Ⅰ.丹 沢 湖
1.在 来 渓 魚
2.丹 沢 山 塊
Ⅱ.水 の 木 沢
1.経 路
2.丹 沢 山 塊
Ⅱ.水 の 木 沢
1.経 路
2.ア プ ロ ー チ
3.入 渓
① 下 流 編
② 中 流 編
4.ぶ な の 湯
5.支 流 金 山 沢
① 経 路
3.入 渓
① 下 流 編
② 中 流 編
4.ぶ な の 湯
5.支 流 金 山 沢
① 経 路
② ア プ ロ ー チ
③ 入 渓
Ⅲ.渓魚の種と自然分布圏③ 入 渓
1.ア マゴ
2.ヤ マ メ
① 屋久島ヤマメ
3.イ ワ ナ
Ⅳ.日本のイワナの分類
1.一 種 説
1.一 種 説
2.五 種 一 亜 種 説
3.二 種 一 亜 種 説
=============================================
Ⅰ 丹 沢 湖
==============================================
1969年
事業者の神奈川県は
” 酒 匂 川 ”
を流域の
” 洪 水 調 節 ”
県全域の
” 上水道 ・ 電力供給 ”
等々に活用する為の
” 多 目 的 ダ ム ”
の建設計画を施工し
1978年
水没する
” 三 保 村 住 民 ”
の要望を受け入れ
” 三 保 ダ ム ”
と命名し10年を経て完成に至りました。
この三保ダムは
” 丹 沢 山 塊 ”
を水源とする南下してきた
” 酒 匂 川 ” 本流の ” 河 内 川 ”
に西方より流れ入る
” 世 附 川 ”
と東から合流する
” 玄 倉 川 ”
の二支流が過つて
” 永 歳 橋 ”
辺りで出合った上記
” 三 河 川 ”
の水量で貯水せられることを鑑み
この人造湖を神奈川県は
” 丹 沢 湖 ”
と命名しました。
な お
過つて南下してきた
” 河 内 川 ”
の名称は現在では
” 地 域 住 所 名 ・ 中 川 ”
を通り抜けることから通称
” 中 川 川 ”
と呼称されており
三保ダムから流れ落ち
” 県 道 7 6 号 線 ”
に沿うように流れ
” 国 道 2 4 6 号 線 ”
と交わる
” 清 水 橋 交 差 点 ”
の上り30m先の清水橋下で支流
” 鮎 沢 川 ”
が合流する地点迄の5Kmを
” 河 内 川 ”
と称し
それ以降は ” 酒 匂 川 ” と名称され
約25kmを経て
” 相 模 湾 ”
に流れ入ります。
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1.酒匂川水系の在来渓魚
===============================================================
” ア マ ゴ ”
自然分布の北限と言われ
その生息圏に
” ヤ マ メ ”
生存は皆無が定説ですが
唯一在来種
” ヤ マ メ ”
が混棲する特異な元来河川です。
しかし ” イ ワ ナ ” 在来種
が記録に無いにも関わらず
過っては
” ニッコウイワナ ”
が放流されていましたが
” 最 近 は ”
元来の自然形態に戻すべく
放流を控えているようです。
尚
神奈川県内は
” 3月1日~10月14日 ”
迄が渓魚の遊漁期間です。
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2. 丹 沢 山 塊
==================================================
ほぼ全域が
” 神奈川県 ・北西部 ”
に広がる山地で
50~60
以上の諸山で形成されており
最高峰の
” 蛭 ヶ 岳 ”
でも標高は ” 1673m ” でありますが
幾山が重なり合う
” 複雑な地形 ”
を成す稀な中級山岳帯であります。
また ” 東海自然歩道 ” として
” 登 山 路 ・ 標 識 ”
が良く整備されており
首都圏からも近く
車で標高500mほどからの
余裕のある日帰り気楽な軽登山として
四季折々の山趣が楽しめ
” 老 若 男 女 ”
に人気の山々でもあります。
尚
丹沢山地の大部分は山岳公園として
” 丹沢大山国定公園 ”
と
” 神奈川県立丹沢大山自然公園 ”
に指定されております。
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Ⅱ 水 の 木 沢
=====================================================
丹 沢 山 塊 西 端
” 山 梨 県 ・ 神 奈 川 県 ”
( 甲 州 国 ) ( 相 模 国 )
の県境を沿うように連なる
” 甲 相 国 境 尾 根 ”
中央に位置する主峰
” 菰 釣 山 ”
( こもつりしやま・1348m )
を主水源に南へ下り
西より流れ来る支流
” 大 棚 沢 ”
が右岸に流れ込む迄の
凡そ3.3Kmが
” 水 の 木 沢 ”
と呼称されており
” 世 附 川 ” の ” 本 流 沢 ”
になります。
以降も南下し右岸側で支流
” 土 沢 ”
に出合うまでの1.8Km区間は
” 本 谷 ”
と呼ばれ
この合流地点から流路は
東へ屈曲し約4.6Kmを経て
” 丹 沢 湖 ”
に流れ入る間が
” 世 附 川 ”
と名称されています。
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1.経 路
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東京方面からお出かけの方は
” 東名高速用賀インター ”
より凡そ40分
より凡そ40分
” 大 井 松 田 ”
で降り直ぐの三俣路の右端
で降り直ぐの三俣路の右端
” 山 北 ・ 秦 野 ”
方面へ向かい
” 浅 瀬 ゲ ー ト ”
を目指します。
方面へ向かい
” 浅 瀬 ゲ ー ト ”
を目指します。
接続している255号線に左折進入直後
” 沼 津 ・ 御 殿 場 ”
方面へ進み
直ぐの ” 2 4 6 号 下 り 線 ” に合流。
” 2 4 6 号 下 り 線 ”
を走行すること8分程の下り側に
行程で唯一のコンビニ
” サ ー ク ル K ”
で遊漁証を購入します。
これより先に
” 遊 漁 証 ・ 飲 食 物”
の販売所はありません。
サークルK駐車場からの
” 富 士 山 ”
大井松田ICより20分
左側に
” 丹 沢 湖 ・ 中 川 温 泉 ”
看板が立つT字形
” 清 水 橋 交 差 点 ”
” 丹 沢 湖 ・ 中 川 温 泉 ”
看板が立つT字形
” 清 水 橋 交 差 点 ”
を右折 ” 県 道 7 6 号 線 ” を一路
” 丹 沢 湖 ”
に向います。
” 丹 沢 湖 ”
に向います。
清水橋交差点より2分
幹線道路 ” 2 4 6 号 線 ” から外れ
冬季には閉鎖する寂れた
” 道 の 駅 ・ 山 北 ”
帰り際には
地元産品をお土産に探しては如何ですか。
清水橋交差点から8分
玄倉川への分岐路
詳細は過去ブログ
『 No-24=2012-04-玄倉川源流域 』
をご覧ください。
直進し ” 丹 沢 湖 ” に向います。
” 丹 沢 湖 ” に架かる ” 永 歳 橋 ”
過ってはこの周辺で
” 世 附 川 ・ 中 川 川 ・ 玄 倉 川 ”
が合流してたようです。
清水橋交差点より10分
永歳橋を渡り終えた直後の標識
” 7 2 9 号 線 ・ 世 附 ”
方向に左折し
” 世 附 川 入 口 ・ 浅 瀬 ゲ ー ト ”
を目指します。
” 大 井 松 田 I C ”
から35分
” 浅 瀬 ゲ ー ト ”
前の駐車場所に到着です。
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2. ア プ ロ ー チ
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駐車場所から100m程先の
事実上の729号線の終点
” 浅 瀬 ゲ ー ト ”
を通過します。
” 地 理 院 地 図 ”
上では
” 水 の 木 橋 ”
を渡り終えた直後で分岐する支線
” 大 棚 沢 林 道 ”
の500m先辺りが
” 県 道 7 2 9 号 線 ”
の終点のようです。
2010年9月・大型台風
による集中豪雨により
① 浅瀬橋より上流1Kmの大又沢
② ゲート周辺から世附川芦沢橋間
の ” 管 理 釣 り 場 ” が
破壊される以前は
帰り際に立ち寄ると
” 気 さ く な 管 理 人 ”
は誰にでも
” コーヒーをサービス ”
してくれ ” 釣 果 話 ” に沸いた
今は無人の思い出の
” コ ン テ ナ 管 理 棟 ”
ここまでは水位が上がらなかったようです。
営業時の
” 沢 割 情 報 板 ”
が今も毎年取り替え引き継がれ
有効利用されています。
駐車場所から8分程で
” 浅 瀬 橋 ”
” 浅 瀬 橋 ”
を潜り抜けると直ぐに
” 世 附 川 左 岸 ”
に流れ入る ” 大 又 沢 ” の光景です。
橋上からの上流の眺め。
” 浅 瀬 橋 ”
を渡り終えた
Y字交差路地点が
左の ” 水 ノ 木 幹 線 林 道 ” と
右側の
” 大 又 沢 幹 線 林 道 ”
の起点になります。
左に曲り
” 水 の 木 橋 ”
を目指し黙々と歩きます。
” 浅 瀬 ゲ ー ト ”
から約10分
2010年9月
の大型台風による集中豪雨で
激流が ” 7 2 9 号 線 ” を侵食
崩壊させ通行困難だった
堰堤付近は復旧しています。
2011年4月
堰堤付近 ” 県 道 ” は寸断され
通行が難儀でした。
堰堤の上流側も完全に復旧してます。
2011年4月
同一の場所の様子です。
台風後は一面
砂利で覆われていましたが
” 浮石 ・ 沈み石 ・ 落ち込み ”
が姿を現わし
渓魚も居ついてそうな雰囲気です。
浅瀬橋から20分程にあった
” 大 穴 ”
も改修されています。
2013年3月
の時点では放置されており
落ちたら、自力で這い上がるのは
非常に困難であろう
深さ3mほどの
” 大 穴 ”
山側の蔓や根を掴み
僅か20cm程の踏み跡を
” ヘ ツ リ ”
で通り過ごした懐かしの思い出。
3番目堰堤前も復旧されています。
2015年度の状態。
堰堤袖に設置されてる表示板。
堰堤間際は一部修復されています。
2015年時の状態
現在全面改良工事中
工事用通路は通行可能です。
ゲートから28分
” 芦 沢 橋 ”
に到着
過っては此処までが
管理釣り場区間でした。
2015年時には放置されていた
” 大 丸 太 ”
は撤去されています。
川面から3mの高さの橋上まで
水かさが増し大激流に運ばれた
” 大 丸 太 ”
が欄干に激突し4本をへし折ったようです。
この先 ” 7 2 9 号 線 ” は3箇所
が大崩落により
寸断されており、通れませんので
一旦、右側の工事用通路を通り
河原に出、川通しで過ごします。
河原に下り前方に視野を向けると
! 異 様 な 光 景!
新緑に囲まれた山肌の一部を覆う真新しい
” コ ン ク リ ー ト ”
環境に溶け込むような
” 法 面 崩 落 防 止 工 法 ”
は無かったのであろうか?
2015年時の状態。
電柱が立っている所の
” 2 番 目 崩 落 個 所 ”
はまだ放置状態です。
ゲートから36分
芦沢橋から8分
左岸側 ” 悪 沢 ” との出合
( わ る さ わ )
尚
悪沢の詳細は過去ブログ
『 No-63=2014-05-29-世附川悪沢 』
をご覧ください。
2015年時の様子
” 透 過 型 砂 防 堰 堤 ”
は土砂は流し、流木を防ぐ役割で
” 不 定 期 に 除 去 ”
する事になっているそうですが
2015年時は
” 不 透 過 型 砂 防 堰 堤 ”
に成りつつありました。
悪沢の向い斜め上流
3番目崩落場所は
”静 岡 県 側 ・ 明 神 峠 ”
を越え ” 大 棚 沢 林 道 ” を通り
2014年度
に改修されました。
その下の明確な
” 弓 な り 踏 み 跡 線 ”
から察知すると
” 2 番 目 崩 落 個 所 ”
も通れそうな気配
帰りには通ってみよう。
2014年度の状態。
渡り板が抜け落ち放置され朽ちた
” 仕 事 吊 橋 ”
この周辺は
” 王 子 製 紙 ”
の社有林のようです。
因みに戦前の
” 王 子 製 紙 ”
は国内製紙の8割強を占める
” 巨 大 製 紙 会 社 ”
でありましたが戦後の
” 財 閥 解 体 ”
により
1 9 4 9 年
” 苫 小 牧 製 紙 ”
を母体とする
” 本 州 製 紙 ・ 十 条 製 紙 ”
に3分割されました。
その後
苫小牧製紙は関連企業との
吸収・合併を繰り返し
1993年
” 新 王 子 製 紙 ”
に商号変更しさらに
1996年
” 本 州 製 紙 ”
との合併にいたり念願の
” 王 子 製 紙 ”
の社名復活を果たすと共に業界1位の
” 日 本 製 紙 ”
( 旧 十 条 製 紙 )
を追い抜き1位に躍り出
2012年
には純粋持株会社制に移行し
『 王子ホールディングス株式会社 』
を設立し現在に至っております
今は無き ” 本 州 製 紙 ” の警告板。
崩れた仕事道の階段を上り
林道に出ます。
木材の集積場があり
” 静 岡 県 側 ” から ” 明 神 峠 ”
を越えて道一杯に
搬出している大型車両には
充分注意しましょう。
右下の廃屋は過っての樵小屋でしょうか。
芦沢橋より27分
ゲートより55分
” 山 百 合 橋 ”
に到着です。
意気が切れたので休憩です。
” 山 百 合 橋 ”
から9分
” 4 番 目 大 堰 堤 ”
” 世 附 川 ”
の釣趣は
工事が終了するまでは
” 仕 事 吊 り 橋 ”
大堰堤から
” 支 流 ・ 土 沢 ”
までは遥か眼下に
広い河原の中を蛇行しながら
一筋の平瀬が続く通称
” 広 河 原 ”
山百合橋から20分
” 本 谷 ” と ”土 沢 ”
への
” 入 渓 口 目 印 地 点 ”
東電の取水堰への仕事道階段を下ると
吊り橋の下流10mで
” 本 谷 ” と ” 土 沢 ”
が出合います。
詳細は過去ブログ
『 No-52=2013-06-18-世附川本谷 』
『 No-70=2015-04-28-世附川土沢 』
全体に緩やかな林道であるが
長く歩くと苦痛である。
陽は幼葉を透し通し葉脈を浮き立たせ
浴びる柔らかな緑光の中を潜ると
山百合橋 → 34分 → 夕霧橋
” 水 の 木 橋 ”
まで、あとどのくらいなのであろうか?
見当がつかないと不安になる。
” 大 堰 堤 ”
から
” 林 道 ”
は急斜面5~60m
所々では断崖絶壁下に
” 溪 ”
” 本 谷”
に設置されてる
” 不 透 過 型 砂 防 堰 堤 ”
上流100m先で
” 大 棚 沢 ”
が右岸に流れ込みます。
” ゲ ー ト ”
→28分→芦沢橋→27分→山百合橋
→27分→金山橋→28分→
” 水 の 木 橋 ”
” 110分 ・ 標 高 580m ”
に到着です。
ふ~と一息
崩れるように座り込み
痺れる足を伸し擦る
15分程休憩です。
前方突当り ” Y 字 路 ” 左側が支線
” 大 棚 沢 林 道 ”
橋名の標柱
” 水 ” と ” 木 ”
の間に小さな刻印
” の ”
工事完了後に ” の ” 抜けに気づき
あわて混乱した過程の中での苦肉の対応が
” 附 け 加 え ”
====================================================
3. 入 渓
=====================================================
① 下 流 編
=========================================
釣 行 日 ・・・・・2017年5月6日
入 渓 時 ・・・・・9時25分
標 高 ・・・・・570m
天 気 ・・・・・曇り時々 晴
気 温 ・・・・・18度
水 温 ・・・・・14度
水 温 ・・・・・14度
R O D ・・・・・6.00 Foot Power = Slow
L I N E ・・・・・ Au Ver A Soie Silk 3-Weight
LEADER ・・・・・Phoenix Silk Leader 150cm
L I N E ・・・・・ Au Ver A Soie Silk 3-Weight
LEADER ・・・・・Phoenix Silk Leader 150cm
TIPPET・・・・9 X
橋の袂から緩やかな斜面を
10mほど下り
左岸側から入渓です。
10mほど下り
左岸側から入渓です。
入渓直後の上流の
” 溪 観 ”
溪床は ” 全 面 粘 土 色 ” の砂床
” 沈 み 石 ”
周りは砂で埋まり隙間が無く
” 平 瀬 ”
の川床は全面砂が覆う
? 川 虫 は ? 渓 魚 の 住 処 は?
入渓後30分
疑念を払拭させてくれた
” ニ ッ コ ウ イ ワ ナ ”
との
左岸側主流脇の粘土色した渓床から
入渓後50分左岸側に
” 織 戸 沢 ”
が流れ込みます。
入渓後60分
定説だと
” 岩 魚 ” より下流が ” 山 女 ”
中央沈み石の裏よりお出まし
斜度が低く遡行し易い溪です。
入渓後110分
中央の沈み大石裏からのライズ。
右岸側、沈み石の間の
11時40分、お腹が空いたので
” リーフダージリン ” と ” 焼き洋菓子 ”
至福の一時です。
12時45分
昼食直後、左岸側
突き出た岩の下周りからのお出ましです。
” ナ イ ス ・ ス ポ ッ ト ”
左岸側、沈み平石の落ち込み際からのライズ。
ニッコウイワナ
左岸側落ち込み際の大浮石周りよりバッシャ。
” 金 山 沢 ”
との合流直後
の右岸側反転流よりライズ
右岸側に支流
” 金 山 沢 ”
が流れ入ります。
金山沢の前方50m先に低い橋が見え
釣り上りそこで出渓することにした。
14時05分
左岸側の橋の袂から容易に出渓です。
” 菰 釣 橋 ”
( こもつりはし )
乾いた橋の上の路面に
14時14分
” 水 の 木 幹 線 林 道 ”
を17分ほど下ると
Y字路で左が
” 水 の木 橋 ” 右が ” 支 線 大 棚 沢 林 道 ”
山側に立てられてる矢印表示板
” 浅 瀬 入 口 バ ス 停 ”
は
” 7 6 9 号 線 ” が分岐する ” 7 6 号 線 ”
の中川温泉方向30m左右地
駐車場所から ” 3.6Km ” 先であるから
あと凡そ7Km
下り故に1Km14分と換算すると
” 約 9 8 分 ・ ガ ン バ ル ゾ ~ ”
水の木橋 → 47分 ≒ 3.7Km → 山百合橋
歩きながら計算すると
1Km ≒ 12分余あと3.2Km
! お ~ 歩 が 早 ま る !
” 山 百 合 橋 ” から8分 ” 3 番 目 崩 落 場 所 ”
下り口端緒からトラロープ
滑り転んだ時を想定し
ロッドの破損を防ぐため
” ロ ッ ド を天 に 向 け ”
両手でロープを握り
後ろ向きで砂礫帯を滑り下ります。
平坦な中間帯を過ぎると
上方からも虎ロープ
滑り易いフェルトソールには有り難い。
” 登 山 愛 好 者 グ ル ー プ ”
が斜面を削り造り
更にロープを付けたような気配
! あ り が と ~ ?
上り終えると平坦地が続きます。
最初のガレ場
ガレ場の裾を容易に通過
” 2 番 目 崩 落 個 所 ”
の
” 核 心 部 分 端 緒 ”
15mほど先の電柱から
” ト ラ ロ ー プ ”
が急斜面を這っている。
” 一 瞬 躊 躇 ”
するが直線20m先には平坦路面が見え
” 勇 気 な る 撤 退 ”
は萎み四つん這いでロッドを立て持ち
不自由な両手でロープを掴み
” 無 我 夢 中 ・ 一 心 不 乱 ”
必死に四つん這い上る。
電柱を回り込むと
2本目のトラロープ
振り返り見ゾットする。
右斜めから電柱を周り左斜めに下りる。
いつ再崩落するか判らない
” ガ レ 場 ”
踏み跡線に誘われて
” 恐 怖 と 危 険 ”
の3分間に晒された。
! 安全第一を心掛けよう !
近くには異なった重機が2台
おそらく来週中には
崩落個所の土砂が除去されるのでは。
” 芦 沢 橋 ”
芦沢橋袂の表示板
山百合橋 → 1.2Km ≒ 25分 → 芦沢橋
予想外に時間を費やする。
” 駐 車 場 所 ”
までほぼ平坦で残り
” 2Km ≒ 30分 ”
脹脛が痺れてきたが
最後の力を振り絞る。
芦沢橋 → 22分 → 浅瀬橋
” ホ ッ ト ”
した瞬間あと8分
小雨が降りだしました。
小雨が降りだしました。
” 沢割りマーク ”
を忘れずに外します。
休憩することなく一気に下りて来た
” 菰 釣 橋 ”
→ 17分→ 水の木橋 → 47分
→ 山百合橋 → 25分→芦沢橋→
22分→浅瀬橋 → 8分
” 駐 車 場 所 ”
119分 ≒ 8.2Km
” 通 過 ポ イ ン ト ”
毎に予測が付くと意気が上がり
→ 17分→ 水の木橋 → 47分
→ 山百合橋 → 25分→芦沢橋→
22分→浅瀬橋 → 8分
” 駐 車 場 所 ”
119分 ≒ 8.2Km
” 通 過 ポ イ ン ト ”
毎に予測が付くと意気が上がり
無事、駐車場所に到着
無人の家の軒下にへたりこむ。
*** 4時間45分の雑感 ***
=================================================
全体的に斜度が小さく
” 巨 岩 ・ 巨 石 ”
は無く川幅は比較的広く浅く
落ち込みの低い
遡行し易い溪ゆえに
” ス ポ ッ ト ” への ” ア プ ロ ー チ ”
には工夫が必要かと思います。
ま た
溪床は殆ど粘土交じりの砂で占められ
” 渓 趣 ”
が損なわれる気がします。
さらに
” 往復3時間40分歩行 ”
を考慮して入渓することが
肝心ではないかと思います。
入渓時刻・・・・・・・・・・ 9時25分
入渓高度・・・・・・・・・・ 570m
退渓時刻・・・・・・・・・・ 14時10分
退渓高度・・・・・・・・・・ 630m
R I S E・・・・・・・・・・8 回
合せ切れ・・・・・・・・・・ 0 回
合せ仕損・・・・・・・・・・ 0 回
バ ラ シ・・・・・・・・・ 0 匹
LANDING-NET・・・・・・・ 8 匹
LANDING-NET%・・・・・・100%
=======================================================
② 中 流 編
========================================================
② - 1 ア プ ロ ー チ
============================================
中年の登山姿のご夫妻
と挨拶を交わすと
” 菰 釣 山 ”
を登り山梨県側に下り山中湖に行き
戻り帰るそうです。
6時30分
” 菰 釣 橋 ”
目指してイザ行かん。
後続者のためにマークを貼り付けます。
” 芦 沢 橋 ”
河原に下り前方見据えると
なんとなんと
” 2 番 目 崩 落 個 所 ”
は ” ガ レ ” が
除去されています。
これで曲りなりに
” 水 の 木 幹 線 林 道 ”
は全行程が
容易に通行可能になりました。
川際に豆粒ほどに見えるご夫妻。
此処も近い内に
林道が回復されることでしょう。
” 山 百 合 橋 ”
” 金 山 橋 ”
目安が判ると軽快に歩が進む。
林道脇の植物にも注意が注げる余裕
私の知ってる数少ない山野草
” マ ム シ 草 ”
秋には赤い実を付ける
” 毒 草 ”
” ゲ ー ト ”
28分→ 芦沢橋 → 22分 → 山百合橋
26分 → 金山橋→28分
” 水 の 木 橋 ”
104分
” 菰 釣 橋 ” までは ” 20分程 ”
ゲート → 122分 → 菰釣橋
此処まで休まず一気に来たが
? 何 故 ?
かさほどダメージは無い。
=========================================
② - 2 入 渓
=========================================
釣 行 日 ・・・・・5月20日
入 渓 時 ・・・・・8時50分
標 高 ・・・・・620m
天 気 ・・・・・曇りのち快晴
気 温 ・・・・・19度
水 温 ・・・・・14度
R O D ・・・・・6.00 Foot Power = Slow
L I N E ・・・・・ Au Ver A Soie Silk 3-Weight
LEADER ・・・・・Phoenix Silk Leader 150cm
TIPPET・・・・9X
10数分休憩後
橋の袂の左岸側の緩斜面を下ります。
2分程でY字合流地点
右岸側に金山沢が流れ込みます。
入渓後45分 ” 大 洞 橋 ” に出合い
これより林道は
右岸側から左岸側に沿うように続きます。
所々でゴーロ帯が出現。
” ス ラ ブ 川 床 ”
の滑落ち込みが多く見受けられます。
なが~いスラブ滑床の
枝沢が右岸に流れ込みます。
スラブ滑床に乗っている大石群と
左岸側の長い細流の
” 滑 落 ち込み ・ 滑 滝 ?
” ナ イ ス ス ポ ッ ト ”
と思いましたが留守のようです。
溪床は下流域と同じ粘土色の砂床。
昼 食
滑滝が続きます。
滑落ち込みの棚で
ブドウ虫を餌に脈釣りの先行年配者
挨拶を交わすと10cmほどを10匹釣ったと
5分ほど見ていると
” 11 ・ 12 ・ 13 ・ 14 ”
と釣り上げる。
” 先 行 者 優 先 ”
上流への先行を願い出ると
快く承諾され
溪から離れ左岸側より進む。
入渓後3時間50分
自然石を積み上げ固めた堰堤
右岸側の急斜面の踏み跡を上ります。
入渓後4時間10分
腹部に黒点がない。
中央の沈み石に囲まれた
鉄製のすのこ状の堰堤
鉄製堰堤からは滑床は影を潜め
” ゴ ー ロ 沢 ”
棚状の左岸側沈み大石周りからのライズ。
帰路の時間を考慮し
気分良いところで退渓です。
緩やか溪を川通しで
林道出合いの傍らの
” 菰 釣 山 林 道 起 点 標 柱 ”
” 菰 釣 山 ”
への延伸時の起点標であるようだ。
ここで13分休憩後
” 1 4 時 3 8 分 ・ ゲ ー ト ”
目指して下ります。
真新しい ” 威 風 堂 々 ” たる表示板
この周辺一帯は
” N T T ド コ モ ”
鹿の食害を避け
ネットの中で苗木を育てているようだが
苗木は殆どが枯死し
支えていた木柱だけが林立しています。
” 菰 釣 山 林 道 起 点 標 ”
から20分T字路に出合う
向かい側が
” 富 士 見 林 道 ”
右に曲り
” 菰 釣 山 林 道 ”
を下ります。
T字路角の案内板
” 菰 釣 山 林 道 起 点 ”
から21分
大洞橋 → 4分 → 菰釣橋
右手の ” 金 山 沢 ” に沿う
” 水 の 木 幹 線 林 道 ”
との出合いが
” 菰 釣 山 林道 ”
起点となります。
菰釣橋 → 17分 → 水の木橋
道一杯に原木を搬送中の
” 大 型 ト ラ ッ ク ”
巻き込まれる恐れがありますので
” 斜 面 を 避 け ”
早めに平坦地に避難しましょう。
” 菰 釣 山 林 道 起 点 ”
から81分
” 山 百 合 橋 ”
脹脛は痺れ腰が痛み堪らず15分休憩。
ゲートまで50分
気を取り直し歩みます。
”芦 沢 橋 ”
” 浅 瀬 橋 ”
! ほっとした瞬間 !
マークを忘れずに。
” ゲ ー ト ”
” 菰 釣 山 林 道 起 点 ”
→ 25分 → 菰釣橋 → 17分 → 水の木橋 →
45分 → 山百合橋 → 24分
→ 芦沢橋 → 20分 → 浅瀬橋 → 8分
” 駐 車 場 所 ”
” 1 3 9 分 ≒ 10Km ”
しばし ” 大 ” の字に
仰向けに倒れ暫し寝転ぶ。
お疲れ様でした。
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*** 5時間20分の雑感 ***
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” 金 山 沢 ”
出合いまでは粘土色の
” 砂 床 ・ 平 瀬 の 渓 ”
以遠は
” 滑 床 ・ ゴーロ の 溪 ”
渓観が一変
すると言えるかと思います。
総じて傾斜度が低いので
遡行は非常に容易で
” 安 全 ・ 安 心 ”
な渓魚釣りが楽しめますが
” 往 復 4 時 間 ”
の歩行は辛い。
入渓時刻・・・・・・・・・・ 8時50分
入渓高度・・・・・・・・・・ 620m
退渓時刻・・・・・・・・・・ 14時10分
退渓高度・・・・・・・・・・ 780m
R I S E・・・・・・・・・・2 回
合せ切れ・・・・・・・・・・ 0 回
合せ仕損・・・・・・・・・・ 0 回
バ ラ シ・・・・・・・・・ 0 匹
LANDING-NET・・・・・・・ 2 匹
LANDING-NET%・・・・・・100%
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お役にたちましたならば
是 非
画面、最上部
目次の横の広告を
1広告に付き1回
” ク リ ッ ク ”
し広告をご覧いただければ
幸いです。
な お
4月はブログのアクセス数が
” 4 0 1 1 回 ”
その内 ” 1 7 人 ” の方が
役に立ったと
” 広 告 を ク リ ッ ク ”
されました。
17人の皆様
ありがとうございました。
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4.ぶ な の 湯
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” 中 川 温 泉 ”
方面へ5分程走り帰り際に
” ぶ な の 湯 ”
で疲れを癒しては如何ですか。
山北町営 ” ぶ な の 湯 ” 入口です。
” 山 北 町 営 ”
日帰り温泉
” ぶ な の 湯 ”
週末・祭日は登山者で込み合うようです。
この周辺が
” 武 田 信 玄 の 隠 し 湯 ”
と伝えれている寂れた
” 中 川 温 泉 街 ”
で7件ほどの旅館があります。
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5.支 流 ・ 金 山 沢
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丹 沢 山 塊 西 端
” 山 梨 県 ・ 神 奈 川 県 ”
( 甲 州 国 ) ( 相 模 国 )
の県境を沿うように連なる
” 甲 相 国 境 尾 根 ”
中央に位置する主峰
” 菰 釣 山 ”
( こもつりしやま・1348m )
から更に西へ凡そ3Km
” 西 の 丸”
( 1297m)
を主水源に2.5Km
東南に流れ
南下して来る
” 水 の 木 沢 ”
の右岸に流れ込む支流です。
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1.経 路
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前記と同様に
” 浅 瀬 ゲ ー ト ”
を目指します。
2016年9月1日
” サークルK、サンクス ”
及び
” フ ァ ミ リ ー マ ー ト ”
の三社が経営統合され
存続会社が” ファミリーマート ”になり店名が変更されていました。
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2. ア プ ロ ー チ
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駐車台数は7台
” 沢 割 マ グ ネ ッ ト ”
は12個、多い気がするが・・・・。
” 浅 瀬 橋 通 過 ”
浅瀬橋を渡り終えた直後の
” 右 手 山 側 表 示 板 ”
見事に綺麗に改修されています。
” 駐 車 場 所 ” より26分 ” 芦 沢 橋 ”
昨年度工事中の状態
1年で ” 驚 異 ” の変貌
剥き出しの井桁の間には草木が生え
周囲に溶け込んでいます。
昨年の様子
昨年の面影はありません。
” 芦 沢 橋 ” より18分 ” 山 百 合 橋 ”
” 山 百 合 橋 ” より57分 ” 水 の 木 橋 ”
” 水 の 木 橋 ” から21分 ” 菰 釣 橋 ”
” 菰 釣 橋 ”
を渡り終えた直後で
左手に曲がる
” 水 の 木 幹 線 林 道 ”
と
直進する分岐起点の
” 菰 釣 山 林 道 ”
が出合います。
右手の林の中を
” 金 山 沢 ”
に沿うように下り
” 水 の 木 沢 ”
との合流地点に向います。
緩斜面の林を抜けると
” 水 の 木 沢 ” と ” 金 山 沢 ”
の合流地点です。
” 駐 車 場 所 ”
→26分→芦沢橋→18分→山百合橋
→57分→水の木橋→21分→
” 菰 釣 橋 ”
⇊
2分
⇊
124分
” 水 の 木 沢 ・ 金 山 沢 ”
出合い
” 1 2 2 分 ”
にて到着です。
ふ~と一息
崩れるように座り込み
痺れる脹脛を沢水に浸す。
10分程休憩です。
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3. 入 渓
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釣 行 日 ・・・・・2017年10月11日
入 渓 時 ・・・・・9時25分
標 高 ・・・・・620m
天 気 ・・・・・曇り時々 晴
気 温 ・・・・・21度
水 温 ・・・・・16度
水 温 ・・・・・16度
R O D ・・・・・6.00 Foot Power = Slow
L I N E ・・・・・ Au Ver A Soie Silk 3-Weight
LEADER ・・・・・Phoenix Silk Leader 150cm
L I N E ・・・・・ Au Ver A Soie Silk 3-Weight
LEADER ・・・・・Phoenix Silk Leader 150cm
TIPPET・・・・9 X
出合いからの ” 金 山 沢 ” の光景
50m先に ” 菰 釣 橋 ” が見えます。
” 菰 釣 橋 ”
” 渓 床 ”
は100%荒砂。
落ち込み帯も ” 渓 床 ” は荒砂であるが
舞い上がっては、いない。
入渓後2時間35分最初の
” 堰 堤 ”
堰堤前で昼食です。
昼食後、12時50分
左岸側の急斜面を上り
” 堰 堤 袖 ”
を越えます。
” 上 流 側 堰 堤 袖 ”
間際の生木を掴み
土の急斜面を滑り降り後の様子。
堰堤上流側の光景
長~い滑滝を上ると
滑落ち込みが現れ
” 2 番 目 の 堰 堤 ”
までは長~い
” ス ラ ブ ”
の滑落ち込み帯です。
左岸側の僅かに残る踏み跡を辿り
堰堤の袖を越すと
” 水 の 木 幹 線 林 道 ”
林道より
” 堰 堤 袖 際 ”
の急斜面を滑り降ります。
昼食後1時間
二股の左手、堰堤方向が
” 金 山 沢 ”
右手の
” 樅 の 木 沢 ”
が金山沢の
左岸に流れ入ります。
出合いの右手に直ぐに見える
” も み の 木 橋 ”
” 金 山 沢 ”
に進もうと思ったが
時刻は13時55分
帰路を3時間と予測し
切が良いので此処で退渓です。
次回にこの先を紹介します。
左岸側緩斜面の踏み跡を辿ると
直ぐに
” 水 の 木 幹 線 林 道 ”
” 樅 の 木 橋 ”
の上で10分ほど休憩です。
なだらかな ” 水 の 木 幹 線 林 道 ” を下ります。
” 樅 の 木 橋 ” より18分 ” 菰 釣 り 橋 ”
” 菰 釣 橋 ” より17分 ” 水 の 木 橋 ”
” 水 の 木 橋 ” より48分 ” 山 百 合 橋 ”
” 山 百 合 橋 ” から17分 ” 芦 沢 橋 ”
” 浅 瀬 橋 ”
黙々と足元を見やり
脹脛の痺れに耐え歩き
” ホ ッ ト し た 瞬 間 ”
ようやく到着
駐車台数は私を含め5台
沢割り板の ” マグネット ” は多すぎる。
” 樅 の 木 橋 ”
→18分→菰釣橋→17分→水の木橋
→48分→山百合橋→17分
→芦沢橋→20分→浅瀬橋→10分
⇊
” 1 3 0 分 駐 車 場 所 ”
いつもながらだが
” キ ツ イ ”
入渓時刻・・・・・・・・・・ 9時25分
入渓高度・・・・・・・・・・ 620m
退渓時刻・・・・・・・・・・ 13時50分
退渓高度・・・・・・・・・・ 705m
R I S E・・・・・・・・・・0 回
合せ切れ・・・・・・・・・・ 0 回
合せ仕損・・・・・・・・・・ 0 回
バ ラ シ・・・・・・・・・ 0 匹
LANDING-NET・・・・・・・ 0 匹
LANDING-NET%・・・・・・0%
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Ⅲ.渓魚の種と自然分布圏
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1.ア マ ゴ
学 名
Oncarhynchus masou ishikawae
================================================================
陸封型をアマゴ
降海型はサツキマス
と命名されている
” 単 独 種 ”
です。
神奈川県・酒匂川以西の太平洋側
瀬戸内海に流れ出る河川
及 び
豊後水道に流入する
大分県と福岡県の県境の岩岳川以南
大分県・別府湾に注ぐ大野川までの間
そして
” 四 国 全 域 ”
=========================================================
2. ヤ マ メ
学 名
Oncarhynchus masou masou
==========================================================
降海型はサクラマス
と命名されている
” 単 独 種 ”
です。
神奈川県・酒匂川以北
北海道全域
日本海側全域
九州は鹿児島県と
" ア マ ゴ 自 然 生 息 圏 "
を除く全域です。
因みに
鹿児島県の110年に渡る
” 内 水 面 漁 業 協 同 組 合 史 ”
の記述には
” ヤ マ メ ”
の文字は見当たらないとのことです。
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① 屋 久 島 ヤ マ メ
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” 安 房 川 ・ 小 杉 谷 ”
に棲息する山女は
鹿児島県水産試験場
旧大口養魚場
(1961年・昭和36年開設)
が1968 ・ 1969年に
( 昭43年 ) ( 昭和44年)
旧東京都水産試験場奥多摩分場
からヤマメ発眼卵を移入し
ふ化仔魚から養成した親魚が元の稚魚を
1971年
( 昭和46年 )
『 財 団 法 人 ・ 淡 水 魚 保 護 協 会 』
( 理事長・木村英造 ・ 1994年2月解散 )
会員だった
文化勲章受章者
” 今 西 錦 司 博 士 ”
の働きかけにより
放流したとの石碑が
小杉谷集落
” 旧 小 杉 小 ・ 中 学 校 校 門 跡 ”
の門柱前に
設置されております。
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3.イ ワ ナ
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① ヤ マ ト イ ワ ナ
学 名
Salvelinus leucomaenis japonicus
=================================================================
陸封型のみの種で
降海型は、おりません。
静岡県 ・ 富士川から天竜川の間
主 に
中部山岳帯の太平洋側最上流域
及 び
滋賀県 ・ 琵琶湖東岸
に注ぐ諸河川です。
形態的特徴は
背部の白色斑点が
” 無 or 不 鮮 明 ”
並びに腹部に
” オ レ ン ジ 色 ”
の斑点があります。
命名は
” 大 島 正 満 理 学 博 士 ”
です。
==============================================================
② ニ ッ コ ウ イ ワ ナ
学 名
Salvelinus leucomaenis pluvius
================================================================
陸封型のみの種で
降海型は、おりません。
神奈川県 ・ 相模川から利根川まで
新潟県 ・ 胎内川、三面川
の
” ニ ッ コ ウ イ ワ ナ ”
と
” ア メ マ ス ”
の
混棲境界線から鳥取県までの間
及 び
滋賀県・琵琶湖西岸に注ぐ諸河川です。
形態的特徴は
背部に白色斑点
腹部に
” レ モ ン 色 ”
斑点を有し
命名は
” 大 島 正 満 理 学 博 士 ”
============================================================
③ ゴ ギ
学 名
Salvelinus leucomaenis imbrius
============================================================
陸封型のみの種で
降海型は、おりません。
島根県の斐伊川から高津川まで
岡山県の吉井川から
広島県の太田川を経て
山口県の錦川まで
形態的特徴は
頭頂部から背部にかけて
淡色斑の
” 虫 喰 い 模 様、鯖 模 様 ”
が存在し
腹部に
” レ モ ン 色 ”
の斑点があります。
尚
” 大 島 正 満 博士 ”
は
” 種 ”
と認めず
” ニ ッ コ ウ イ ワ ナ ”
に偏しています。
因みに広島県の
” 天 然 記 念 物 ”
に指定されております。
==========================================================
④ キ リ ク チ
学 名
Salvelinus japonicus Oshima
===========================================================
陸封型のみの種で
降海型は、おりません。
世界最南端に棲息し
過っては
奈良県 ・ 十津川
和歌山県 ・ 日高川、熊野川
に生息していましたが
現在は
奈良県 ・ 十津川最上流部
の1支流2谷となり
他河川においては絶滅したとのことです。
形態的特徴は
腹部に
” オ レ ン ジ 色 ”
の斑点があります。
因みに
奈良県の
” 天 然 記 念 物 ”
に指定されております。
尚
” 大 島 正 満 博 士 ”
は
” ヤ マ ト イ ワ ナ ”
の ” 1 亜 種 ” と
捉えております。
===================================================================
⑤ ア メ マ ス
学 名
Salvelinus leucomaenis leucomaenis
=======================================================================
降海型をアメマス
陸封型はエゾイワナ
と命名されています。
茨城県・那珂川以北
と
新潟県・胎内川、三面川の
” ニ ッ コ ウ イ ワ ナ ”
と
” ア メ マ ス ”
の混棲圏以北
及 び
及 び
北海道全域です。
形態的特徴は
全体に
” 白 色 斑 点 ”
があります。
=================================================
⑥ オ シ ョ ロ コ マ
学 名
Salvelinus malma malma
=====================================================
陸封型をオショロコマ
降海型はオショロコマスと命名。
北海道内
に限られており
東部 = 知床半島、標津地方
中央部 = 石狩、日高山渓
西部 = 支笏、定山渓地方
及び渡島半島です。
形態的特徴は
体側に
” 赤 色 斑 点 ”
があります。
===================================================
⑦ ミ ヤ ベ イ ワ ナ
学 名
Salvelinus malma miyabei
=====================================================
北海道
十勝管内の大雪山国立公園内
道内最高所の湖
標高810mに位置し
カルデラ湖 OR 火山性堰止湖
とも言われている
周囲13.8km、最大深度108m
冬季間は結氷する
” 然 別 湖 ”
のみに生息している
” イ ワ ナ ”
形態的特徴は
体側に
” 赤 色 斑 点 ”
があります。
動物学者
” 大 島 正 満 博 士 ”
は新種としましたが
他の多くの学者は
” オ シ ョ ロ コ マ ”
の ” 亜 種 ” と
捉えています。
命名は1938年
” 大 島 博 士 ”
が恩師である
札 幌 農 学 校
( 現在の北海道大学 )
宮部 金吾 博士
の名を学名に冠し
贈呈した由来があります。
又
北海道の
” 天 然 記 念 物 ”
に指定されております。
以 上 が
” 動 物 学 者 ・ 大 島 正 満 博 士 ”
の学説であります。
尚
九州には
” イ ワ ナ ”
の自然分布圏は存在しません。
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Ⅳ.日本のイワナの分類
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1. 一 種 説
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1951年
魚類分類学の創始者
田中 茂穂
理学博士は日本の
イ ワ ナ
は
オショロコマ
一種とする説。
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2. 五 種 一 亜 種 説
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1961年
動物学者
大島 正満
理学博士は
オショロコマ ・ ミヤベイワナ ・ アメマス
オショロコマ ・ ミヤベイワナ ・ アメマス
ニッコウイワナ ・ ヤマトイワナ
の五種とし
”キ リ ク チ ”
”キ リ ク チ ”
は
” ヤ マ ト イ ワ ナ ”
の亜種と唱え
” ゴ ギ ”
は種と認めず
” ニ ッ コ ウ イ ワ ナ ”
に偏しました。
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3. 二 種 一 亜 種 説
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1967年
霊長類学の創始者
及び
棲み分け理論
で世界的に高名な
文化勲章受章者
今西 錦司
理学博士は日本の
” イ ワ ナ ”
は
アメマス と オショロコマ
斑紋点の無色と有色の二種
ゴ ギ
を一亜種とし
他の有色斑紋点
他の有色斑紋点
ミヤベ ・ ニッコ ウ ・ ヤ マト ・ キリクチ
は アメマス の
地理的に連続的に変化する
” ク ラ イ ン ”
であると唱え
大島 正満 博士
の説を激しく批判しました。
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最後迄ご覧いただき
ありがとうございました。
お気づきの点がございましたら
” コ メ ン ト ”
いただければ幸いです。
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