
東部=知床半島、標津地方
中央部=石狩、日高山渓
西部=支笏、定山渓地方
及び渡島半島です。
形態的特徴は
体側に があります。


⑦ ” ミヤベイワナ ”
学 名 = Salvelinus malma miyabei
北海道、十勝管内の大雪山国立公園内にあり
道内最高所の湖、標高810mに位置し
カルデラ湖 OR 火山性堰止湖とも言われている
周囲13.8km、最大深度108m
冬季間は結氷する
この 然別湖 ” のみに生息しているイワナです。
形態的特徴は
体側に があります。
動物学者 大島 正満 博士
然別湖のみに生息するイワナを新種としましたが
他の多くの学者はオショロコマの亜種と捉えています。
命名は1938年新種として大島博士が恩師である
札幌農学校( 現在の北海道大学 )の
宮部 金吾 博士
の名を学名に冠し、贈呈した由来があります。
又、北海道の天然記念物に指定されております。


以上が、動物学者 ” 大島 正満 博士 ” の学説であります。
尚、九州には ” イワナ ” の自然分布圏は存在しません



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Ⅳ.日本のイワナの分類

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1.” 一 種 説 ”

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1951年、魚類分類学の創始者
田中 茂穂 理学博士は
日本のイワナオショロコマ一種とする説。



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2. ” 五 種 一 亜 種 説 ”

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1961年、動物学者 大島 正満 理学博士は
オショロコマ、ミヤベイワナ、アメマス
ニッコウイワナ、ヤマトイワナ
の五種とし
キリクチ ヤマトイワナ の亜種と唱える。 
ゴ ギ は種と認めず ニッコウイワナ に偏しました。


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3.” 二 種 一 亜 種 説 ”

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1967年、霊長類学の創始者及び棲み分け理論で
世界的に高名な
文化勲章受章者 今西 錦司 理学博士は
日本のイワナ
アメマス オショロコマ
斑紋点の無色と有色の二種 ゴ ギ を一亜種とし
他の有色斑紋点、ミヤベ・ニッコ ウ・ヤ マト・キリクチ
アメマスノの地理的に連続的に変化する
” クライン ” であると唱え
大島 正満 博士 の説を激しく批判しました。



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最後迄ご覧いただき


ありがとうございました。
お気づきの点がございましたら
” コ メ ン ト ”
など、いただければ幸いです。

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