目 次
Ⅰ.本谷川
1.在 来 渓 魚
2.増 富 地 区3.経 路
4.入 渓
Ⅱ.クリスタルライン
Ⅲ.宿泊施設1.宿五郎舎
2.手打ち蕎麦・有井館
Ⅳ.渓魚の種と自然分布圏
1.ア マ ゴ
3.イ ワ ナ
Ⅴ.日本のイワナの分類
Ⅳ.渓魚の種と自然分布圏
1.ア マ ゴ
2.ヤ マ メ
2.屋 久 島 ヤ マ メ3.イ ワ ナ
Ⅴ.日本のイワナの分類
1. 一 種 説
2. 五 種 一 亜 種 説
3. 二 種 一 亜 種 説
======================================
Ⅰ.本 谷 川
======================================
山梨県牧丘町と長野県川上村
に跨る ” 奥秩父山塊主峰 ” の一山
” 金 峰 山 ”
( 2599m )
東斜面を主水源とし
” 八幡平 ・ 八幡山 ”
( 2333m ) (2088m )
等々諸山の沢水を集め南流し
” 観音峠大野山林道 ”
が渡る ” 枇 杷 窪 沢 ” に架る
( ビワクボサワ )
” 木 賊 橋 ”
( と く さ は し )
の下流80mほどで
” 木 賊 峠 東 方 面 ”
(1669m)
から1.6km程を流れ来る
” 支 流 ・ 木 賊 沢 ”
と合流する地点までの
凡そ3.8kmが
” 枇 杷 窪 沢 ”
と呼称されており
以降、流路を西に変え
” 増富温泉街 ”
を抜け通り、塩川ダム建設で貯水された
瑞牆湖に流れ入る迄の
約7kmが ” 本谷川 ” と名称され
” 塩 川 ”
の支流になります。
過っては ” 塩 川 ダ ム ” 辺りで
北方向、黒森方面から流れ来る
” 釜 瀬 川 ”
との合流地点以降が
” 塩 川 ”
と称されてましたが
現在は ” 塩川ダム ” より流れ出
との合流地点以降が
” 塩 川 ”
と称されてましたが
現在は ” 塩川ダム ” より流れ出
須玉町を南流し
韮崎市内に入ると南東方向に流れ
国道20号線双葉バイパスに架かる
” 塩川大橋 ”
の下流700m付近で
” 釜 無 川 ”
に流入する約23kmが
” 塩 川 ”
韮崎市内に入ると南東方向に流れ
国道20号線双葉バイパスに架かる
” 塩川大橋 ”
の下流700m付近で
” 釜 無 川 ”
に流入する約23kmが
” 塩 川 ”
と名称されております。
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1.富士川水系の在来渓魚
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南アルプスの北端
鋸 岳 ・ 横 岳 ・ 鳥 帽 子
( 2685m ) ( 2142m ) ( 2533m )
を諸水源に
” 長野 ・ 山梨県境 ”
を北流し
長野県富士見町落合で
” 八ヶ岳山麓 ”
から流れ来る10数本の支流を集めた
” 立 場 川 ”
と合流、屈曲し
から流れ来る10数本の支流を集めた
” 立 場 川 ”
と合流、屈曲し
甲州街道20号線に沿うように
流路を南東に変え
” 国 境 橋 ”
で山梨県内に入り
” 国 境 橋 ”
で山梨県内に入り
甲府市の南、市川大門町内
” 富士川大橋 ”
下流600mで ” 笛吹川 ” と合流する間の
約64kmが ” 釜 無 川 ” と呼称され
以降は日本三大急流の一河川
( 熊本県 = 球磨川、山形県 = 最上川 )
” 富 士 川 ”
と名を変え
64kmを経て ” 駿河湾 ” に注ぎますが
64kmを経て ” 駿河湾 ” に注ぎますが
河川法上は釜無川を含めた
全長128kmが
” 富 士 川 ”
と名称されています。
” 富 士 川 ”
と名称されています。
元来 ” 富 士 川 水系の 在 来 渓 魚 ” は
” アマゴ ” と ” ヤマトイワナ ”
の自然棲息圏でありましたが
現在は ” ヤマメ ” 及び ” ニッコウイワナ ”
” アメマス ” の陸封型 ” エゾイワナ ”
も放流され、残念ながら
” ヤマトイワナ ”
にお目に掛かれるのは
源流域の支流 ・ 小沢
でも極めて稀であるようです。
でも極めて稀であるようです。
===================================================
2.増 富 地 区
==================================================
2.増 富 地 区
==================================================
標高1060m、住民540余人
本谷川中流域に
” ラジュウム含有率世界一 ”
を誇る源泉を有し
旅館8軒
村営日帰り温泉も在り
四方を低山に囲まれた
寂れた湯治場として脈々と永らえて来た
山間集落であります。
特 産 品 は
” 花 豆 ・ マ ツ タ ケ ”
で ” 花 豆 ” は
標高度の高い南斜面で日当たりが良く
水はけに優れ
昼夜の温度差が大きい
” 花 豆 ・ マ ツ タ ケ ”
で ” 花 豆 ” は
標高度の高い南斜面で日当たりが良く
水はけに優れ
昼夜の温度差が大きい
立地条件に恵まれ
他では見られない
” 大 粒 ・ 薄 皮 ”
の高質品を生産しておりますが
他では見られない
” 大 粒 ・ 薄 皮 ”
の高質品を生産しておりますが
作付け面積は狭小で
収穫量が少ないため
収穫量が少ないため
市場に出回ることは稀なようです。
” マ ツ タ ケ ”
も採取量が極少で
も採取量が極少で
” 幻 の 増 富 ブ ラ ン ド ”
と言われ、採取者との直接取引が
確立されておるようで
新規購入は困難とのことです。
ま た
ま た
” 本 谷 川 ”
が温泉峡を抜け下り
” 瑞 牆 湖 ”
( みずがきこ )
( みずがきこ )
に流れ入る間の
” 市道増富若神子線 ”
を沿うように流れる区間は
” 通 仙 峡 ”
と呼ばれ ” 紅葉スポット ” で名高く
” 山梨の森林100選 ”
に指定され
例 年
” 10月中旬~11月下旬 ”
の紅葉シーズンに限り
通年、自動車・歩行が通行止めの
市道増富若神子線
が歩行者に限り一部通行可能となり
大変賑わうそうです。
===============================================
3. 経 路
===============================================
中央道下り線をご利用の場合は
韮崎インターで降り
” 昇 仙 峡 ・ 明 野 ”
方向に右折し ” 増 富 温 泉 ” を目指します。
方向に右折し ” 増 富 温 泉 ” を目指します。
因みに ” 須 玉 ” よりも ” 韮 崎 ” で降りた方が
距離・時間、共に少々勝っております。
また、右折して、すぐ左側に
” 7-11 ”
があり都合が良いかと思います。
右折し600mほど右側に
” 甲 州 牛 専 門 店 ・ 和こう ”
がございます。
がございます。
帰路には ” 是 非 ” ご賞味ください。
薬味もタップリで
お豆腐の味が絶品です。
韮崎ICから約2分
オーナーは
店の裏手で甲州牛を飼育し
有機野菜も育て
お店で提供しております。
メニューは
ステーキ ・ 焼肉 ・ すき焼き
しゃぶしゃぶ
の4種が基本で
特に ” タ ン ” は
この冷奴は格別です。しゃぶしゃぶ
の4種が基本で
特に ” タ ン ” は
薬味もタップリで
お豆腐の味が絶品です。
韮崎ICから約2分
三つ目の信号
” 宮 久 保 交 差 点 ”
を須玉 ・ 明野方面へ左折し
” 宮 久 保 交 差 点 ”
を須玉 ・ 明野方面へ左折し
” 茅 ヶ 岳 広 域 農 道 ”
沿いに明野で唯一のワイナリー
” ミ サ ワ ワ イ ナ リ ー ”
右手2階建屋は
” レストラン彩 ”
現在は ” ランチのみ ” の営業です。
奥には ” ワインショップ館 ” があります。
詳細は下記にアクセスください。
ア プ ロ ー チ
フ ロ ン ト
メ イ ン ル ー ム
サ ブ ル ー ム
ミサワワイナリー ”
の看板から500m進むと
” 日照時間日本一 ”
を誇る明野町に
を誇る明野町に
” 南アルプス ・ 八ヶ岳 ・ 富士山 ”
を望む大パノラマが展開する
源泉温度45.1度、ナトリウム含有
宿泊施設を備えた町営
” 明野ふるさと太陽館 ”
があります。
宿泊施設を備えた町営
” 明野ふるさと太陽館 ”
があります。
” 明野 ナ ト リ ウ ム 温 泉 ”
で心身を癒し
ワインショップ館で ” 大事な人” にお土産を買い
” 甲 州 牛 専 門 店 ・ 和こう ”
でお腹を満たし
帰宅なさっては如何でしょうか。
” 7月27日~8月25日 ”
の期間 ” 太 陽 館 ” を中心
に開催され
” ひ ま わ り 6 0 万 本 ”
が咲き誇ります。
お気にお留めください。
韮崎ICより約15分
ワインショップ館で ” 大事な人” にお土産を買い
” 甲 州 牛 専 門 店 ・ 和こう ”
でお腹を満たし
帰宅なさっては如何でしょうか。
詳細は下記にアクセスください。
” 北杜市明野サンフラワーフェス ”
毎 年” 7月27日~8月25日 ”
の期間 ” 太 陽 館 ” を中心
に開催され
” ひ ま わ り 6 0 万 本 ”
が咲き誇ります。
お気にお留めください。
韮崎ICより約15分
” 孫 女 橋 ”
( まごめはし )
を渡り終えた所で右折します。
韮崎ICより25分ほどで
塩川ダムの建設により造られた
人造湖 ・ 瑞牆湖前の
” Y 字交差路 ”
を右に進み ” 増 富 ” を目指します。
瑞牆湖前の ” Y 字交差路 ” より6分程
帰り際には
増富温泉街の増富町営
” 増 富 の 湯 ”
で疲れを癒しては、いかがですか。
” ラジウム含有量世界一 ”
を誇る
薬効の高い湯治場として知られており
源泉掛け流しの
褐色の ” 源泉温度25度 ” の湯船と
30度・35度・37度
の各湯船があります。
! 元 気 溌 溂!
安全運転でご帰宅ください。
詳細は下記にアクセスください。
増富温泉街を通り抜け
” 落合駐車場 ”
に向います。
” 本 谷 釜 瀬 林 道 ”
に架るいくつもの小橋を渡り
右に左にと ” 本 谷 川 ” が見えます。
駐車場迄の此の区間は高低差が余りなく
入退渓箇所が多くあり
人気のコースとなっております。
韮崎ICより40分弱
” 観音峠大野山林道 ”
と
” 本 谷 釜 瀬 林 道 ”
が落ち合う地点間際にある
” 落 合 駐 車 場 ”
に到着です。
お疲れ様でした。
尚、両林道は
” クリスタルライン ”
の一部になっております。
山岳ドライブコース
=================================================
4. 入 渓
===================================================
釣 行 日・・・・・・・9月29日
入 渓 時・・・・・・・午前8時15分
天 気・・・・・・・快 晴
気 温・・・・・・・20度
水 温・・・・・・・10度
水 温・・・・・・・10度
R O D・・・・・・ 6.00 Foot Power = Slow
L I N E・・・・・・・ Phoenix Silk 3Weight
LEADER ・・・・・・Phoenix Braided Silk 150cm
TIPPET・・・・・・・9 X
標 高・・・・・・・1240m
標 高・・・・・・・1240m
駐車場真下で
” 本谷川右岸側 ”
に南流してきた細流
” 金 山 沢 ”
が流れ込みます。
入渓直後の様子です。
8月中旬から9月中頃まで
1日おきに降った小雨で
水量は多く、流れが速い
” ナイス ・ スポット ”
がこの先、少なそうな予感です。
” 巨石 ・ 大倒木 ・ 小石 ”
が右岸側流路を塞ぎ
左岸側に追いやり
崖下の隘路を激しく流れ
侵食崩壊させつつあります。
適度な大きさの
” 浮石 ・ 沈み石 ”
が散在し
” ストーキング ・ 石化け ”
は容易ですが
水量が多いため水勢が強く
” ナ イ ス ・ ス ポ ッ ト ”
を消しています。
遡行は、し易く
木々の間から射す光に
気も明るく、清々しさが増します。
” 落込み ・ 棚 ・ 落込み ”
の連続帯ですが
暴れ下っています。
水量が多く、水勢も強く
石裏も反転流も
川床からの激しい湧き上がりの巻の
複雑な流れでは
” イ ワ ナ ”
はバランスを保ち難い。
入渓後、2時間10分
土管との出合い
この上は登山路だったのですが
跡形もありません。
” ナ イ ス ・ ス ポ ッ ト ”
と思いましたが・・・。
入渓後、3時間10分
標高1300m
左岸側に ” 木 賊 峠 ” 東方から
水量が本流の1/3程の支流
” 木 賊 沢 ”
が流れ落ち込みます。
本流は水勢が強く
” ス ポ ッ ト ”
が乱れてるので支流に進みます。
尚 ” 琵琶窪沢 ” の
詳細は過去ブログ
No-59 = 2013-09-18
をご覧ください。
合流間際の ” 木 賊 沢 ” の様子です。
川床は砂利で浅瀬
両岸は緩い瀬
これからの
” プライダルシーズン ”
” 婚姻の場 ”
には良さそうだが。
12時20分、入渓後4時間05分
標高1320m
右岸側、浮石下
緩瀬からのライズです。
川幅は1mにも満ちません。
木の葉と両岸の水際の苔が
漣に映え
神秘的な色を醸し出しています。
12時30分、入渓後4時間15分
標高1320m、10m程の堰堤
昼食のため退渓。
右岸側の緩斜面を
上り進みます。
右手、斜め前方を上へ上へと進むと
” 堰堤工事用道路跡 ”
と思われる
平坦地に出合い直進します。
堰堤から約10分
” 観 音 峠 大 野 山 林 道 ”
に出合います。
林道に出てから2~3分
右手、未舗装の支線は
” 本 谷 林 道 入 口 ”
堰堤から10分程
” 琵 琶 窪 沢 ” に架る ” 木 賊 橋 ”
下流の様子です。
堰堤より約25分
” 観音峠大野山林道終点ゲート ”
” 本谷釜瀬林道 ”
との出合いに到着です
ゲートの50m先
” 落合駐車場 ”
に到着
ウエダーを履いたまま発進です。
左折して ” 黒森方面 ” に向います。
駐車場から3分程
昼食場所です。
山の快晴は特別目に染みる。
気温は上々、環境も上々
! イヤ~ビール ・ が・・・ !
お供は、全て自家製
ご主人と奥さんが
” 採って、耕して ”
作ってくれたものばかりです。
” ウ マ イ ”
心地良い疲労で
至福のひと時が倍加する。
” 紅鼠大根 ・ シメジ入りそば露 ・ 朝つき ”
ご夫妻の ” お・も・て・な・し ” に感動です。
昼食後、再入渓する積もりで
” ウエダー ”
を履いたままであったが
もう、その気は失せた。
10分程走り ” 増 富 の 湯 ” に直行です。
===================================================
4時間15分の雑感
====================================================
入渓時刻 ・・・・・・・・・・08時15分
退渓時刻 ・・・・・・・・・・12時30分
退渓時刻 ・・・・・・・・・・12時30分
入渓高度 ・・・・・・・・・・1240m
退渓高度 ・・・・・・・・・・1320m
R I S E・・・・・・・・・・・1 回
合せ切れ・・・・・・・・・・ 0 回
合せ仕損・・・・・・・・・・ 0 回
バ ラ シ・・・・・・・・・ 1 匹
LANDING-NET・・・・・・・ 1 匹
LANDING-NET %・・・・・・50%
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お役に立ちましたならば
是 非
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” ク リ ッ ク ”
広告をご覧いただければ
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広告をご覧いただければ
幸いです。
な お
8月はブログのアクセス数が
” 4 0 94 回 ”
その内 ” 4 2 人 ” の方が
役に立ったと
” 広 告 を ク リ ッ ク ”
されました。
” 42人の皆様 ”
ありがとうございました。
==================================================
Ⅱ クリスタルライン
===================================================
中央道・勝沼ICから凡そ25分
140号線に入り
3分程で ” 牧丘トンネル ” を潜り
3分程で ” 牧丘トンネル ” を潜り
直ぐに左折し ” 乙女高原・琴川ダム ” 方向に進み
杣口林道 を目指します。
起点・杣口林道ー>焼山林道ー>焼山峠ー>
荒川林道ー>乙女高原ー>御岳林道ー>
池の平林道ー>木賊峠ー>観音峠大野山林道ー>
本谷釜瀬林道終点ー>610号線ー>高須林道
を通り ” 北杜市高根町・清里 ” が終点となる
本谷釜瀬林道終点ー>610号線ー>高須林道
を通り ” 北杜市高根町・清里 ” が終点となる
全林道が舗装された全長68kmで
” 富士山 ・ 八ヶ岳 ・ 南アルプス ”
を眺め、さらに
” 金 峰 山 ・ 瑞 牆 山 ”
等々、秩父連山の
雄大な自然に囲まれた森林地帯に
四季折々の景色が楽しめる
絶景の ” 山岳ドライブコース ” が形成され
特に、紅葉のシーズンは
知る人ぞ知る超穴場コースです。
を眺め、さらに
” 金 峰 山 ・ 瑞 牆 山 ”
等々、秩父連山の
雄大な自然に囲まれた森林地帯に
四季折々の景色が楽しめる
絶景の ” 山岳ドライブコース ” が形成され
特に、紅葉のシーズンは
知る人ぞ知る超穴場コースです。
コレからがシーズンです。
出かけてみませんか?
” 牧 丘 ト ン ネ ル ”
=============================================
Ⅲ.宿 泊 施 設
==============================================
1. 五 郎 舎
( ご ろ う や )
電 話・・・・ 0551-45-0319
=================================================
山梨県側、信州峠の麓
住人50余人・28世帯
の黒森地区に佇み
” 百 名 山 ・ 瑞 牆 山 ”
( みずがきやま ・ 2230m )
を目指す人が多く利用しているようです。
太い柱、分厚い幅広の梁
と原木を贅沢に使った
” モ ダ ン ”
な古民家造りの建物です。
食事は四季折々の
” 山 の 幸 ”
地元産 OR 自家栽培
の甘味ある新鮮な野菜類が
色々と工夫されて
” ボリュウム ”
満点の料理がでてきます。
” 釜瀬川 ・ 天鳥川 ・ 金山沢 ・ 本谷川 ・ 黒森川 ”
と周辺は源流域の渓観が堪能でき
帰り時間を気にせずに
渓趣と渓魚釣りを
終日 ” ユックリ・ノンビリ ” 満喫
しては如何ですか。
梁や柱が剝きだしの
民家風造りです。
食堂は窓が大きく、明るく
遠くに ” 南アルプス ” の山々の
景色が綺麗に見えます。
重厚な木々が
贅沢に使われています。
在りし日の夕食です。
イワナの塩焼きを除いてはすべて
” 自家栽培 OR 天然物 ”
の素材が一工夫して
食べ切れないほど出てきます。
朝食です。
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2.有 井 館
電話 = 0551-45-0455
==================================================
黒森の ” 釜 瀬 橋 ” から
約10分ほどの金山平で
” 民宿と手打ち蕎麦店 ”
を営んでおります。
二・八蕎麦と季節の山の幸は絶品 !!
昼食に是非お試しください。
釣りだけでなく
秋の紅葉期の
” ク リ ス タ ル ・ ラ イ ン ”
は隠れた穴場です。
5月~10月頃まで
毎日営業しておりますので
近くに来た時には、お寄りください。
入り口にある ” 水 槽 ” で飼われている
” 見 事 な 岩 魚 ”
ご主人は50有余年
この周辺の渓流で
川虫を餌に釣りをしておられる
” 大ベテラン ”
お蕎麦を食される時は
いろいろお尋ねください。
奥の古民家は
江戸末期の建築だそうです。
===============================================================
Ⅳ.渓魚の種と自然分布圏
===============================================================
1.ア マ ゴ
==================================
学 名 = Oncarhynchus masou ishikawae
陸封型をアマゴ
降海型はサツキマス
と命名されている
” 単 独 種 ”
です。
神奈川県・酒匂川以西の太平洋側
瀬戸内海に流れ出る河川
及 び
豊後水道に流入する
大分県と福岡県の県境の岩岳川以南
大分県・別府湾に注ぐ大野川までの間
そして、四国全域です。
===========================================
2. ヤ マ メ
==========================================
学 名 = Oncarhynchus masou masou
陸封型をヤマメ
降海型はサクラマス
と命名されている
” 単 独 種 ”
です。
神奈川県・酒匂川以北
北海道全域
日本海側全域
九州は鹿児島県と
" アマゴ自然生息圏 "
を除く全域です。
因みに
鹿児島県の110年に渡る
内水面漁業協同組合史の記述には
” ヤ マ メ ”
の文字は、見当たりません。
====================================================
① 屋 久 島 ヤ マ メ
====================================================
” 屋久島安房川 ・ 小杉谷 ”
に棲息する山女は
鹿児島県水産試験場
旧大口養魚場
(1961年・昭和36年開設)
が1968 ・ 1969年に
( 昭43年 ) ( 昭和44年)
旧東京都水産試験場奥多摩分場
からヤマメ発眼卵を移入し
ふ化仔魚から養成した親魚が元の稚魚を
1971年
( 昭和46年 )
『 財団法人・淡水魚保護協会 』
( 理事長・木村英造 ・ 1994年2月解散 )
会員だった文化勲章受章者
今西 錦司 博士
の働きかけにより
放流したとの石碑が
小杉谷集落
” 旧小杉小 ・ 中学校校門跡 ”
の門柱前に
設置されております。
==============================================
3.イ ワ ナ
=============================================
① ヤ マ ト イ ワ ナ
=============================================
学 名 = Salvelinus leucomaenis japonicus
陸封型のみの種で
降海型は、おりません。
静岡県 ・ 富士川から天竜川の間
主 に
中部山岳帯の太平洋側最上流域
及 び
滋賀県 ・ 琵琶湖東岸
に注ぐ諸河川です。
形態的特徴は
背部の白色斑点が
” 無 or 不鮮明 ”
並びに腹部に
” オレンジ色 ”
の斑点があります。
命名は 大島 正満 理学博士です。
=================================================
② ニッコウイワナ
=================================================
学 名 = Salvelinus leucomaenis pluvius
陸封型のみの種で
降海型は、おりません。
神奈川県 ・ 相模川から利根川まで
新潟県 ・ 胎内川、三面川
の ” ニッコウイワナ ” と ” アメマス ” の
混棲境界線から鳥取県までの間
及 び
滋賀県・琵琶湖西岸に注ぐ諸河川です。
形態的特徴は
背部に白色斑点
腹部に ” レモン色 ” 斑点を有し
命名は 大島 正満 理学博士です。
=======================================
③ ゴ ギ
======================================
学 名 = Salvelinus leucomaenis imbrius
陸封型のみの種で
降海型は、おりません。
島根県の斐伊川から高津川まで
岡山県の吉井川から
広島県の太田川を経て
山口県の錦川まで
形態的特徴は
頭頂部から背部にかけて
淡色斑の ” 虫喰い模様、鯖模様 ” が存在し
腹部に ” レモン色 ” の斑点があります。
尚、大 島 正 満 博士 は ” 種 ” と認めず
ニッコウイワナ
に偏しています。
因みに広島県の
天 然 記 念 物
に指定されております。
========================================
④ キ リ ク チ
========================================
学 名 = Salvelinus japonicus Oshima
陸封型のみの種で
降海型は、おりません。
世界最南端に棲息し
過っては
奈良県 ・ 十津川
和歌山県 ・ 日高川、熊野川
に生息していましたが
現在は
奈良県 ・ 十津川最上流部
の1支流2谷となり
他河川においては絶滅したとのことです。
形態的特徴は
腹部に
” オレンジ色 ”
の斑点があります。
因みに奈良県の
天 然 記 念 物
に指定されております。
尚、大 島 正 満 博士 は
ヤマトイワナ
の1亜種と捉えております。
===========================================
⑤ ア メ マ ス
===========================================
学 名 = Salvelinus leucomaenis leucomaenis
降海型をアメマス
陸封型はエゾイワナ
と命名されています。
茨城県・那珂川以北
と
新潟県・胎内川、三面川の
ニッコウイワナとアメマス
の混棲圏以北
及 び
及 び
北海道全域です。
形態的特徴は
全体に ” 白色斑点 ” があります。
=================================================
⑥ オショロコマ
================================================
学 名 = Salvelinus malma malma
陸封型をオショロコマ
降海型はオショロコマスと命名。
北海道内
に限られており
東部 = 知床半島、標津地方
中央部 = 石狩、日高山渓
西部 = 支笏、定山渓地方
及び渡島半島です。
形態的特徴は
体側に ” 赤色斑点 ” があります。
===============================================
⑦ ミヤベイワナ
===============================================
学 名 = Salvelinus malma miyabei
北海道
十勝管内の大雪山国立公園内
道内最高所の湖
標高810mに位置し
カルデラ湖 OR 火山性堰止湖
とも言われている
周囲13.8km、最大深度108m
冬季間は結氷する
” 然 別 湖 ”
のみに生息している
イ ワ ナ
形態的特徴は
体側に ” 赤色斑点 ” があります。
動物学者
大島 正満 博士
は新種としましたが
他の多くの学者は
” オショロコマ ”
の亜種と捉えています。
命名は1938年
大島博士が恩師である
札 幌 農 学 校
( 現在の北海道大学 )
宮部 金吾 博士
の名を学名に冠し
贈呈した由来があります。
又、北海道の
天 然 記 念 物
に指定されております。
以 上 が
” 動物学者 ・ 大島 正満 博士 ”
の学説であります。
尚、九州には
” イ ワ ナ ”
の自然分布圏は存在しません。
====================================================
Ⅴ.日本のイワナの分類
=======================================================
1. 一 種 説
==========================================
1951年
魚類分類学の創始者
田中 茂穂
理学博士は日本の
イ ワ ナ
は
オショロコマ
一種とする説。
=======================================================
2. 五 種 一 亜 種 説
=
=============================================================
1961年、動物学者
大島 正満
理学博士は
オショロコマ ・ ミヤベイワナ ・ アメマス
オショロコマ ・ ミヤベイワナ ・ アメマス
ニッコウイワナ ・ ヤマトイワナ
の五種とし
”キ リ ク チ ”
”キ リ ク チ ”
は
” ヤ マ ト イ ワ ナ ”
の亜種と唱え
” ゴ ギ ”
は種と認めず
” ニッコウイワナ ”
に偏しました。
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3. 二 種 一 亜 種 説
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1967年
霊長類学の創始者
及び
棲み分け理論
で世界的に高名な
文化勲章受章者
今西 錦司
理学博士は日本の
イ ワ ナ
は
アメマス と オショロコマ
斑紋点の無色と有色の二種
ゴ ギ
を一亜種とし
他の有色斑紋点
他の有色斑紋点
ミヤベ ・ ニッコ ウ ・ ヤ マト ・ キリクチ
は アメマス の
地理的に連続的に変化する
” ク ラ イ ン ”
であると唱え
大島 正満 博士
の説を激しく批判しました。
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最後迄ご覧いただき
ありがとうございました。
お気づきの点がございましたら
” コ メ ン ト ”
いただければ幸いです。
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