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2013年4月11日木曜日

*** Apr-2013 ; 釜 瀬 川 支 流 ・ 大 平 川 釣 行 記 ***

 
目  次
 Ⅰ.大 平 川
             1.釜瀬川 
             2.在来渓魚
             3.経 路
             4.入 渓
 Ⅱ.渓魚の種と自然分布
             1.アマゴ・ヤマメの自然分布圏
                    ① アマゴ
                    ② ヤマメ
             2.屋久島のヤマメ
             3.イワナの自然分布圏
 Ⅲ.日本のイワナの分類
             1.一 種 説
             2.五 種 一 亜 種 説
             3.二 種 一 亜 種 説
 Ⅳ.宿泊施設・温泉・レストラン
           1.民宿 五郎舎
             2.民宿 有井館
             3.増富ラジウム温泉
             4.明野ナトリウム温泉
             5.ミサワイナリー
             6.甲州牛・和こう

 
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Ⅰ.大  平  川

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山梨百名山
” 横 尾 山 ”
(1818m)
の南斜面
を主水源とし
周辺の諸低山の沢水を集め 
韮崎方面から ” 黒 森 ” に向かう610号線から
清里に抜ける 高須林道 ” に進入後の300m先
標高1080mで 釜 瀬 川 ” に流れ落ち込む
約 3.5kmの短い細流です。
 
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1.釜 瀬 川
 
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山梨県北杜市黒森地区の
瑞  牆  山
 みずがきやま2330m )
を主水源とし
塩川ダムの建設で造られた人造湖の
瑞牆湖までの、およそ13kmで
塩川の本流筋になります。
過っては ダ ム ” 辺りで
釜無川 ” の支流 塩川
二股に分かれ、東方面、増富温泉から
流れ来る 本谷 と合流していましたが
現在は "塩川ダム" より流れ出
須玉町を南流し
韮崎市内に入ると南東方向に流れ
国道20号線
双葉バイパスに架かる
” 塩川大橋 ”
下流700m付近で に流入する
約23kmが ” 塩 川 ” と呼称されております。

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2.富士川水系の在来渓魚

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 南アルプスの北端
鋸 岳 ・  横 岳 ・ 鳥 帽 子
( 2685m・2142m・2533m )
等々の諸山を諸水源に長野・山梨県境を北流し
長野県富士見町落合で
八ヶ岳山麓から流れ出す10数本の支流を集めた
” 立場川 ” と合流、屈曲し
甲州街道20号線に沿うように
流路を南東に変え ” 国境橋 ” で山梨県内に入り
甲府市内の南西
市川大門で ” 笛吹川 ” と合流する間の
約 64Km が 釜 無 川 ” と呼称され
以降は日本三大急流の一河川
(熊本県=球磨川、山形県=最上川)
富 士 川
と名を変え、64km余を経て駿河湾に注ぐが
河川法上は釜無川を含めた
全長128kmが ” 富士川 と称されております。
元来 富 士 川 水系の 在 来 渓 魚 ”
アマゴ ヤマトイワナ
の自然棲息圏でありましたが
現在は ヤマメ 及び ” ニッコウイワナ
アメマス の陸封型 エゾイワナ
も放流され、残念ながら
ヤマトイワナ ”
にお目に掛かれるのは
源流域の支流、小沢でも極めて稀であるようです。

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3. 経   路

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中央道下り線をご利用の場合は
韮崎ICで降り
増冨村 ” 増冨ラジューム温泉を目指し
” 昇 仙 峡 ・ 明 野 ”
方面に右折します。
因みに 下り線を利用の場合は
よりも 韮 崎
で降りた方が
距離・時間、共に少々勝っております。
右折して、直ぐ左側には
” 7-11”
があり都合が良いかと思います。

韮崎ICより右折し
600mほど先の右側に
” 甲州牛専門店 和こう ”
がございます。
帰路には、是非、ご賞味ください。


韮崎ICから約2分
三つ目の信号
” 宮久保 交差点 ”
須玉・明野方面へ左折し
” 茅ヶ岳広域農道 ”
を一直線に通過します。


韮崎ICより9分ほどの
” 茅ヶ岳広域農道 ”
沿いに明野で唯一のワイナリー
” ミ サ ワ ワ イ ナ リ ー ”
が右折した200m先にあります。


この建物は
” レストラン彩 ”
現在は ” ランチ  ” のみ営業
奥にはワインショップ館があります。

ミサワワイナリーの看板から500m進むと
日照時間日本一
をほこる明野町に
南アルプス・八ヶ岳・富士山
を望む大パノラマが展開する
源泉温度45.1度、ナトリウム含有
の町営温泉があります。
明野 ナ ト リ ウ ム 温 泉
で心身を癒し
ワインショップ館で にお土産を買って
” 甲州牛専門店 和こう
 でお腹を満たして帰宅なさっては如何でしょうか。


茅ヶ岳広域農道から
” 八ヶ岳連峰 ”
 くっきりと見えます。

 
南側には、壮大な
南アルプスの峰々が連なっています。


韮崎ICより約15分
” 孫 女 橋 ”
を渡り終えた所で右折します。

韮崎ICより約25分
塩川ダムの建設により造られた
人造湖・ 瑞 牆 湖 ” 前の
 ” Y 字交差路 ”
を右折し7分程走りますと
日帰り村営
 ” 含有量世界一の増富ラジュウム温泉
に着きますので
帰り際には、お寄りください。
左折し、黒森方面に向かいます。

瑞 牆 湖 ” の 光景です。

韮崎インターから凡そ33分
人造湖 瑞 牆 湖 ” ” Y 字交差路 ” から8分
御塚橋際の ” 高須林道・クリスタルライン ” 清里方面に入ります。

 
610号線、高須林道の入り口よりほぼ300m
橋の袂の駐車スペースに到着です。


大平川にかかる橋の真下で
釜瀬川に流れ込む様子が見えます。



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① クリスタルライン

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中央道・勝沼ICから凡そ25分
140号線に入り3分程で牧丘トンネルを潜り
直ぐに左折し 乙女高原・琴川ダム 方向に進み
杣口林道 を目指します。
此処が ” 山梨市・牧丘町 ”
ク リ ス タ ル ラ イ ン
の入り口で
基点・杣口林道ー>焼山林道ー>焼山峠ー>
荒川林道ー>乙女高原ー>御岳林道ー>
池の平林道ー>木賊峠ー>観音峠大野山林道ー>
本谷釜瀬林道終点ー>610号線ー>高須林道
を通り 市高根町清里 が終点となる
全林道が舗装された全長68kmで
富士山・八ヶ岳・南アルプスを眺め
さらに、金峰山・瑞牆山の秩父連山の
雄大な自然に囲まれた森林地帯に
四季折々の景色が楽しめる
絶景の ドライブコース が形成されております。
特に、紅葉のシーズンは、知る人ぞ知る超穴場コースです。

 

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3. 大 平 川 入 渓

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          釣 行 日・・・・・・・・・ 4月10日午前8時20分
          天      気・・・・・・・・・ 晴れ
          気      温・・・・・・・・・14度 水温=10度
          R  O   D・・・・・・・・・6.00 Foot  Power = Slow
          L  I  N E・・・・・・・・・ Phoenix Silk 3Weight
          LEADER・・・・・・・・・Phoenix Braided Silk 150cm
          TIPPET・・・・・・・・・ 8 X
          標      高・・・・・・・・・1080m 
 
橋の下流側の左岸側から容易に入渓した直後の光景です。
 
8時45分、標高1120m
体側に朱点 ” ア マ ゴ ” です。

左岸側の大・小の石の間の
低い落ち込みからの
流れ出し平瀬の所からのライズです。
 
9時05分、左岸側から右岸より
水量・川幅が半分ほどの細流が落ち込んできます。
チョット興味があったが右岸側を進みました。
明日、この小沢を遡行することにします。


9時20分頃から倒木が
行く手を拒みます。


両岸が急斜面のため、倒木が多いです。




川岸まで樹木が迫り
木々の枝々が川面に覆い被さっています。

所々に開けた場所が現れ始めます。
入渓後、2時間ぐらいは
潜ったり、跨いだりの連続です。


短いゴルジュです。




11時20分
樹木に赤い塗料で1本は下を指し
もう1本は横矢印で急斜面側に向いています。
多分、林道の方向を意味しているのであろうが
急斜面は枯葉で覆い尽くされており
恐らく、厚い落ち葉の層になっており、登るには危険すぎます。


岸際の狭い止水に黒い揺ら揺らと動く
2cmほどの渓魚を発見。
30cmの接写を試みましたが
全く、逃げる気配はありません。
共食いされずに大きく育ってほしいものである。


陽だまりを見つけ
お腹が空いたので12時15分昼食です。








大小さまざまな石で構成されている
斜度の緩やかな水量の少ない渓です。


13時20分、標高1240m
アマゴです。


左岸側、主流脇の石廻りからのライズです。


深い淵で通り抜けが出来ません。
右岸側、真際の上を登ります。


13時50分、アマゴです。


右岸側の瀬尻からのライズ。

V字形のゴルジュ態です。




14時35分、20mほどの滝です。
遡行不能です。


暫くは、川通しです。


右岸側、林の中へ




15時45分、70分ほど費やし
駐車場所に到着です。



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約6時間15分の釣行雑感

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入渓後、2時間程は、倒木が多く難儀であるが
斜度が緩やかで、遡行は楽であり
水量も少ないので渡渉も安心である。
全体的になだらかな渓なので
アポローチには、工夫が必要です。
これから先、若葉が生い茂る頃には
キャスティングに苦労するかも知れません。
 
      入渓時刻・・・・・・・・・・8時20分
      退渓時刻・・・・・・・・・・14時35分
      R  I  S  E ・・・・・・・・・・6 回
      合せ切れ・・・・・・・・・・ 0    
      合せ仕損・・・・・・・・・・ 1         
      バ ラ シ・・・・・・・・・ 2       
      LANDING-NET・・・・・・・ 3 匹    
      LANDING-NET %・・・・・・50%
 
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4. 大 平 川 支 流???沢 入 渓
 
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        釣 行 日・・・・・・・・・・・ 4月11日午前9時30分
        天      気・・・・・・・・・・・ 晴れ
        気      温・・・・・・・・・・・ 10度 水温=08度
        R   O  D・・・・・・・・・・・ 6.00 Foot  Power = Slow
        L  I  N  E・・・・・・・・・・・ Phoenix Silk 3Weight
        LEADER ・・・・・・・・・・・Phoenix Braided Silk 150cm
        TIPPET ・・・・・・・・・・・ 8 X
        標      高 ・・・・・・・・・・・1100m


気温10度、晴天なれど冷たい風が吹く中
鼻水を堪えながら、ウエダーに着替え
昨日の駐車場所向かいの空き別荘の中を通ります。


9時30分
別荘の中を通ること2~3分
出合いで入渓です。


9時35分、標高1100m
ナイス・スポット、なんとなくのキャストで。


合流地点の左岸側、平瀬からのライズです。


9時50分


右岸側の主流脇からのライズです。


9時57分、標高1150m


中央の瀬尻からのライズです。




10時20分、入渓してから50分
斜度のある渓を登り終えたところから
傾斜が緩くなりますが・・・・。


木々が川岸まで迫り
川面に小枝が伸び キャスティング ” が困難です。


10時35分、アマゴです。

右岸側の緩い反転流からのライズです。


枯れ " ススキ " と川面に覆い被さるように
潅木の枝が網の目のように蔓延っています。


タダ・タダ ” トンネル ” を通り過ぎるのみです。


スポットが在ってもキャストが出来ません。


11時20分、小さな橋が見えたので
ほっとして、抜け出します。
約1時間は障害物を通り過ごす遡行で
キャストは2~3回でした。


突如、開けた空間に段々畑
狭い空間を遡行してきたので
開放感に浸りますが・・・・・。


期待しながら、チョット先に進みました。


代わり映えしないので
11時30分 ” 落 胆 ” の出渓です。


荒涼としたの中の3階の建屋?


人の気配は在りません。


11時40分
出渓後20分で610号線に出ます。
大平牧場は、閉鎖・廃業しています。


610号線沿いにある看板。
廃校になっておるようです。


11時50分、610号線から
清里に抜ける、高須林道入り口。


11時53分
出渓後23分、駐車場所に到着です。
お疲れ様でした。


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 2時間00分の釣行雑感

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前半の1時間は
比較的斜度のある快適な遡行であったが
後半の1時間は
障害物を ” いかに ” 通り過ごすかに
苦慮した時間帯で在った。
この川は、本流・支流共に” ア マ ゴ ”  の渓流であるようだ。
又、若葉が生い茂る頃の遡行は非常に困難でしょう。
 
       入渓時刻・・・・・・・・・・9時30分
       退渓時刻・・・・・・・・・・11時30分
       R  I  S  E ・・・・・・・・・・4 回
       合せ切れ・・・・・・・・・・ 0    
       合せ仕損・・・・・・・・・・ 0         
       バ  ラ   シ・・・・・・・・・・0       
       LANDING-NET ・・・・・・・ 4 匹    
       LANDING-NET % ・・・・・・100%
 
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Ⅱ.渓魚の自然分布と種

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1.アマゴ・ヤマメの自然分布圏

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①  ア マ ゴ
学 名 = Oncarhynchus masou ishikawae
陸封型をアマゴ
降海型はサツキマス
と命名されています。
神奈川県・酒匂川以西の太平洋側
瀬戸内海に流れ出る河川
及 び
豊後水道に流入する
大分県と福岡県の県境の岩岳川以南
大分県・別府湾に注ぐ大野川までの間
そして、四国全域です。

②  ヤ マ メ
学 名 = Oncarhynchus masou masou
陸封型をヤマメ
降海型はサクラマス
と命名されています。
神奈川県・酒匂川以北
北海道全域
日本海側全域
九州は鹿児島県と
" アマゴ自然生息圏 "
を除く全域です。
因みに
鹿児島県の110年に渡る
内水面漁業協同組合史の記述には
” ヤ マ メ ”
の文字は、見当たりません。
 
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2. 屋久島のヤマメ

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” 屋久島安房川 ・ 小杉谷 ”
に棲息する山女は
鹿児島県水産試験場
旧大口養魚場
(1961年・昭和36年開設)
が1968 ・ 1969年に
( 昭43年 )  ( 昭和44年)
旧東京都水産試験場奥多摩分場
からヤマメ発眼卵を移入し
ふ化仔魚から養成した親魚が元の稚魚を
1971年
( 昭和46年 )
『 財団法人・淡水魚保護協会 』
( 理事長・木村英造 ・ 1994年2月解散
会員だった文化勲章受章者
今西 錦司 博士
の働きかけにより
放流したとの石碑が
小杉谷集落
” 旧小杉小 ・ 中学校校門跡 ”
の門柱前に
設置されております。
 
  
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3.イワナの種と自然分布圏

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① ヤ マ ト イ ワ ナ
学 名 = Salvelinus leucomaenis japonicus
陸封型のみの種で
降海型は、おりません。
静岡県 ・ 富士川から天竜川の間
主 に
中部山岳帯の太平洋側最上流域
及 び
滋賀県 ・ 琵琶湖東岸
に注ぐ諸河川です。
形態的特徴は
背部の白色斑点が
” 無  or  不鮮明 ”
並びに腹部に
 オレンジ
の斑点があります。
命名は 大島 正満 理学博士です。
 
② ニッコウイワナ
学 名 = Salvelinus leucomaenis pluvius
陸封型のみの種で
降海型は、おりません。
神奈川県 ・ 相模川から利根川まで
新潟県 ・ 胎内川、三面川
の  ニッコウイワナ ” アメマス ”
混棲境界線から鳥取県までの間
及 び
滋賀県・琵琶湖西岸に注ぐ諸河川です。
形態的特徴は
背部に白色斑点
腹部に レモン 斑点があります。
命名は 大島 正満 理学博士です。
 
③ ゴ  ギ
学 名 = Salvelinus leucomaenis imbrius
陸封型のみの種で
降海型は、おりません。
島根県の斐伊川から高津川まで
岡山県の吉井川から
広島県の太田川を経て
山口県の錦川まで
形態的特徴は
頭頂部から背部にかけて
淡色斑の ” 虫喰い模様、鯖模様 ” が存在し
腹部に レモン の斑点があります。
尚、大 島 正 満 博士 ” 種 ” と認めず
ニッコウイワナ
に偏しています。
因みに広島県の
天 然 記 念 物
に指定されております。

④ キ リ ク チ
学 名 = Salvelinus japonicus Oshima
陸封型のみの種で
降海型は、おりません。
世界最南端に棲息し
過っては
奈良県 ・ 十津川
和歌山県 ・ 日高川、熊野川
に生息していましたが
現在は
奈良県 ・ 十津川最上流部
の1支流2谷となり
他河川においては絶滅したとのことです。
形態的特徴は
腹部に
オレンジ
の斑点があります。
因みに奈良県の
天 然 記 念 物
に指定されております。
尚、大 島 正 満 博士
ヤマトイワナ
の1亜種と捉えております。
 
⑤ ア メ マ ス
学 名 = Salvelinus leucomaenis leucomaenis
降海型をアメマス
陸封型はエゾイワナ
と命名されています。
茨城県・那珂川以北
新潟県・胎内川、三面川の
ニッコウイワナアメマス
の混棲圏以北
及 び
北海道全域です。
形態的特徴は
全体に ” 白色斑点 ” があります。

⑥ オショロコマ
学 名 = Salvelinus malma malma
陸封型をオショロコマ
降海型はオショロコマスと命名。
北海道内
に限られており
東部 = 知床半島、標津地方
中央部 = 石狩、日高山渓
西部 = 支笏、定山渓地方
及び渡島半島です。
形態的特徴は
体側に があります。

⑦ ミヤベイワナ
学 名 = Salvelinus malma miyabei
北海道
十勝管内の大雪山国立公園内
道内最高所の湖
標高810mに位置し
カルデラ湖 OR 火山性堰止湖
とも言われている
周囲13.8km、最大深度108m
冬季間は結氷する
然 別 湖 ”
のみに生息している
イ ワ ナ
形態的特徴は
体側に があります。
動物学者
大島 正満 博士
新種としましたが
他の多くの学者は
” オショロコマ ”
の亜種と捉えています。
命名は1938年
大島博士が恩師である
札 幌 農 学 校
( 現在の北海道大学 )
宮部 金吾 博士
の名を学名に冠し
贈呈した由来があります。
又、北海道の
天 然 記 念 物
に指定されております。
以 上 が
” 動物学者 ・ 大島 正満 博士 ”
の学説であります。
尚、九州には
 ” イ ワ ナ ”
の自然分布圏は存在しません。
 
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Ⅲ.日本のイワナの分類

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1. 一   種   説
 
==========================================
 
1951年
魚類分類学の創始者
田中 茂穂
理学博士は日本の
イ ワ ナ
オショロコマ
一種とする説。
 
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2. 五  種  一  亜  種  説

==============================================================
 
1961年、動物学者
大島 正満
理学博士は
オショロコマ、ミヤベイワナ、アメマス
ニッコウイワナ、ヤマトイワナ
の五種とし
キリクチ ヤマトイワナ
亜種と唱え
  ゴ ギ ”
は種と認めず
ニッコウイワナ ”
に偏しました。
  
===================================================

3. 二  種  一  亜  種  説

==========================================================
 
1967年
霊長類学の創始者
及び
棲み分け理論で世界的に高名な
文化勲章受章者
今西 錦司
理学博士日本の
イ ワ ナ
アメマス オショロコマ
斑紋点の無色と有色の二種
ゴ  ギ
を一亜種とし
他の有色斑紋点
ミヤベ・ニッコ ウ・ヤ マト・キリクチ
アメマス
地理的に連続的に変化する
” ク ラ イ ン ”
であると唱え
大島 正満 博士
の説を激しく批判しました。
 
=======================================================
 
Ⅳ.宿 泊・温 泉・レストラン
 
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1. 五  郎  舎
( ご ろ う や )
電  話・・・・ 0551-45-0319
 
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山梨県側、信州峠の麓
住人50余人・28世帯
の黒森地区に佇み
” 百 名 山 ・ 瑞 牆 山 ”
( みずがきやま ・ 2230m )
を目指す人が多く利用しているようです。
太い柱、分厚い幅広の梁
と原木を贅沢に使った
” モ ダ ン ”
な古民家造りの建物です。
食事は四季折々の
 ” 山 の 幸 ”
地元産 OR 自家栽培
の甘味ある新鮮な野菜類が
色々と工夫されて
 ” ボリュウム ”
満点の料理がでてきます。
” 釜瀬川 ・ 天鳥川 ・ 金山沢 ・ 本谷川 ・ 黒森川 ”
と周辺は源流域の渓観が堪能でき
帰り時間を気にせずに
渓趣と渓魚釣りを
終日 ユックリ・ノンビリ ” 満喫
しては如何ですか。
 
 
 
梁や柱が剝きだしの
民家風造りです。
 
 
食堂は窓が大きく、明るく
遠くに 南アルプス ” の山々の
景色が綺麗に見えます。
 
重厚な木々が
贅沢に使われています。
 
在りし日の夕食です。
イワナの塩焼きを除いてはすべて
” 自家栽培 OR 天然物 ”
の素材が一工夫して
食べ切れないほど出てきます。 
 
朝食です。
  
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2.  井  館
電話 = 0551-45-0455
 
==================================================
 
黒森の ” 釜 瀬 橋 ” から
約10分ほどの金山平で
” 民宿と手打ち蕎麦店 ”
を営んでおります。
二・八蕎麦と季節の山の幸は絶品 !!
昼食に是非お試しください。
釣りだけでなく
秋の紅葉期の
” ク リ ス タ ル ・ ラ イ ン ”
は隠れた穴場です。
5月~10月頃まで
毎日営業しておりますので
近くに来た時には、お寄りください。
 
入り口にある で飼われている
 ” 見 事 な 岩 魚 ”
ご主人は50有余年
この周辺の渓流で
川虫を餌に釣りをしておられる
 ” 大ベテラン ”
お蕎麦を食される時は
いろいろお尋ねください。
 
 
 
奥の古民家は
江戸末期の建築だそうです。

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3.増 富 ラ ジ ウ ム 温 泉
 
========================================================
 
帰り際には
有井館から10分ほど下った
増富温泉街の増富町営
” 増 富 の 湯 ”
で疲れを癒しては、いかがですか。
 ラジウム含有量世界一 ”
を誇る
薬効の高い湯治場として知られており
褐色の ” 源泉温度25度 ” の湯船と
30度・35度・37度
が流れ出る各湯船があります。
! 元 気 溌 溂!
安全運転でご帰宅ください。
 
詳細は下記にアクセスください。

====================================================
 
4. 明 野 温 泉 太 陽 館
 
=====================================================
 
” 日照時間日本一 ”
を誇る明野町の茅ヶ岳広域農道沿いに
” 南アルプス・八ヶ岳・富士山 ”
を望む大パノラマが展開する
源泉温度45.1度、ナトリウム含有
宿泊設備を備えた町営
 ” 明野温泉 ・ 太陽館 ”
帰路には疲れた体を癒してはいかがですか。

詳細は下記にアクセスください。

 
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5. ミ サ ワ ワ イ ナ リ ー

====================================================

” 明野温泉・太陽館 ”
反対側車線
韮崎方面へ
およそ500m先の
文字看板を左折し、1分ほど進むと
明野町唯一の ワイナリー があります。
帰り際には
増 富 ラ ジ ウ ム 温 泉
OR
明 野 ナ ト リ ウ ム 温 泉
で心身を癒し
ワインショップ館で

にお土産を買って
 ” 甲州牛専門店 ・ 和こう
でお腹を満たし
帰宅なさっては如何でしょうか。

アクセスください。
http://www.grace-wine.com/our_winery/akeno/index.html

ミサワ・ワイナリー入り口
この建物は
” レストラン彩 ”
現在は ” ランチのみ ” の営業です。
奥には ” ワインショップ館 ” があります。
 
ア プ ロ ー チ
 
フ ロ ン ト
 
メ イ ン ル ー ム
 
サ ブ ル ー ム
 
=====================================================
 
6. 甲 州 牛 ・ 和 こ う
 
=====================================================
 
韮崎ICから右折後600m先に
構える甲州牛専門店です。
オーナーは
店の裏手で甲州牛を飼育し
有機野菜も育て
お店で提供しております。
詳細は下記にアクセスください。
http://www.k-wakou.com/


この冷奴は格別です。
薬味もタップリで
お豆腐の味が絶品です。


メニューは
ステーキ ・ 焼肉
すき焼き ・ しゃぶしゃぶ
の4種が基本で
特に ” タ ン ”
他店では味わえない生肉です。
是 非
帰路にはお寄りください。


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最後迄ご覧いただき
ありがとうございました
お気づきの点がございましたら
” コ メ ン ト ”
いただければ幸いです。
 
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